昔の「破天荒な信長」「風雲児信長」という「作られたイメージ」だと
チェーザレ・ボルジアという事になるんだろうけど・・・
現実の信長は保守的な部分も強く部下思いな点や婦女子や親族に案外優しかったという現代の研究で変わりつつある信長のイメージで言うとねえ・・・
権威を大切にしたり、実は神社参拝に熱心だったりと保守的な部分や
信長が秀吉の正妻の「おね」に送った心優しい手紙とか、気遣いのある人物だと今ではわかってるからね。
あと昔は「茶器集めを流行らせた」のは「家臣に与える土地は限りがあるが、茶器はいくらでもある」というので意図的に流行らせた「アイディアマン信長」とか言われてましたが、
今では単に信長が本気で茶器集めにハマってたのが理由だとわかってます。
あと、蹴鞠とか和歌など公家文化に凝ったり、普段の移動には輿を使ってたりして「それは今川義元だろ」と言いたくなる事も信長はハマってました。
経済に明るく文化を愛し優しい部分もあり部下に裏切られたというと、すでに名が挙がってるカエサルですが、
さすがにカエサルの方が遥かにスケールが上の人物です。