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成田空港はパイロット泣かせだと聞いたんですが、どんな意味でパイロット泣かせな...

yos********さん

2010/6/622:38:24

成田空港はパイロット泣かせだと聞いたんですが、どんな意味でパイロット泣かせなんですか?羽田と成田とは国内 国際線でどのように違うんですか?

補足詳しく教えてください。ヨロシクお願いします。

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ID非公開さん

2010/6/708:04:14

他の方も書かれていますが、成田空港の問題は「低層乱気流:LLWS(Low Level Wind Shear)」と「頻繁な使用滑走路(方向)の変更です(羽田でもハンガーが出来てからLLWSが発生する様になりましたが、成田ほどでは有りません)。

成田のLLWSについては、開港当初は周囲に高い建物が殆ど無く、乱気流も余り発生しませんでしたが、ターミナルビルディングや貨物上屋ならびにハンガーおよび空港周辺のホテル等の高い建築物が随分と増え、一種の「ビル風」の様な効果が発生しています。

風向としては、当初は南風成分の時からでしたが、現在では北風成分の時でも発生します。

離陸は速度を増して行くのみですから、機体が揺れるだけで余り手間は掛かりませんが、着陸については速度を減らして行くものですから、一苦労です。

通常、風が強い場合には、その時の重量に見合った進入速度(Vref:Vsの1.07)に10ノット程度を足して進入するのですが(結果、重量や機種にもよりますが、失速速度に対して15~20ノット程の余裕が出ます)、成田でLLWSが発生している時には+-15~+-20ノットもの瞬間的な風速変化が発生します。

その様な時には、到着の可なり前から地上に居る運航管理者から状況がACARS(DATALINK)で伝えられますので、Vrefに15ノットほど足して進入します(20ノットも足すと、着陸が難しくなります)。

速度に余裕を持って進入していても、進入中に機体に装備されているWind Shear Warning Systemが警報を出すと(風速変化が+-15ノットに達すると作動)、その時の位置にもよりますが、原則としてMissed Approach(Go Around)をします(RWY内や直前であって、「このまま行ける」と思えば、そのまま着陸します)。

過去の事例では、昨年のフェデックス機の事故が有名ですが、その他でも接地した後に強いLLWSに遭遇し、通常は外側のエンジンがRWYにこするところ、内側のエンジンが接地したことも有ると聞いています(不思議です)。

Wind Shear Warning Systemの件を考えなければ、成田のA RWYは長いので(16の着陸であれば4000m、34での着陸では3500m)、Vrefに20ノットほど足して進入した結果、多少接地点が伸びても十分、安全に止まることが出来ます。

ただ、LLWSが発生する他の空港でも同様ですが(八丈島や対馬での乱気流は成田の比では無いそうですし、八丈島なんかでは、機体が下にド~ンッと落とされて、RWYが上に見えるとのこと)、前以て状況を把握していると心の準備が出来ますから良いのですが、何も情報が無い時に遭遇すると大変です。

また、日本の航空会社の国際線の場合には、到着時の残燃料が多いので、1度はMissed Approachしても再度のApproachを試みることも出来ますが、欧米系(特にアメリカ)の航空会社の場合には余り燃料を残していませんので、ATC(APP)から“Wind Shear +-15 to 20knot”と聞いただけでApproachせずに、そのままHNDやNGO等にDiversionする飛行機が多いですね(日本の航空会社にとっては成田はHome Baseであり、LLWSにも慣れています)。

別の問題としては“(長時間に亘る)ATC HOLD”で、これから夏場になると風向がフラフラと定まらず、南風になったり北風になったり、再び南風になったりしますが、具合が悪いことに、到着便の多い時間帯にそれが起こります(酷い場合には、30分間隔くらいで使用滑走路が変わります)。

RWY34L/Rに向けて並べた到着機の行列を、風向変化に応じてRWY16R/Lに誘導し直すことになるのですが、これが発生すると30分ほど余分に滞空時間が増えることになり、残燃料の少ない飛行機は“Emergency”を宣言して優先的に着陸させて貰うか、他空港へDiversionするに至ります(何処にDiversionするのかは、機長の希望を聞いてはくれますが、駐機場のキャパシティーの制約で、最終的にはATCが決定します)。

質問した人からのコメント

2010/6/7 08:29:16

詳しく教えて頂きありがとうございます。助かりましたし勉強になりました。

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cfi********さん

編集あり2010/6/701:07:33

成田空港に着陸させてもらえるほどの経歴は無いのですが。。。。

私も気流が悪いのと思います。成田空港に帰って来る飛行機で、ちょっと悪天候な時には風向きが悪くなるんだなぁっと言うイメージが有ります。 統計を見たわけじゃ無いのですが、ちょっと天候が崩れると、横風が吹き付ける地域です。滑走路の横にある吹流しを見ていると、天候が悪い時は、ほとんど真横からの風で15Kts以上吹いている場合がよくあるんです。次回、成田に行く時があれば、滑走路の横に有る吹流しを見て下さい。 天候が良ければ、風は余り無いのですが、ちょっとでも雨が降る時は、吹流しの向きが横向きの時が多いですよ。

