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「日本」というのは、「にほん」か「にっぽん」のどちらが正しいのですか? も...

udo********さん

2009/11/1623:04:27

「日本」というのは、「にほん」か「にっぽん」のどちらが正しいのですか?

もし、どちらでもいいのならば、正式な場で使われるのはどちらなのか教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

nul********さん

2009/11/1722:54:29

「にほん」か「にっぽん」か、国号の読み方は決まっていません。
昭和初期に臨時国語審議会が「にっぽん」に統一することを決めましたが、内閣も国会でも採択していません。

参考情報
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『言葉に関する問答集・総集編』(文化庁編、大蔵省印刷局)

問:「日本」の発音は<ニホン>がいいか<ニッポン>がいいか。また、国号としては、国がどちらに決めた事実はあるか。

答:「日本」の発音が「ニホン」か「ニッポン」かは、戦前からしばしば論議されていたことであるが、結論から先に言えば、どちらか一方に統一することは不可能で、今のところ、どちらに発音してもいいということになる。
また、国号としての「日本」の読み方を国家的に決めたことは、まだ一度もない。昭和九年(三月十九日)に臨時国語審議会で国号呼称統一案を審議し、「ニッポン」とすることを決議したが、これは政府で採択するまでには至らなかった。その後戦前の帝国議会、戦後の国会を通じて、何回か国号呼称の統一が問題になったが、そのたびに政府側の答弁は、にわかにどちらかに決めることは困難であるという点で一貫している。また、日本放送協会の放送用語委員会では、すでに昭和九年に国号としては「ニッポン」を第一の読み方とし、「ニホン」を第二の読み方とすることを暫定的に決め、昭和二十六年の同委員会で、正式の国号として使う場合は「ニッポン」、その他の場合は「ニホン」と言ってもよいという決定をしている。しかし今日の実際の放送では、場合と人によって、国号を「ニホン」というアナウンサーもいないわけではない。また教科書では、散文では原則的に「ニッポン」とし、韻文では音律の関係で「ニッポン」と「ニホン」を自由に使い分けている。これらの実情から見て、現段階で、いずれか一方に統一することには無理があると考えられる。
それでは、なぜ「ニホン」「ニッポン」と二通りの発音が存在するのか。これについては幾つかの学説があるが、まだ定説というべきものはない。
国号としての「日本」の読み方のほかに、「日本」を含む複合語あるいは複合的固有名詞の読み方も問題になる。日本放送協会の放送用語委員会で決定している語例を参考のために掲げておこう。
〔「ニッポン」と読む例〕
日本放送協会、日本一、日本海溝、日本国、日本国民、日本社会党、日本橋(大阪)
〔「ニホン」と読む例〕
日本海、日本画、日本髪、日本共産党、日本三景、日本紙、日本酒、日本大学、日本刀、日本脳炎、日本橋(東京)、日本間、日本料理
〔「ニッポン」「ニホン」両方を認める例〕
日本人、日本語、日本銀行(ただし、日本銀行の行員が使う発音は「ニホン」であるが、紙幣の裏に印刷してあるのは、Nippon Ginko である。)
以上は、日本放送協会の決定事項であるが、社会的に通用しているのは、必ずしもこのとおりでないとはもちろんである。
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ちなみに日本国政府は「にっぽん」を使用しています。その経緯は下記。
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朝日新聞(東京本社版)、昭和45年(1970年) 7月14日 夕刊 第2社会面

