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備前国住長船祐定について

ren********さん

2010/11/119:49:40

備前国住長船祐定について

義父が集めていた日本刀の中に表題のものがあるのですが、祐定は10人以上いて下は価値はピンキリとのことですが、何か見分ける方法はあるのでしょうか?? 銘の裏(??) 天正八年二月日となっています。 素人でもわかる見分け方があれば教えてください。よろしくお願いします。

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nag********さん

編集あり2010/11/212:24:58

祐定の人数は人によっては60人とも100人以上とも言われます。

そのうちの「どの祐定か?」を見分ける方法というのなら素人には不可能です。専門家でも難しいです。日刀保の審査に出せば「祐定かどうか?」は判定してくれますが、証書を見ればわかるとおり、どの祐定かまでは書いてくれません。

ちなみに「備前長船」と「祐定」の間に俗名入りが一般的には価値が高いのですが、俗名入りではないようですね。
例として私の持っているのは「備前国住長船与三左衛門尉祐定」の未鑑定品ですけど、知り合いの刀屋には「本物でも50万円」と言われました。ただの祐定の買取ならもっと安いのは間違いないです。

今は刀の値段がとても下がっていますから刀剣要覧の評価は0が一つ多いです。

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編集あり2010/11/311:33:42

備前国住長船祐定は「応永」頃の祐定から30余名の祐定があり、末備前国長船鍛冶の一大ブランドです。
著名なのは「彦兵衛祐定」「与三左衛門尉祐定」「次郎九郎祐定」「源兵衛祐定」などです。
中でも与三左衛門尉祐定は第一級の刀匠ですが、銘の切り方から馬与、一与、点与、角与の別があり、四人別説もあります。

祐定は刀工集団の長で、弟子たちの手による「工房作品」として盛んに数打物とよばれる大量生産品の祐定が作られておりました。消耗品でしたが、それでもかなりの数が残っていますので、現存する末古刀、備前国住長船祐定は殆どこの頃の物です。
新刀期にも「祐定」と銘する鍛冶は30名近くおりますが、二三を除き、名人上手といわれる鍛冶はありません。

天正頃の「祐定」としては「新十郎」「彦左衛門」「七郎衛門尉」あたりとなりますが、注文作、本人の入念作は「長銘」となるものや「年紀」の入った物が特徴です。」備前国長船住新十郎祐定作之」とか「備前国長船住七郎衛門尉祐定作」のようになります。「備前国住長船祐定」のように短い銘の物に入念作は少ないです。
天正八年二月日の製作年紀が入っているのは入念作の特徴ではありますが、追銘(後銘)の場合もありますので注意が必要です。表の銘の鏨底の(鏨で切られた銘の文字)錆びの色を比べてみてください。違う場合は後で入れられた可能性もあります。
細かい刀の特徴は文字で説明しても良くお分かりにならないと思いますが、良作は肌が良く詰んだ杢目肌で「匂本位の互目に丁子の足が入ったり、皆焼風の物もみられ、華やかな感じがします。数打ちは、単純な直刃や刀身と調和のとれていない面白みの無い互目刃紋の作が多く、肌も際立たず一見して寂しい出来です。

因みに、天正頃の「新十郎」「彦左衛門」「七郎衛門尉」祐定の入念作で上作なら名鑑の評価では300万円~400万円です。

尚、銘の裏(??) で合ってますよ。裏銘とか裏年紀、年紀銘と呼びます。天正八年は西暦1601年です。

与三左衛門尉祐定が50万円とのお話がございますが、私の名鑑評価では600万円となっております。無論、新藤国義のお答えでも書きましたように名鑑評価と一般流通価格には開きがあり、全面的に信用するものではなく目安です。
個々の刀の状態によって異なりますし、私が参考としておりますものは昭和50年代のもので、今に比べればかなり抑えた価格評価の物です(同じ頃のもので一千万との評価の物もあります。)30年余の私の経験から、バブルで高騰した価格が破綻した後の一般流通価格と感覚的に近いと思いご紹介しております。最近は更に数百万クラスの刀の売れ足が遠のき、かなり下がって来ていると聞いております。が、博物館、美術館の所蔵も多く、重刀指定も数ある与三左衛門尉祐定です。昨年、私の地方の中心都市の著名な刀剣店で「備前長船与三左衛門尉祐定」が販売されておりましたが550万円でした。結構な物でしたが手も足も出ませんでした。(「長船五郎左衛門清光」もありましたが、私の名鑑では450万ですが、販売価格も450万円でした。)
ただ、業者に売る場合は違います。新藤国義の時のお答えの様に、馴染みで、特別懇意でなければ流通価格の良くて半額、標準は3割程度です。これは刀に限らず「値があって無いとされる骨董美術品」の宿命です。

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