こんにちは。 結婚式の余興でバイオリン 、ビオラ1本ずつで、演奏できる曲を教えてください。 ちなみに40人くらいの小さな会場です。 よろしくお願いします。
こんにちは。 結婚式の余興でバイオリン 、ビオラ1本ずつで、演奏できる曲を教えてください。 ちなみに40人くらいの小さな会場です。 よろしくお願いします。
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2つ方法があります。オリジナルとアレンジです。 その規模であれば、マイクや曲目でなにか工夫が必要と言う事もないと思います。 <オリジナル> オリジナルといってもモチーフが別な曲というのも含んでいます。いずれもきちんとこなすのは上級者でなければ無理だとお考え下さい。適当に弾いてOKなら音大生やアマチュアオーケストラでもトップ経験者のレベルであれば何とか大丈夫でしょう。ただ、失礼を承知で申し上げさせてもらえれば、達者な方はこのような質問をなさることはまずありませんので、技術にご不安があるならオリジナルの演奏は避けた方が良いかもしれません。 ■ハルヴォルセン「ヴァイオリンとヴィオラの為のパッサカリア」 ヘンデルのモチーフを編曲した作品で、劇的な展開があって聴衆を飽きさせません。上手くいけば(お酒の場ということであれば特に)拍手喝さいは間違いありません。その分、それなりに難曲でして、プロでもある程度覚悟が必要です(経験上、ごまかせる部分も多いなとは思いますので、奏者にお酒が入ってもやってしまったりするわけですが…)。変奏曲ですので時間の都合でカットが可能というのも便利です。ヴァイオリンとチェロでも演奏可能でして、アンコールによく使われます。イスラエルフィルのガラ・コンサートでのパールマンとズーカーマンの演奏が荒いしピッチは悪いですがスケールの大きく印象深いため有名です。 ■モーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲」 ト長調K.423 と 変ロ長調K.424 の2曲があります。 結婚式のお祝い事の場として良い曲かとは思いますが、カットがしにくいので時間制限は気にしてくださいね。 ■モーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」変ホ長調 K.364(320d) (1779) のカデンツァ部分 2分程度なので長さも良いかもしれません。 ただ、ご承知の通り、カデンツァに簡単なものは何一つありませんので、それなりの覚悟は必要です。また、曲を知らない方には終りがはっきりしないという点も留意が必要です(どこまで気にするかですが)。 <アレンジ> これは何でもありです。結論は楽譜屋で探していただく、となると思います。 Webでは楽譜まで言及されたものは見つけづらいですから。ただ、以下のような例があります。 「ベートーヴェン『エグモント』序曲 for ヴァイオリンとヴィオラ」 http://www.ne.jp/asahi/ishikawa/music/Arrange-box/Vn.Va-Beethoven-Egmont.html 「ヴァイオリンとヴィオラ(チェロ)のための2重奏曲スメタナ作曲交響詩『モルダウ』」」 http://info-cross.org/detail.php?item=19446 探せばまだまだ出てきそうです。ただやはり実際には豊富な在庫のある楽譜屋か楽譜古書店で探していただくのがよいかとは思います。 えいやで取り出した例ですが、たとえば以下のようなコンサートは日常よく行われていますので、譜面は世の中に星の数ほど転がっているはずです。 「ある小さなコンサートのプログラム」 http://d.hatena.ne.jp/funaki_naoto/20050429#p2 <その他> 既存の譜面でなんとか、ということであれば、単にバッハの2つのヴァイオリンの為の協奏曲をヴィオラでなんとかこなすと言うのは可能だと思います。1,3楽章は若干ヴィオラの音が苦しい部分もありますので、2楽章などは良いのではないですか? その理屈で言えば、私の既存の回答もお役に立つかもしれません。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1123398011 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1126100661 ただ、プロコフィエフはかなり難曲、バルトークもこなせそうに見えて「聞かせる曲」にするのは非常に難しいです。そもそもヴィオラとなりますとさらにハードルが高いでことでしょう(私はヴィオラでプロコやバルトークのこれらの曲を弾いた経験がありません。) お聴きになるかたや結婚されるお二人が楽しむ演奏の場になれば良いとは思いますが、こうして準備して演奏するというお気持ちは確実に皆さんに届いていると思いますので、演奏されるお二人がお好きな曲を気持ちよく弾けるようにすることが肝要ではないかなと、差し出がましいながらも勝手に思っております。いずれにせよ、楽しい演奏になる事をお祈りしております。 以上、お役に立てば。
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