赤い椿白い椿と落ちにけり で、赤い椿と白い椿では対句にならないと先生が言っていました。何故でしょう?
赤い椿白い椿と落ちにけり で、赤い椿と白い椿では対句にならないと先生が言っていました。何故でしょう?
文学、古典・117閲覧・100
ベストアンサー
「赤い椿」と「白い椿」は対になる「語」であっても、対になる「句」ではないからです。 句……文章の中でひとまとまりをなしている、意味を持つことばのひと区切り。また、ことばのひとつづき。(日本国語大辞典) 文章の中でひとまとまりをなしている、意味を持つことばのひと区切り。また、ことばのひとつづき。 もし「赤い椿咲き 白い椿落つ」なら対句といえますが。 たとえば「カレーライス チキンライスと食いにけり」とした場合、「カレーライス」と「チキンライス」が対句だとは思わないでしょう? これがもし「カレーライスは大人に好まれ、チキンライスは子供に好まる」なら対句です。あまり詩的とはいえませんが。 対句であるかどうかを判断するのに、時間などなんの関係もありません。
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