英訳をお願いします。脚がなくて頭でっかち、やたらと発達した牙のみが目立つこの種の幼虫は、芋虫嫌いの人に根源的な恐怖を呼び起こさせる形態をしています。
英訳をお願いします。脚がなくて頭でっかち、やたらと発達した牙のみが目立つこの種の幼虫は、芋虫嫌いの人に根源的な恐怖を呼び起こさせる形態をしています。 しかし一方で、わざわざ「鉄砲虫」なる相性がつけられていたのは、食用として馴染まれていたからにほかなりません。虫食が盛んとは言えない日本でも、カミキリムシの幼虫はその味の良さから広く食用にされていたようです。木の中にいるため、薪割りの際によく登場し、「労働の駄賃としてのおやつ」みたいな扱いだったと聞きます。 海外でも食用にする地域がいくつもあり、有名どころではオーストラリアの先住民族アボリジニが食用にする芋虫「ウィチェッティグラブ」の多くはこのカミキリムシ類の幼虫だそうです。同じく木の幹に食入するガ「ボクトウガ」と合わせてこのように呼ばれています。