画期的で優秀?どう捉えたら良いのかな。
画期的=優秀な珍兵器と取られるのなら「ゲルリッヒ砲」かな。
軽量で小口径にも関わらず、「アハトアハト」並のパンチ力を持った大砲。
砲身の口径が先端に向かって縮んで行き、砲弾にはタングステンのリングがはまっていて、発射するとタングステンのリングが砲身に押されて縮んで行き、その分砲身内の圧力が高くなって発射速度が速くなり、小口径にも関わらずアハトアハト並の破壊力を持った兵器。
画期的で期待された兵器だったが、砲身に掛かる圧力が高過ぎて寿命が短く、更にドイツにとってはタングステンはレアメタルだった為、生産数は少なかった。
今の戦車砲の「APFSDS」弾の元祖かな?