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内視鏡のPEDとMEDの違いを教えてください。

over_mc_simpleさん

2010/4/923:18:49

内視鏡のPEDとMEDの違いを教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

kyusanhikaruさん

2010/4/1310:03:12

椎間板ヘルニアの手術方法としてPEDとMEDがあります。ご存じのように椎間板ヘルニアとは、背骨の椎間板が飛び出して神経を圧迫し、激しい痛み(腰痛)が出現する疾患です。色々な治療法がありますが、完治させるには手術しかないと言われています。その手術方法であるPEDとMEDの違いについて説明します。

PEDとは経皮的内視鏡ヘルニア摘出手術、MEDは内視鏡下椎間板摘出術といいます。

①傷口(PED:約6mm、バンドエイドで可能 MED: 2~3cm 傷面積はPEDはMEDの1/4程度)
②麻酔(PED:局所麻酔と静脈鎮静麻酔 MED:全身気管内挿管麻酔)
③出血(PED:数ml MED:約100ml)
④手術時間(PED:1時間程度 MED:1時間程度)
⑤切除範囲(PED:ヘルニア以外ほとんど切除はなし MED:筋・椎弓骨・黄靭帯を切除)
⑥入院期間(PED:1日のみ、翌日退院 MED:1~2週間入院)
⑦術後安静(PED:2時間後には歩行可能 MED:翌日に起立開始)
⑧食事開始(PED:当日夕食より開始 MED:翌日より流動食開始)
⑨成績(PED:成功率約90% MED:成功率約85%)
⑩後遺症(PED:しびれが時に残ることもある MED:10%程度に疼痛残存しやすい)
⑪適応(PED:巨大ヘルニアも可。但し上下移動1cm以下がよい適応 MED:骨棘や狭窄症合併の場合や上下移動 1cm以上が適応)
⑫再発・再手術(PED:再発2%・再手術例3% MED:再発8~10%・再手術7~15%)

PEDは傷口は小さくなったことで、非常に狭い所に入ってヘルニアをとったり局所麻酔で行う事ができるので、入院がMEDの1週間に比較して翌日退院が可能となります。また痛みが少なくて社会復帰が早く可能となり、休みが取れにくい社会人の方にも非常にうれしい手術法になります。しかし非常に技術を要する手術法なので、施設を選択する際には、十分に慎重になる必要があるかと思います。また最先端の治療法ということで、保険適応がなく、自費診療になります(完全自己負担)になります。民間の入院保険は使えると思います。

現在、日本で安心して受診できる施設と医師としては
・帝京大学医学部付属溝口病院(出沢明先生)
・あいち腰痛オペセンター(伊藤不二夫先生、出沢先生も共同で行います)
が、お勧めです。
これらの施設と先生なら安心して任せられると思います。

質問した人からのコメント

2010/4/15 10:23:33

詳しい説明ありがとうございました。
なかなか調べてもわからなかったらしく私に質問を依頼した知人はとても感謝していました。

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