個人で撮ってる人は仕込みですよ。あれは猫を使った同情ビジネスです。
やりすぎて動物虐待動画と判断されて収益停止されてる人もよくいます。
しかし多くの場合は儲けた後に止められるので、また別アカウントを作って再開というビジネスモデルです。再生単価にもよりますが、通報が遅ければ月数十万は安定して儲けていると考えられます。
某捨て猫YouTuberの地元の獣医師が、頻繁に怪我をしたボロボロの子猫を、カメラで撮りながら持ち込んでくる人がいるということで、呆れ返られていたこともありましたね。
長年獣医やってるけど、野良猫でこんな状態になることは滅多にないのに、あなたは一年で何度も出会うんですね。みたいな皮肉を言われてました。
この人は確か最終的に子猫を死なせて大炎上してました。
他方で、保護猫活動している方々で定期的に里親面会なんかをしているような、ちゃんとしたグループのところは、仕込みということはあり得ません。
そういうところはちゃんとウェブサイトが存在して、保護活動を定期的に公開して、住所や電話番号までしっかり公開しています。
そもそも保護してる猫が多すぎて人手が足りないぐらいなので、保護の瞬間をカメラで回すとか、そんな事をする必要がないですからね。
ただ皮肉なことに、真面目に活動している団体の活動動画は人気がないのが現実です。
保護猫活動は地道ですし、野生動物をネットや檻を使って捕獲するのに近いので、「可哀想な猫ちゃん」で自慰したい人は見ないんですね。
「ボロボロの子猫がこんなに綺麗になりました」というファンタジックなフィクションで心を満たすのがみんな好きなのです。
健康になって良かったね〜とか、いい人に拾われて幸せだね〜、と言いたいんですね。
現実の保護猫活動は、数ヶ月から数年にわたる長いスパンで、地道に人慣れさせてなんとかまともな里親さんを見つけるという作業ですので、マネタイズは見込めません。
今後は、動画をあげている人がちゃんとした保護猫活動団体に所属しているかどうかをチェックして判断すると良いと思います。