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【線形代数】行列Aを2次の正方行列とし、行列BをB=A^3ー5A+4Eとおく。ここでEは2次の単位行列である。Aの固有値が2とー1の時以下の問いに答えよ。

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この問題を解くためには、行列の対角化と固有値に関する理論を用いることが必要です。 1. P^-1BPが対角行列となることを示す: 行列Aが対角化可能であるためには、Aがn次元で、その固有値に対応するn個の線形独立な固有ベクトルを持つことが必要です。行列Aが2次の正方行列で、固有値が2つ(2と-1)あるという事実から、行列Aは対角化可能です。 対角化すると、A = PDP^-1と表現できます。ここでDは対角行列で、その対角成分はAの固有値です。 行列BはAとE(単位行列)の多項式であり、行列の多項式には次のような性質があります:ある行列MがPMP^-1に相似であるとき、f(M)もPf(M)P^-1に相似です。ここでf(x)は多項式で、f(M)はその行列の多項式です。 この性質により、P^-1BPも対角行列となります。なぜなら、P^-1BPはP^-1(A^3 - 5A + 4E)Pの形であり、これは対角行列Dの多項式(すなわち対角行列)となるからです。 2. |B|の値を求める: 行列B = A^3 - 5A + 4Eと表現できます。行列の固有値の性質から、行列の多項式の固有値は、元の行列の固有値にその多項式を適用したものとなります。したがって、Bの固有値はAの固有値2と-1にそれぞれx^3 - 5x + 4を適用したものとなります。すなわち、固有値は2^3 - 5*2 + 4 = 2と、-1^3 + 5*1 + 4 = 8となります。 行列の行列式(すなわち|B|)はその固有値の積であるため、|B| = 2 * 8 = 16となります。