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ID非公開さん
2023/11/13 12:46
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漢文で「潛自語佯聞之曰」の語順が 「無賴子憫甚而潛自語佯聞之曰」 の 「潛自語佯聞之曰」 がどういうことなのか、理解できません。
漢文で「潛自語佯聞之曰」の語順が 「無賴子憫甚而潛自語佯聞之曰」 の 「潛自語佯聞之曰」 がどういうことなのか、理解できません。 「聞くふりをしている」のか、「何を聞いていつわっている」のか、分かりません。 また、「佯語」で「嘘をつく」という意味の熟語があるようですが、ここでは語順が逆で、それじゃないと感じられますが、はっきりとは分かりません。 「夫捽前拉之,索刀急。無賴子憫甚而潛自語佯聞之曰、以刀斷之,尙有餘根,猶可復用。 其如放鼻液執之,則何若爾。倂其根腐脫,將爲用哉。仍呑聲嗚咽。」 文脈は、無頼の者が男根を壁の穴に納めたら、向こうが予想の人妻ではなくて、その夫で、怒った夫に男根を掴まれて、切り落とされそうになったので、脱走する方法を案じているところです。結局、鼻液ですべすべになったので、すっと抜いて逃げることができたという話です。 以下この行(くだり)を全部書き下し文にしてみたものです。 【無頼子憫(うれ)ふること甚だにして、潜かに自らに語り、佯(いつは)って之を聞いて曰く、「刀を以って之を断たば、尚ほ余根(よこん)有り、猶ほ復た用ふる可し。其れ若(も)し鼻液を放って之を執(と)らば、則ち若何(いかん)爾(か)。併(なら)びに其の根腐り抜け、将た用を為さん哉(や)?」と。仍(よ)って声を呑み嗚咽す。】