また、成田空港に離着陸する航空機用に気象情報を放送しています。 ATISって言う放送なんですけど、この中で色んな情報が含まれて居ます。 雨が降る様な時では、ウインド・シェア(Wind Shear)が有ったと言う報告が多く含まれて居ます。 このウインドシェアが着陸寸前に有ると、去年に有った下記の、着陸失敗・爆発炎上事故につながる可能性が高くなります。

成田空港のちょっと北側に、小型機用の大利根飛行場と言う場所に言った事が有るのですが、数分で風向きと風力がビックリするほど大きく変わる事がありました。 何の予告も無く、急に15ノットぐらいの横風が吹き出したんです。 この時は下で、友達が飛行してるのを見ていたんですが。地元の操縦士でも大変そうでした。 こりゃ、日本って大変だよ、と思いましたね。

飛行機にとって、横風は凄く厄介な物です。 100%風に乗って飛行するので、横風が有ると飛行機も同じ様に流されます。この修正が結構面倒なんですよね。流されずに、指定コースを真っ直ぐ飛ぶなら簡単なんですが、接地(着陸)となると別問題。横風に対応するには、頭を風上に向けてやる必要があります。 でも着陸する時は、接地(着陸)する寸前に機首を滑走路と平行にしてやらないと、物凄く変な衝撃と、乗客に不快感を与えます。しかも濡れていると、滑りやすい。 それでも、多くの場合はそんな横風を感じさせません。

ここらは、勝てない、、、と思うほどパイロットの技術が高いですね。 逆に言えばそれほど、着陸が難しい空港と思います。離陸に関しては、速度をちょっと早くすればいい程度なんで、そんなに難しくは無いでしょう。

後は、反対派の影響で長い滑走路が作れない事でしょう。 長い滑走路だと、多少の失敗でも長い滑走路を利用して修正が出来ますが、成田ではそれが難しいですね。 ただ単に長ければ良いという訳では無く、着陸に対して使える長さが長くないと駄目なんです。 あと、あれ位の長距離路線が飛ぶ空港では横風用の滑走路が無いのが厳しいですね。理由は上に書いた様にです。 横風用が有ると、横風が吹いても緩和されるので、操縦士は楽です。

中心空港として栄えるには、ハの字や十字に滑走路が無いのは厳しいですね。特に成田みたいな風向きが不安定な所では。

反対派の行動で、滑走路を作らせない(横風用)、延長させない、飛行コースに邪魔な物を作ると、彼らの行動は、確実に影響を及ぼしていると思いますし、これがパイロット泣かせになってる原因のひとつです。歴史的に色々と有るので彼らの行動を批判するのは間違いですが、そこら辺は政治的にも解決しないと駄目な所と思います。 これを解決しないと、成田の将来は明るく無いでしょうね。

国際線・国内線の差は有りませんよ。 離陸時に多くの燃料を搭載する必要が有るので、離陸距離が伸びたり、上昇角度が小さくなる程度でしょう。 あと、どうしても違いを言えというなら、管制官は国家公務員で日本人ですよね。 その為、どうしても発音に日本語の影響を強く受けています。 慣れないと、何を言っているのかサッパリ分らない場合があります。 私も日本人で日本語の影響は凄く強いのですが、初めて日本人管制官の英語を聞いたときは、ビックリしました。と言うか、なにかは恥ずかしいぐらいでした。それぐらい、発音が違います。 今は馴れたので、余り苦に無く聞けますが、始めは驚いた。

たまに、発声に起伏の無い管制官が居るのですが、そうなると外国人には理解が厳しいですね。発音が悪くても、キビキビとした発音なら、通じやすいのですがね。それが国際線での違いかと。


羽田空港との違いが有りましたね。 パイロット泣かせと言う意味では、羽田は横風用に滑走路があるので、まだマシかと思います。ただ風向きが反対になると、都心の上を飛行できないので、操縦が面倒と思います。 技術的にはそんなに難しくは無い。着陸寸前に大きく迂回する必要が有るので、面倒かと思います。 まあ面倒なだけで、パイロット泣かせとは思いません。 しいて言えるなら、運行回数多く密度が高いので、そちらかも。 都心に有る空港と言う意味で、滑走路が長くない。 長いのは長いけど、余裕が無い事かな。

kat********さん

2010/6/700:20:57

一番は気流が悪いという事です。日本でも気流の悪い空港で有名です(仙台空港等も気流が悪い空港の一つです)。また着陸時には早めに車輪を下さないといけない空港なので(落下物を最小限にする為、太平洋上で車輪を出す)、燃費にも優しくない空港です。
羽田は内海の空港なので、気流は比較的良いようです。問題は進入ルートが限られている点でしょうか?都心上空からの進入が出来ない空港ですから(何かあったら被害が甚大になってしまうので、東京湾から進入しています)。

maz********さん

2010/6/623:34:31

国内線の国際線の違いというより、成田はけっこう気流が悪いんだそうです。
この前も、フェデックスの貨物機が墜落しましたよね?

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