今のところは子供部屋おじさんコースを選択されてるようなので、学費や家賃など与えられるものを甘受するばかりでなく、自ら断ち切って「イヤでも続けないと生活が成立しない」の状況、言い換えると、人々が就職して給料を得るようになった時のシチュエーションを体験するなりしないと、質問中にあるいくつかの希望条件のどれもが不可に陥りますよ。
同級生の一人は都内国立文4年→卒業と同時にまた入学して理6年(留年)で学部卒、30歳が迫るここまで、バイト歴ゼロ、就活歴ゼロです。
学力偏差値が70ならば、パラサイト偏差値は85はありそうです。
その旧友は親から見放されつつある状況に初めて緊張感を抱くも尚も就職はしようとせず、バイトを平均半年未満で退職しては「子供部屋おじさん権の更新」だけに明け暮れる生活をしていた…という所までは聞き及んでいましたが、以降はみじめさを他人に話せなくなった本人が周囲との関係を断ったことで音沙汰がなくなりました。
生きてはいるだろうと思いますが。
本来は高学歴になったはずが、履歴書にありのままに書き出される内容はさならが「働 き た く な い!!!」との強弁に翻訳されることでしょう。
私は現在は採用する側にいますが、いくら東京大学だろうが学部から学部へ渡り、しかも2度目には卒業に6年も掛かって、且つ卒業後の1,2年以内に就職歴が1度もない人なら書類で落とします。
自身でも気付いているんじゃないかと思いますが、「モラトリアムを満喫したい」という独立した選択肢はおそらくなくて、「モラトリアムを満喫するがために将来を棒に振る」まで示すのが、最短縮形だろうと思います。
同様に、「>大学をやめて働くという考えはなく」ではなくて、その実は「働くという考えがとにかくないから、大学を今から辞めて働き始めるという考えもなければ、卒業後に働く意欲もなくて四面楚歌に陥っている」のが正解でしょう。違いますか?
>経済的に自立
にも、年収300万円もあれば年収1000万円もあります。
300万円あれば他人を頼らなくても食うには困りませんが、それ以上を欲すると底を尽きます。
精神が子供から大人へシフト…をするにはやや遅いので「スイッチ」を意識して下さい。世の多くの人は15, 16歳くらいからは多かれ少なかれ「シフト」を意識しているのではないかと思います。
そのペースで進んで、18歳や22歳までには各々答えを出している、と。
どこに就職しても、面白いと思える業務で満たされているなんてことがないことも分かるでしょうし、それを引き合いに「やりたい仕事とは違った」とやってしまうのは最も典型的な逃げや甘えです。
そこを指摘される子供部屋おじさん応募者は「いや、そうじゃない、つまらない雑用があるのは当然理解してたし、そうじゃなくてゴニョゴニョゴニョゴニョ…」となるのも共通点です。
また、そうした属性の人たちにそうした共通点があることは、旧帝に限らず「中堅高校生」でさえも広く知っている話ですから、ゴニョゴニョやってしまえば、月並な15歳からも嗤われることになる訳ですね。それは情けないし恥ずかしい。
成績には欲目を欠かずに、5年での卒業をとにかく目指して機械的に消化して下さい。それと卒業と同時に就職が決まっていないと、「安定したサラリーマン」の途は閉ざされるので、法律や会計等々のキャリア不問の有資格専門職を目指すのでもなければ、必ず就職して下さい。
新卒採用に限定した募集へ就職して下さい。
高卒大卒の区別も曖昧で、新卒既卒の区別もない所は不可ですよ。それを純粋に希望するならそれでも構わないのですが。