私は、医師になりたいという強い志があるのであれば、挑戦する価値はあると思います。医師は社会にとって重要な役割を担う職業であり、やりがいや充実感も大きいと思います。また、理工学部で学んだ知識やスキルも医学や医療に役立てることができると思います。
ただし、国公立の医学部に編入するには(編入が早いと思います)、かなりの努力と準備が必要です。一般的には、以下のような方法があります。
学士編入:医学部以外の学部を卒業した後、医学部の2年次や3年次に編入する方法です。現在28の国公立大学のほか、いくつかの私立大学で編入試験が実施されています。編入試験では、筆記試験(生命科学、英語、物理、化学、数学など)と面接が行われます。面接では、医師としての資質や将来像を問われることが多いです。編入試験の難易度は高く、競争率も20倍程度のところがあります。編入後は、医学部のカリキュラムに沿って学び、卒業後は国家試験を受けて医師になります。
これは私立に行くことになるのですが提携編入:理工学部と医学部が提携している大学で、理工学部の3年次に医学部の2年次に編入する方法です。現在、早稲田大学と筑波大学がこの制度を実施しています。編入試験では、筆記試験(生命科学、英語、物理、化学、数学など)と面接が行われます。面接では、理工学部で学んだことと医学部で学ぶことの関連性や、医学部を目指す動機などを問われることが多いです。編入後は、医学部のカリキュラムに沿って学び、卒業後は国家試験を受けて医師になります。また、早稲田大学の場合は、医学部を卒業した後に理工学部に戻り、卒業論文を提出して理工学部も卒業することができます。
該当する大学に在籍でしたらメリットが高いです。
これらの方法の中で、理工学部2年生の方が現在から医学部に編入するには、提携編入が最も現実的な選択肢と言えます
。しかし、提携編入は限られた大学でしか実施されておらず、編入試験の難易度も高いです。
個人的に思うのは。サラリーマンになりたくないというのは、医学部を目指す動機としては弱いと思います。医師になるというのは、サラリーマンとは違う種類の責任や苦労が伴う職業です。医師になりたいという強い志や情熱がなければ、医学部に編入することも、医師として働くことも難しいと思います。
医学部を目指すのであれば、自分が本当に医師になりたいのか、どんな医師になりたいのか、どんな医療に貢献したいのか、しっかりと考えることが大切だと思います。
しかし、私や他人がやったほうが良いとかやめたほうが良いと言ってもあなたの人生ですから、やりたいなら精一杯やるほうがいいと思います。