ID非公開さん
2022/6/30 7:40
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be動詞を忘れないために ‣
be動詞を忘れないために ‣ 英語の動詞の中で最も重要でありながら、少し厄介なものに be動詞がありますよね。先ず、be動詞は最初は am、is、areの形で現れ、beの形は 命令形、原形、to不定詞、仮定法でないと 現れないことです。それと、動きを表さなくても なぜ動詞と呼ぶのかなど 疑問を感じる生徒もいるかもしれません。 さて、現代では 英語は全ての日本人にとって初めての外国語であり、半数強の人にとっては唯一の外国語ですが、江戸時代は外国語と言えばオランダ語が主流だったのは みなさんご存知かと思います。 それで、福沢諭吉は江戸時代にオランダ語を学び、明治になって 英語に乗り換えた文化人としても有名ですね。 当時はパソコンやネットはおろか、カセットレコーダーのような音響機器も存在せず、英語を覚えるのにも現代とは比べ物にならないくらい不便な時代でした。さて、それでも、諭吉は英語の前にオランダ語を学んでいて、オランダ語は英語に最も近い言語ということもあって、英語に対する抵抗も少なく、これは 私たちが逆立ちしても享受することのできない大きなアドバンテージだったはずです。そして、最初のうちは オランダ語の知識を駆使したと思われます。例えば、次の英作文です。 「私は今忙しい。」 至極簡単ですが、諭吉なら 一旦オランダ語に訳して、これを英語に直訳する技も使えたはずです。 すると、次のオランダ語の文ができます。 Ik ben nu bezig. これを 英語に直訳してみます。 I'm busy now. そのまま正しい英文になります。 ところが、明治になると オランダ語は急激に下火になり、代わって 英語が最初の外国語として学ばれるようになりました。そうすると、諭吉の技は使えませんので、日本語の文から直接 英語に訳すしかありませんから、次のように be動詞を忘れてしまう人がいるらしいのです。 I busy now. そこで、とある英語塾の元講師が ある方策を思いついたようです。それは 英文を和訳する段階で、“I'm busy now.”なら、「私は今忙しい“です”。」というように、be動詞を必ず訳語に反映させることです。以下、とある英語塾の元講師のサイト(http://makki-english.moo.jp/8beverb2.html )からの引用です。 ‹引用開始› 和訳する時は、be動詞を忘れないように、必ず「です」や「いる」を付けるくせをつけておくと良いです。例えば「私は今忙しい。」は、日本語として正しい文ですが、和訳をする時は「私は今忙しいです。」のように、「です」を入れるくせを付けてください。このようにしておくと、"I busy now."(←間違った英語)のように、be動詞を忘れる間違いが少なくなります。 ‹引用終了› 私は be動詞を忘れるとしたら、日本語の文法さえ、形容詞の連体形と終止形の区別がつかないんだろうし、それに、ここでの「です」の有無は 形体と常体の違いにすぎないと思うんですが、そのサイトの方法は合理的だと思いますか?
ベストアンサー
be動詞は「です」の意味ではないですが、訳すときに「です」をつけるのは間違ってはいません。 SVCを理解したら She is beautiful.もわかりますし、忘れません。 人に教えるなら 私も等号=の意味で、状態を表すと教えますし、「です」の意味とは教えません。 状態という言葉がピンとこない小さな子なら、文法は教えず ボールがひとつなら It is a ball. ボールが2つ以上なら They are balls. と、使い方を教えます。 そして主語の人称と単複の組み合わせを教えます。パターンで覚えるのでbe動詞を「忘れる」という解説が納得できません。 「です」「である」「だ」は断定する時に使うので=の意味で使えます。考えてみればbe動詞が「です」というのも、あながち誤りとも言い難い面はあるかと思います。「である」、「だ」は形容詞に使えないので排除されたのでしょう。
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ID非公開さん
質問者2022/6/30 14:12