ツルの一声で「ニッポン」
総理がニッポン・ニホン論争に軍配

わが国の呼び方は「ニッポン」か「ニホン」か――をめぐって一四日の閣議はにぎやかな論争を展開した。郵政省がその日配った万国博の記念切手に「NIPPON」とあったことがそのきっかけ。閣僚の中にも両論あり、最後に佐藤首相が「自分も意識的にニッポンを使っている。それが公式の定着した表現ではないか」と発言、「ニホン」でも間違いではないが政府としては一応「ニッポン」を使うことになった。
閣僚の話を総合すると、閣議ではまず中曽根防衛庁長官が「憲法はニッポン国憲法と呼ぶんだったかなあ」と言い出したところ、「いや、ニホン国憲法ではないか」と反論する閣僚もあって、やりとりがはじまった。「お札はNIPPON GINKOだ」「郵便切手にはいつもNIPPONを使っている」などの発言もあり、最後に首相が「万歳ひとつするにも、やはりニッポン国民万歳でなければ……」と締めくくって「ニッポン」論に軍配をあげたもの。
このわが国の呼称問題は、内閣法制局の話によると、新憲法制定のさいにも国会で論議になったといわれ、当時の金森徳次郎国務相は「どちらとも決っていない。それぞれ慣習的に使い分けている」と答弁した。政府でもこれを検討するため、三十六年七月、総理府に公式制度連絡調査会を設けたが、結論は出ていなかった。
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★追記
情報源は朝日新聞と明記済みです。
『NHK言葉のハンドブック』では、日銀はニホンを第1、ニッポンを第2としています。
全国の日銀窓口の電話応対は両者半々です。
http://www.ytv.co.jp/announce/kotoba/back/2001-2100/2076.html#1

質問した人からのコメント

2009/11/23 19:00:19

降参 ありがとうございました。
詳しい説明や具体例が挙げられていてすごく分かりやすかったです。

ベストアンサー以外の回答

1〜3件/3件中

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編集あり2009/11/1808:24:15

いちおう昭和9年(1934年)に「にっぽん」に統一することになったのですが、結局実効がなく両立のまま現在に至っています。
現在では公式に「日本」の読みは定められていないことになっています。

歴史的に見ると、中国古代王朝から「倭国」と呼ばれていた日本は、こちらが太陽の出る国であると主張し、「日本(ひのもと)(やまと)」の国と名乗りました。
「日本」は呉音では「にぇぽん」、漢音では「じっぽん」と発音したようで、これが元となって西洋で「JAPAN」という国名になったといわれています。

やがて平安時代に言語や発音の変遷に伴ってP音がF音に変わり「にふぉん」のような発音になり、さらに時代が下ってF音がH音に変化して江戸時代に「にほん」という発音が定着したとされています。
また、かな文字が発達した平安期、当時のかな表記には「っ」などの促音や濁点・半濁点などの区別がなかったため、「にっぽん」と書くところを「にほん」と表記したことが起源である・・・とする説もあります。
いずれにしても起源の呼び名は「にっぽん」といえるでしょう。

den********さん

編集あり2009/11/1623:34:31

本来は「にっぽん」と言われてきました。
その後「にほん」とも言われるようになり「にほん」も定着しました。
どちらかが誤りということはなく、どちらも正しいとされています。
紙幣には日本銀行のローマ字はNIPPON GINKOとなっています。
正式な場がどういう場を言うかにもよりますが
漢字ではなくローマ字で書かれる場合NIPPONが多いようですよ。

現在日本国内で日本人同士の会話などでは「にほん」と
言われることの方が多い気もしますが、
海外ではNIHONよりはNIPPONが知られており
ジャパニーズの蔑称にジャップがありますが
日本人がジャップと言われる時代ニップと言われることもありました。

tom********さん

2009/11/1623:14:56

聖徳太子が隋に送った国書に「日出処天子」と記したのと同じ発想から「日本」を正式の国号としたのは大化頃からと思われ,「やまと」「ひのもと」などと読まれていたが,奈良・平安時代になると音読されることが多くなり,「にほん」「にっぽん」の両様の発音が行われた。昭和初期,「にっぽん」に統一しようとする動きがあったが,法的に制定されることなく現在に至っている。>大辞林により。
どちらでも正しいですよ。正式な場合では「にっぽん」のほうが使われていると思います。

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