翡翠の着色について 翡翠は着色されている事がよくあるようですが
翡翠の着色について 翡翠は着色されている事がよくあるようですが 画像のようにいろいろな色が混在してザクザク売られている場合、着色されているものとされていないものが混じっている事ってあるのでしょうか? もし混じっているとすると、何色のものだと着色の可能性や無着色の可能性が高いでしょうか? 着色されている翡翠の場合、サンドペーパーである程度削ったら本物の色が出てきますか?
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ベストアンサー
①画像のような翡翠ですが、“綺麗で安い”となると、悩みますよね。 自分が行った広州市のリーワン広場では、“手のひら大の袋”に入ったこのような翡翠ビーズ、数百円から売ってました。 そこで頼ったのは、ここで仕入れしている中国人の友人(卸売商)の目でした。 ・・・結局は、安いモノで、“ナチュラルの袋入り”は、数千円は必要でしたね ※※※この時は2度目でしたから2015年頃の価格。・・・多分1元=15円くらい?の時期です。・・・今調べたら、ナンと1元=20円・・・ですから仮に5千円とすれば、今は6700円(>o<) ※※※全く余分ですが、ナチュラルの丸珠をなぜ探したか:リーワン(茘湾)広場は、殆どが翡翠屋さん。デモ、そうでない専門店も。なので何日いても、飽きない町です(・・・余分ですが、市場まで歩いて5分程の所に、米資本のホリデーイン(広州十甫假日酒店)もあり、快適な滞在が可能な町です[但し市場では英語殆ど通じず、また町では標準語の中国語(普通話)も・・・。使われる言葉は“広東語”。ふらっと入った食堂では困りました(笑)])。・・・閑話休題・・・そしてそんな専門店で、ビカーッと色変わりする“ブルーアンバー”のトッピンを買ったため(まだまだ円高の時代でした)、現地で、ネックレスを作ろうとしたんです。なお丸珠を買った店では、紐通しは無料でやってもらえました。 翡翠を買う際のポイントは、一に“その色の適正価格がいくらか”です。 そんなんで、“安い場合”は大抵、処理モノと考えて間違いナイと思っています(実際上海の外灘[わいたん]で、危うい目に遭いました・・・)。 ②とにかく処理翡翠の原石は、“タダ同然”。 それを断って売れば問題ないです。 でソレを黙って(だからウソはついていないという理屈)、“安い一級品”と思わせて売る、詐欺。 その処理も、㋐有色の(エポキシ)㋑樹脂を充填するだけでなく、もっと酷いのが! それは、前処理として、㋒“漂白”で本来の色を抜いてしまう処理までやっている場合。 ・・・その場合は、石の質がボロボロになっていると・・・(硫酸を使用しますので)。 ③ですから、まだ数を見ていない場合には、アイテムの利用がお勧めです! “チェルシー・カラー・フィルター”や、“ブラックライト(紫外線ライト:アマゾンでは千円くらいで売っています/照射すると処理モノは蛍光反応が)”でチェックするのが、一番手っ取り早いと思います。 ※※※㋐“チェルシー・カラー・フィルター”:多分ここが最安値。なおそれ以外に、ペンライトが必要(100均で)https://alfamirage.shop-pro.jp/?pid=152695982 ㋑ブラックライト:https://www.amazon.co.jp/%E7%B4%AB%E5%A4%96%E7%B7%9A%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88/s?k=%E7%B4%AB%E5%A4%96%E7%B7%9A%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88 ④“処理と未処理を混ぜて売る”場合ですが、売値が数百円~千円くらいでは、採算が合わないと思います。 これが行われるのは、最低でも、数万円クラス以上のモノ。 ですから、“売値”を教えて戴ければ判断が多分つきます。 ⑤そこで着色されるモノのタイプですね。 ㋐多くは、“緑系”。 ㋑最近は、ラベンダーもあります。 昔ははムリと言っていたですが、最近では綺麗な着色物が出回っています。 リーワン広場でのナチュラルですが、殆どなかったンですが、バングル(殆どラベンダーでやや厚め)が200万で売られていた記憶があります。 しかし“処理翡翠”には、樹脂含浸以外にも、脱色が! ですから㋒半透明なビーズは、脱色した上で、無色の含浸処理をし、“氷系”に見せている可能性があります。 ・・・小指大の彫刻モノの氷翡翠で言えば、中国万博の年(1999年)に上海で買ったモノが3万円でした(この頃から、翡翠の価格は暴騰!)。 ですから画像の氷ビーズが数百円なら、疑いはビンゴです! ⑥“サンドペーパーである程度削ったら”というご質問ですが、“着色・含浸”ダケの場合は、その通りです。 つまり表面から数㍉の範囲でエポキシ樹脂が入っていますので、その下の部分は本来の状態でしょう。 しかし“漂白”の場合は、“ボロボロになる”とまで言われていますので、丸珠の中心部まで“強酸”に浸透されて、本来の色を失っているのではないかと、自分は思います。 ⑦なお別に、“直径1cmくらいのビーズで・・・削ってみたら・・・全部アップルグリーンでした”というご質問ですが、“着色なし”だと思います(^^) こんなんでどうですか(^^)/
読み返していて、記憶がショートしていたのを発見(>o<) 数千円で買った㋐“ナチュラルの袋入り”は、プレゼント用につくるブレスの素材でした。 また、ブルーアンバー用のは、“連”としてまとめられていたもので、1万円弱のナチュラルでした。
質問者からのお礼コメント
また時間切れになってしまいました…涙 今回もいろいろ詳しく教えてくださってありがとうございました。 この先も翡翠について知りたい事が出てきたら質問するかもしれません。 その時はまた教えていただけたら嬉しいです!
お礼日時:7/6 22:25