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しんにょうについて質問です。 例えば「返」このしんにょうは点一つじゃないです...

zephyr_zrx_400_dai0628さん

2011/2/921:55:40

しんにょうについて質問です。

例えば「返」このしんにょうは点一つじゃないですか?

でもたまにパソコンなどで打たれたしんにょうだと点が二つあるやつあるじゃないですか?

書くぶんには点一つでもいいですよね?

点二つのしんにょうは何かの筆記体かなんかですよね?

わかりずらい文章すいません…

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ベストアンサーに選ばれた回答

fontomanieさん

編集あり2011/2/1004:45:19

当用漢字が要らないことをしたばかりに二種類になったのですが、
JIS1978→JIS1983で勝手な変更が行われ、JIS1983→JIS2004で元に戻される、
といったばかげたことの結果、むちゃくちゃの状態が現出されました。
過去の回答に若干の補正を加え、引いておきます。
* 別IDの回答も御参照ください。


1.当初シンニョウの字体はすべて同じで、明朝活字体は



であり、手書きではふつう二画目の[ヽ]が三画目の[フ]とつながって[ろ]のように書かれていた。
つながっていても二画に分け、全体を4画に数えた。
台湾では今も同じ。
http://www.edu.tw/files/site_content/M0001/bishuen/p179a.htm?open
http://stroke-order.learningweb.moe.edu.tw/characterQueryResult.do?...
下段[→|](逐筆播放)で一画ずつ区切って見られる。
日本でも戦前はこうだった。
今でもオオザト、コザトは[ろ]のようにつながっていても二画ではなく三画に数えている。
2.当用漢字を決めた人たちが、
“くねくねしているのは明朝体と楷書体の差で、[ろ]=[フ]だ”
“みんな点は一個しか書いていない”
と考えたのか、
「近」「道」などのように、明朝体で点を一つ減らした新字体をこしらえた。
当用漢字以外の字は、今後使わないことにしたので、いっさい触れなかった。
「邂逅」などという難しい言葉は使わず、「巡り会い」と言えばよい。
作家や詩人が個人的にどう書くかは自由だが、国は関知しない。
4.私的な文書では表外漢字も使えるが、「逡巡」のように一つの書体に二点と一点の両形が併存することになった。
5.教育漢字は伝統的筆書き書体に則って[ヽ]の下に[ろ]の字体を採用しが、[ろ]は一画に書くこととされたため、この形が当用漢字新字体「辺」などのシンニョウの[フ]に対応していて、旧字体はもう一つ点が必要だと考えられることになった。
戸籍で「邊」のシンニョウが手書きで[ヽ]+[ろ]の形に書かれていた場合、点を一つにした字にする必要があるとされるに至った。
6.明朝体で二通りあるのだから、筆書き書体もそれに対応していなければならないとして、点を一つ加えたフォントが作られた。
二つ目の点は[ろ]の初めの部分に含まれているので、これでは“三点シンニョウ”ということになる。
7.JIS83で、第一水準の表外漢字は常用漢字の偏旁と統一するという独自の判断により、次に掲げる字はシンニョウの点を一個減らした字体に変更された。
逢 迂 迦 逗 遡 遜 腿 辿 槌 鎚 辻 遁 謎 這 樋 逼 蓬 迄 鑓 漣
* 次項の結果、Vistaでは↑これらが点二つの正字で表示されるが、XP標準では点一つになっている。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/jis78-83.html
* このおかげで、これらの字は“三点シンニョウ”筆書き書体を作られずに済んだ。
8.JIS78では「鷗外」「冒瀆」だったのに、JIS83で「鴎外」「冒涜」になり、「鷗」「瀆」は環境依存文字になってしまったため、“勝手に略字を作るな”という声が高まり、2004年のJIS改正で2000年の『表外漢字字体表』に沿って、いくつかの字がJIS78の字体に戻された。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/jis2000-2004.html
* ただしUnicodeが正字と略字それぞれに用意されていた場合、略字を正字に直してしまうと、正字が別々のコードに重複するので、変更はされなかった。
「鷗」「瀆」は環境依存文字のままである。
9.“三点シンニョウ”筆書き書体をよしとせず、
(a) 新・旧の区別をしないもの「HG(正)楷書体」「モリサワ新正楷書」「モリサワ教科書体」
(b) 区別をつけながら、“三点シンニョウ”となることを回避した「有澤楷書」「正調祥南行書体」
のようなフォントもあるが、少数派にとどまる。
10.新しい『常用漢字表』(2010/11/30)では、“新字体”を作ることはしなかった。
1946/49年当用漢字=1981年常用漢字:「遊」「随」
2010年新常用漢字:「遜」「謎」←XPでは点一つ、Vista以降は点二つ
という不整合が生じた。

【参考画像】
* 番号は上の箇条書きと対応するものではありません。
1.伝統的明朝体
2.広く行われていた楷書体
3.JIS78:「近」当用漢字新字体
4.JIS83:「迪」人名用漢字新字体をフォロー。独自に第一水準表外「逢」略字、第二水準そのまま
5.余分な点を加えた“三点シンニョウ”筆書き書体出現、「逢」は結果的に対象外
6.昔のまま“三点シンニョウ”にしていないフォント
7.「邊」「迹」などに1と2の中間の字体採用、“三点シンニョウ”を回避したフォント
8.JIS2004:「逢」JIS83の変更取り消し、JIS78に復帰、人名用漢字「逸」旧字体を別コードに収録
余計なことをしてくれたものです。
1と2のままで何の不都合があったでしょう。

当用漢字が要らないことをしたばかりに二種類になったのですが、...

