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お庭に咲いたこの花の名前知りたいです。 教えていただけると嬉しいです。 よろしくお願い致します。

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回答(2件)

ドクダミ ドクダミ科 / ドクダミ属 Houttuynia cordata Thunb., 1783 日本中にはびこっていて現代では強害草とさえ言われている存在ですが、本来は有史以前、人手に依り、東南アジアから渡ってきたと知られています。このような有史以前の、帰化植物は史前帰化植物と言います。では何故、人手に依り渡来したのかの理由は何点かあります。まず、東南アジアの原種は正常な遺伝子の2倍体でタネが採れます。然し、国内に蔓延るドクダミは遺伝子に異常があり3倍体と言いまして、タネが出来ないです。その代わりに地下茎でクローンを旺盛に増やしていきますし、2倍体よりも大柄で葉も花も大きいです。地下茎でのクローンだけで増えるので、人里にしかありません。このことからドクダミは薬用、食用として人間の生活に密着していたので、せいぜい里山のあたりにしか自生していなく、人が居ない深山には自生していないのです。タネで増えずに無性繁殖を繰り返しているということは、ドクダミ自体が1500歳以上の年月を生きているのだと思うと、なんだかロマンすら感じます。草丈が40cm 程度なので、放置していても問題ないとも思えますが、増え過ぎて困るのは草丈の低い植物が負けてしまう点です。放置して薬用茶にするか、徹底抗戦し、殲滅を企てるかは土地の持ち主次第ですが、こんなにバイタルなドクダミも大柄な植物たちに覆われてしまうと徐々に消滅していきます。

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