フライングの場合、偽陰・偽陽性の両方出る場合があります。
検査薬使用のタイミングですが・・
正確な結果をお知りになりたい場合は・・
行為から23日以降の起床直後に再度検査されてみては如何でしょう。
理由として・・
①行為
②受精・・・・行為後72時間(3日)以内
③着床開始・・受精から5~6日
④着床完了・・14日後
⑤妊娠検査薬反応・・・着床完了後
・・・・・になります。
つまりはっきりした判定結果が確認できるのは・・
受精(3日)+着床開始(5~6日)+着床完了(14日後)になりますので、最短で行為から23日目以降になります。
早期検査薬含めて生理予定日からの検査は、あくまでも予定日が前提の為、変動する可能性があります。
結果、一般的な検査と比較した際、どうしても精度が落ちます。
従って、判定の確実性は・・・
行為日からの検査の方が高いとされています。
又、3週間後の検査をよく目にしますが・・
3週間(21日)後の検査は、行為後即受精完了が条件となっています。
しかし、精子は上記記載のように、行為後最長3日間生存可能な為、受精まで3日かかる場合があります。
結果、3週間(21日)後の検査は陰性でも、後日陽性に変わったという現象が見受けられます。
23日後の検査は、受精までの日数最長3日分が含まれている為、取りこぼしがありませんので正確な結果が確認できます。
繰り返しになりますが・・
もし23日以降の検査でないのでしたら・・
最終行為から23日経過後を計算されて検査されてみては如何でしょう。
上述しましたように、2~3日の差で検査結果がガラリと変わる場合があります。
先日もこのコーナーで、3週間後まで3回検査して陰性で、後日陽性に変わった方がおられました。
行為から23日以降の検査結果は、余程の事が無い限り確定になりますので正確な結果が確認できます。
尚、日中の水分摂取及びトイレ回数が多かった場合、hCG濃度(受精卵分泌ホルモン)が薄くなり偽陰性がでる場合がありますので、起床直後の尿での検査をお薦めします。
余談ですが・・
フライングの場合、化学流産によく遭遇します。
結果、知らなくてもよい化学流産を知ってしまう為、精神的に不安定になる人が結構見受けられます。
早く確認したいお気持ちは十分理解できますが・・
極力、フライングは避けられる事をお薦めします。
以上のような説明になりますが何某かの参考になれば幸いです。
妊娠ご希望とお見受けしましたが・・
一刻も早くご希望に叶う結果が出ますようお祈り致しております。