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ABC(活動基準原価計算)と伝統的原価計算とを比較したとき、伝統的原価計算の...

san********さん

2009/12/1708:56:04

ABC(活動基準原価計算)と伝統的原価計算とを比較したとき、伝統的原価計算の問題点というかデメリットとかを教えてください。できればいくつかあげていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

sb1********さん

2009/12/1716:21:51

ABC→ABMを行っているという前提で

①大量生産品に多くの製造間接費を肩代わりさせる為、現実には少量生産品に多くの製造支援コストが発生しているという事実を反映できない。

②伝統的な計算では、長期的には段階的に変動する費用であっても、操業度との関係で固定費、すなわち埋没原価と位置づけられてしまう事がある。その為、受注の可否や価格決定などの意思決定に誤った情報を提供してしまう可能性がある。

③伝統的配賦システムでは生産者が製品を効率的な分業体制を築きあげられるために設定した組織であり、非付加価値活動(排除しても顧客満足の低下がない活動)の削減を行う事はできない。
すなわち、伝統的原価計算では、顧客視点に立ち業務プロセスを抜本的に改革する事でコストを削減する事ができない。

こんな所だとおもいます。

補足をつけときます。質問者さんがどの程度知ってる方かわからないので崩してかいときますね。

【伝統的原価計算】
各補助部門にある間接費(部門個別費・部門共通費)→それぞれの基準により配賦→製造部門→操業度によ配賦→製品

下流のこの操業度で配賦しているのが問題。間接費として集約されているけど、原価を増減させる要因は違いますよね。
しかし、伝統的計算(以下伝)では部門に集約したものを一括して操業度で配賦する。簡単な例を

材料の発注を製品Aと製品Bでそれぞれ、一回ずつ行う。この発注にかかる費用が同じであれば当然1:1で配賦すべきですよね。しかし、伝では製品に対して最終的には操業度で配賦。もしAとBの操業度が100Hと1Hであると製品に対する負担は100:1になる。大量生産品が間接費を大きく負担してますよね。

なので、間接費を活動という形で集約。活動事のコストドライバー(原価の発生額を変化させる要因のこと)で配賦。

【ABC】
間接費→資源ドライバーで配賦→活動A→活動ドライバーで配賦→製品

先の発注の例でいくと、発注にFAXを使ってるとして
会計上の原価に消耗品・通信費があります。これを発注に使ったものに配賦。活動から、発注回数や注文書枚数等のコストドライバーにより製品に配賦。

これで、製品ごとの正確なP/Lができます。この正確性が①
活動という観点から、固・変分類がかわる→意思決定に影響を与える情報の正確性が②

今までの伝は原価維持、すなわち決まった製品・サービスを目標原価に引き下げる活動だったのが、
顧客から見て活動が価値・非価値という考え方をすれば、又、活動という観点から集約する事で、伝ではこれ以上削減できないものや、削減する必要がなかったものも、縮小・排除してより効率的になる。

こんな感じですかね。

質問した人からのコメント

2009/12/18 05:21:10

降参 二方とも丁寧な回答ありがとうございます。とても参考になりました。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

skd********さん

2009/12/1716:26:58

ABCと伝統的原価計算を比較したときに、相違が出るのは『間接費の配賦』という点においてです。

今日の企業環境は刻々と変化しています。そして、企業環境の変化は(特に、多品種少量生産への移行やFA化)生産量と関係性の低い生産支援活動(段取りやマテハン)に関する間接費の増大につながることとなりました。
ここに、伝統的原価計算による配賦法を適用すると、発生した間接費は従来の少品種多量生産を前提とした操業度基準(直接作業時間や機械作業時間など)により、製品へ賦課されることになります。
その結果、製品間で原価の内部相互補助が生じ、歪んだ製品原価が算定されることとなります。(つまり、実際に間接費を配賦すべき製品に正しく配賦されなかったり、逆に必要ない製品に間接費が賦課されたりしてしまう)

そこで、ABCを用いることにより正確な間接費の配賦と、それに伴う原価計算が行われるようになったといえます。

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