質問した人からのコメント

2011/2/16 11:17:20

驚く 詳しく教えて頂きありがとうございました!(*゜Q゜*)


皆さんの回答で謎が解けました!!(・∀・)

ベストアンサー以外の回答

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fontomanie2さん

編集あり2011/2/1005:57:33

jichuan_7さんの回答は正確でない部分があります。
>「しんにょうは点1つにする」と決めてしまえばよかったのにね。
これは正論です。
ただ、当用漢字を決めた人たちには、日本人の漢字学習の負担を軽減するため、漢字の使用を減らそうという大目的がありました。
表外漢字は公的には使わないことにするのに、包括的な規定をすることは、“もし使うとしたら”という含みをもつことになり、漢字削減の大目的がなし崩しになることを恐れたのではないでしょうか。


>しんにょうは元々点2つでしたが、面倒なので点1つで書く人が増えました。
離れて独立している点の数のみについて一つか二つかを論ずるのは適切ではありません。











このように、2画目と3画目がつながって[ろ]のようになったので、くねくねの初めの部分は二つ目の点なのです。
続け書きしたのであって、点を減らしたのではありません。

行書体のサンズイは[ヽ]+[レ]ですが、「これは“一点サンズイ”だ。正字はもう一つ点が要る。」などと言う人はいないでしょう。
[レ]の初めの部分に二つ目の点は含まれています。
シンニョウの楷書体も同じことです。
筆書き書体で、くねくねさせた上に点を二つ打つのは“三点シンニョウ”のでっちあげです。
行書のサンズイを



にするようなものです。

『改定常用漢字表』答申(2010/6/7 文化審議会)の「基本的な考え方」には次のようにあります。
――――――――――
「しんにゅう」の印刷文字字形である「●/■」に関して付言すれば,どちらの
印刷文字字形であっても,手書き字形としては同じ「▲」の形で書くことが一般的
である,という認識を社会全般に普及していく必要がある。
――――――――――
* ●=「ヽ+フ」タイプ、■=「ヽ+ヽ+フ」タイプ、▲=「ヽ+ろ」タイプ
このコメントは、手書きのシンニョウで[ろ]の上に[ヽ]を二つ打つのは無用ということを言ったもので、“一般的である”と和らげた文言になってはいますが、最後に「…という認識を社会全般に普及していく必要がある」と結んでいます。
若い人が、“挨拶状の「御鞭撻」の「撻」が一点シンニョウになっているが、…”と言ってくることがあります。
“筆書き書体は昔からその形だから、それでいい”と答えます。
HG正楷書体は筆書き三点シンニョウをでっち上げていません。

fontomanieの回答に引いたサイトですが、
http://stroke-order.learningweb.moe.edu.tw/characterQueryResult.do?...
二つ目の点が三画目にくっついているに過ぎないことがわかるでしょう。
画像で赤い色を附けたのは私です。
当用漢字を決めた人たちがどうしても明朝体の字形を手書き楷書体に近づけたかったら、現在の台湾のようにすればよかったのです。
画像の右上はMingLiUの旧バージョン、右下は新バージョンで、教育部標準宋體とほとんど同じですが、上との比較のためこちらを掲出しました。

jichuan_7さんの回答は正確でない部分があります。...

jichuan_7さん

2011/2/1000:50:07

しんにょうは元々点2つでしたが、面倒なので点1つで書く人が増えました。それでも誰も読みまちがえませんから。
でも、点2つが正統な文字でした。

ところが戦後の国語改革で、当用漢字を定めるときに、漢字の簡略化が進められました。「學」を「学」に、「樂」を「楽」に改めるようなことをしたのです。
そのとき、しんにょうも点1つでいいじゃないかということになったのです。というわけで当用漢字に採用された字は点1つで書くことになり、当用漢字以外は点2つのまま放置されたのです。
この方針は現在の常用漢字にも受け継がれていて、点1つと点2つの字が混在しているのです。

「しんにょうは点1つにする」と決めてしまえばよかったのにね。(^^)

wadajgtjさん

2011/2/922:09:51

常用漢字でない漢字のシンニョウは2点で、常用漢字のシンニョウは1点です。試験では活字どおりにかくほうが安全だと思いますが、伝統的な書道では絶対に2点シンニョウは書いてきませんでした。最近は活字の影響でみんな2点シンニョウを書いていますが、、、

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