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2023/10/2 0:08

44回答

鍵は「1文字ずらす」というようなものだと習ったのですか、公開鍵暗号方式って公開鍵から秘密鍵を解読、推測できないんですか?

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回答(4件)

鍵は「1文字ずらす」、これはn文字ずらす、と言うのが暗号アルゴリズムで、”1”が鍵に相当します。同じアルゴリズムで、2文字3文字ずらす、というのがありますから。これは、共通鍵暗号に相当しますね。 公開鍵暗号方式、いろいろありますが、「公開鍵から秘密鍵を解読、推測」するのは現実的にはできない、となりますね。

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公開鍵暗号方式 として よく知られている RSA暗号 を例にすると 「公開鍵暗号方式って公開鍵から秘密鍵を解読、推測できないんですか?」 に対しては 推測ではなく、秘密鍵 を知ることはできる。 RSA暗号は 2つの素数の積は容易に計算できるが、それを2つの積に分解、つまり、素因数分解 するのは困難である。 という性質が利用されている。 この場合の 素因数分解は困難 とは、できない ということではなく、時間をかければできる、ということである。 実際に使われている素数は素因数分解するのに宇宙の年齢以上の時間がかかるとされている。 つまり、いまはないが、将来、計算能力の高いコンピュータができれば公開鍵を素因数分解して秘密鍵を求めることができる。

1文字ずらすは、「換字式暗号」の一種ですね。 例えば「シーザー暗号」とか。 ずらした「数」が、暗号する場合、復号する場合の両方で使う「鍵」で、同じ鍵を使うので、「共通鍵暗号方式」です。 鍵は秘密にしないといけないので、「秘密鍵暗号方式」でもあります。 公開鍵暗号方式では、一般的には、公開鍵から秘密鍵を生成はできません。 将来的に、演算能力が飛躍的に向上したコンピュータでも登場すれば別かもしれませんどね。 現実としては、その、演算能力が飛躍的に向上したコンピュータは登場してますが、鍵長を長くすれば致命的でもないとされます。 演算能力が飛躍的に向上したコンピュータは、量子コンピュータ等がありますが、いざ実用化が出来たら出来たで、次の課題が見えてきてるし、ハードルが立ちふさがりで、旧来の暗号がサクサク解読されちゃうなんて事にはなってません。 そういうのは、量子コンピュータが完成する以前、海の物とも山の物ともつかぬだった、ふた昔ほど前のフィクションでのネタでした。

1文字ずらすのは、共通鍵暗号ですね。 公開鍵暗号は、また別物です。 コンピューターは、掛け算は早くできるけど、割り算は遅い。このような数学で逆の演算する時の速度差を使っています。RSAなどは、17乗の計算は早いけど、17乗根の計算は遅いなどの、計算の時間差を使っています。 公開鍵から秘密鍵を計算するのは時間がかかります。RSA2048bitでは、10億円で用意した大量のPCで1年間フルに計算させても秘密鍵を出せません。 それ以上の国家予算レベルで計算すると、秘密鍵を解読できます。