信用できるか、という以前に、赤い羽根は「募金」ではないですね・・・立場を悪用し町内会に集めさせる形にして、住民に「町内会の当番」として徴収に回るよう強制したり、断りにくい町内会の集金にすり替えて「目安」額を脅し取る陰湿な強要・恐喝ですから。 ただ、共同募金（少なくとも配分金）は直接共同募金会（社会福祉協議会）の人件費には使ってないはずです。経費を抜いた後、大部分が社会福祉協議会に配分され、社会福祉協議会自身の関連では広報誌の作成（他人から恐喝した金で自分たちの宣伝やる神経はよくわかりませんが）やイベント開催、備品購入などに充てられていますから、天下りというか行政関連団体のための資金集めではありますが。 社会福祉協議会が、共同募金と同様の手口で恐喝している会費（みかじめ料）と混同しているのでは？ こちらは、他の収入と分別していないので、人件費にも使っている、とも言えますね。 天下り団体の日本赤十字社も、市町村・町内会を通して住民からみかじめ料（他の収入と分別しない「社費」）を恐喝していますが、こちらは役員の給与にもなっている、と言えるかもしれません。 追記 すいません、わかりにくい表現になってしまいましたが、共同募金で集めた金、実際には「人件費」にも使われています。共同募金会が抜く「経費」に人件費も入っていますので。 今日、町内会の回覧に共同募金会が作成した「共同募金ボランティア（町内会の当番として共同募金の徴収に強制動員される班長）」向けの文書が入っていましたが、その中でも募金として集めた金の一部を「共同募金会職員」の人件費に使っていることが明記されていました。もっとも、「地方公務員水準より低く設定」しているとする人件費の明細が不明なので、「役員の給与」がどれだけかはわかりません（さすがに25%にはいかないでしょうけどね）。 大阪府共同募金会の例では、昨年度「本会の人件費、事務費等の運営費に充当」した分として2267万円程度を計上しているようです。 http://www.akaihane-osaka.or.jp/aramasi/keihi00.htm それにしても、住民に対して紙切れ一枚で自分たちのための（給料も含めた）資金集めに回るよう無理やり強制できるんですから、共同募金会・社会福祉協議会や日本赤十字社って「えらい」組織ですよねぇ。こんな人たちが「福祉」だの「人道」だのと喚いているのを見ると、悲しくなりますが。 今年も今週末や来週あたり、全国で強制的に徴収させられ、また徴収される赤い羽根の被害者がたくさん出るのでしょう・・・ 本来なら「自ら協力を呼びかけ、賛同を得られる範囲で自由に協力してもらう」べき募金を、「断りにくい町内会の集金にすり替えて無理やり強制する」共同募金の手口は各地で問題になってきましたが、もういい加減こんな断りにくい弱みにつけ込む卑劣なやり方は、やめてほしいものです。「福祉」団体を自称するのなら、最低限「やってはいけない」ことだと思うのですがね・・・