普通です。
夢は脳が記憶を適当に見せているだけで意味はなく、現実や未来に影響を与える事はありません。
深層心理を暗示するという、夢占いの元になったフロイトらの唱えた説も、現代医学では使われていません。
夢は記憶の入った脳細胞が複雑に関係して、偶然その記憶が表に出たに過ぎません。
夢は脳の角回という所で、ドーパミンという脳内物質により見ていて、夢の大半は無防備な睡眠状態から起きた時、なるべく早く動ける様に、緊張を伴う悪夢や思い悩む様な奇妙な夢であると分かってきました。
つまり夢は大抵、悪夢か意味不明という事です。
角回が損傷する、ドーパミンを抑える薬を飲む事で、夢は「見れなく」なります。つまり科学で完全に理解できる現象に過ぎないのです。
ですから嫌な夢なら気にしない、良い夢ならそれを励みに頑張る、意味不明な夢は単純に面白がれば良い、夢はその程度のもの。
眠っている時の脳は、判断力も全くありません。亡くなった家族が生きていたり、夢では子供だったり、明らかにおかしくても、気が付かず進んでいきます。そんな状態の脳の見せたものに惑わされるのは、酔っぱらいの言った事を真剣に受け取るのと同じです。
夢の意味を悩んだり、悪い夢で不安になるのは、とても無意味な事です。
眠った脳が適当に見せた映像に振り回され、現実に全く影響のない夢に無理やり意味を持たせようとせず、起きている時にアタマをしっかり使い、自分の力で現実世界を生きて下さい。
過去と他人は変えられませんが、貴方自身と未来は変えられます。夢ではなく貴方の意思の力で。