ここから本文です

野菜の品種改良ってどうやってやってるんですか? 野菜に限らず果物などもです・・

ya31zukuriさん

2009/8/1321:05:55

野菜の品種改良ってどうやってやってるんですか?
野菜に限らず果物などもです・・

閲覧数:
874
回答数:
2

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

編集あり2009/8/1400:05:10

基本的には交雑育種です。この方法は手間と時間がかかるので、最初に育種目標、たとえば収量が多いとか、病気に強いとか、味がいいとか、こんな品種を作りたいというイメージを固めます。次に、そのような性質を持った母本(親の系統)を確保します。大きな種苗会社は世界中で遺伝資源を収集します。そこまでしないまでも、国や独立行政法人、都道府県の育成した品種や中間母本を入手し、これらについて人間が人工的に交配してやるとか、自然交雑実生(自然に実った種をまいて生えた個体)から選抜したりします。そのためには、それぞれの性質ごとの遺伝様式、つまり「こういう性質は、このような遺伝の仕方をする」ということを把握しておくことが必要です。

なお、果樹やイチゴ、キクなど、栄養繁殖性の植物は、良い系統ができれば、そこでゴールインです。接ぎ木や挿し芽で、無制限に増殖できます。

ややこしいのは種子繁殖性の植物の場合です。まず、固定種ですが、これは、最初に交配してできた系統を自殖、つまり同じ個体の中で受粉させ、形質がばらけた中から目指す形質を持った個体を選び、さらに自殖をさせるということを7年くらい繰り返し、純系にします。これらの作業を「固定」と言います。固定されると自家採種しても形質がバラけなくなります。イネ、ムギ、ダイズなどはこのような作業をします。

また、野菜などの一代雑種は、母方と父方の2系統について、それぞれを固定させます。こうしないと、安定して一代雑種を採種することはできません。場合によっては四元雑種という、両親とも一代雑種という品種もあり、これは、人間に例えると、母親の両親と父親の両親の4系統を固定し、それぞれの雑種第一代を作り、それらをかけあわせて雑種第二代を得て、それを品種として売るということですから、親の系統の維持だけでも大変なことです。よく、「自分で採種した種をまいても栽培できますか」という質問を見受けますが、固定種の場合ならまだしも、一代雑種などを自殖させた品種では、良い種はとれません。というか、育種の仕事を軽んじているような気がします。

なお、果樹では、「枝変り」、いわゆる芽状変異(がじょうへんい)、これは、自然に起きる変異ですが、このうち有用な形質を利用することもあります。

薬品を利用し、倍数性育種をすることもあります。通常は2倍体の個体を「コルヒチン」という薬品で4倍体を作り、そのものを品種に仕上げたり、交配親に用いて3倍体を作ったりします。

放射線育種くらいまでは実際にやっていますが、遺伝子組み換えでできた系統は、開放系での栽培はできませんので、まだ一般的ではありません。

付け足しです。以前おなじようなご質問に回答いたしましたが、chiha様の回答を拝見し、増殖という視点が抜けていたことを痛感しましたので、自分の考えをまとめるという意味を込めて書かせていただきました。かぶせるというつもりではありませんでしたのでお許しください。

この質問は投票によってベストアンサーに選ばれました!

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

編集あり2009/8/1322:38:49

基本的に有望な形質を持つAという品種に掛け合わせたいBという品種を人工授粉させて種子を取り、実生していい結果の物を残していきます

例えば病気に強いAの花の雌しべに、味のいいBの花の花粉をつけて結実させ、それを蒔いて育てて、いいものを残します
果物の場合、固定が難しいので、いいものから枝を取り、実生の丈夫な台木に接ぎ木して増やします

果物には枝変わり(一枝だけ違う味の実がなったりする)があるので、その枝を接ぎ木するのも品種改良ですね

あとはごくごく一部に遺伝子組み換え系の品種改良や、放射線等の強いストレスを与えて、突然変異を狙う事もあります

ですが殆どは、人類が太古の昔からやってきた、人工授粉→良いものを選抜、です

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問や知恵ノートは選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。