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ラテン語を語源とする言葉として「英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペ...

hir********さん

2011/5/801:59:53

ラテン語を語源とする言葉として「英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語」等が上げられますが、この中で更に分類するとどの様に分けれるでしょうか?言語学にお詳しい方ご教示願います。

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vre********さん

2011/5/808:29:51

初めに。英語とドイツ語の先祖はラテン語ではありません※。「ゲルマン祖語」と呼ばれる言語が先祖です。このゲルマン祖語とラテン語の先祖とが遠くさかのぼれば「インド・ヨーロッパ祖語」と呼ばれる共通の言語に行きつきます。

英語とドイツ語は「インド・ヨーロッパ語族」の中の「ゲルマン語派」と呼ばれるグループに属しており、その中でさらに細かく見てみますと「西ゲルマン語群」と呼ばれる小グループに属しています(「北ゲルマン語群」というのもあり、こちらはスウェーデン語など。「東ゲルマン語群」と呼ばれるのもあったが、全て死語)。


フランス語・イタリア語・スペイン語、この3つはラテン語が先祖です。正確に言いますと私たちが一般的に学ぶ「古典ラテン語」の口語である「俗ラテン語」と呼ばれる言語です。ラテン語の一種であるという点では同じですので、一般的に「ラテン語」と言ってしまって結構ですけどね。

さてラテン語は「インド・ヨーロッパ語族」の中の「イタリック語派」に属しており、さらに細かく見てみますと、「ラテン・ファリスク語群」に属しています。このラテン語の下位に「ロマンス諸語」と呼ばれるグループがあり、フランス語とイタリア語・スペイン語は「イタロ・西ロマンス語」と呼ばれるグループに属しています(東ロマンス語というグループもある。ルーマニア語など)。

イタロ・西ロマンス語はさらに「西ロマンス語」と「イタロ・ダルマチア語」に分けることができ、前者にはフランス語やイベリア半島のロマンス語(スペイン語やポルトガル語など)があり、後者にはイタリア語などがあります。

※「英語やドイツ語もラテン語を起源とする」というのはよくある間違いです。確かに両言語ともラテン語起源の単語をたくさん持っていますし、ラテン語に影響されたと思われる事柄もあります。文化的にもラテン語の影響はヨーロッパのほとんどの地域におよび、イギリスやドイツ語圏もその例外ではありません。

しかし例えば日本語には漢語がたくさんあり、日本語は漢語の影響を受け、漢字文化圏に属していますが、だからといって「日本語の起源は中国語だ」と言えるでしょうか。中国語と共通しているのはあくまでも漢語の範囲内においての話であって、文法や日本語本来の単語(大和言葉)にはほとんど何の共通点も見られませんので、それぞれは別の起源を有することがわかります。
英語・ドイツ語とラテン語の関係もこの日本語と中国語との関係と同じであり、系統的には英独両言語ともラテン語とは別グループの言語です。
もっとも英独両言語の先祖であるゲルマン祖語とラテン語の先祖とは共通の先祖までさかのぼれますので、この点において日本語と中国語との関係との大きな違いになりますけどね。

質問した人からのコメント

2011/5/8 13:06:09

成功 ご説明から想像すると、英語が分かればドイツ語も理解しやすい。フランス語が分かればイタリア語とスペイン語(ポルトガル語)が理解しやすい。と言うことですね。

ベストアンサー以外の回答

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jac********さん

2011/5/803:43:40

英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語
等は、「ラテン語を語源とする」というよりも、
いわゆる同じ「インド・ヨーロッパ語族」に属する言語です。

その「インド・ヨーロッパ語族」の古い時代のものには、
古典ギリシア語、サンスクリット語、ラテン語、その他があります。
これらの言語は多くの共通した語彙を持ち、
文法の面でも名詞の性とか、動詞の複雑な活用などの
類似した特徴を持っている同じ仲間とされる古代言語です。
これらは紀元前の時代からある相当古い言語ですが、
そこから多くの現代語が派生しているとされます。
たとえば・・・

古典ギリシア語から派生
→現代ギリシャ語

サンスクリット語から派生
→ヒンディー語(インド)等

ラテン語(ないし俗ラテン語)から派生
→イタリア語、フランス語、スペイン語等

ゲルマン(祖)語から派生
→ドイツ語、オランダ語、英語等

「ゲルマン祖語」とは「英語やドイツ語の共通の祖先として
たぶんこんな言語があったはずだ」と想定されている古典言語です。
ラテン語やサンスクリットほど明確には残っていません。


ただし「単語」レベルでは、
英語においてはラテン語起源のものが大多数と言われています。
つまり英語はゲルマン祖語(ないしアングロサクソン語)をベースに
多くのラテン起源の単語を取り入れている・・・
という感じでしょうか。

tak********さん

2011/5/802:59:38

ラテン語というのはインドヨーロッパ語族の一つであって、それがローマ帝国の公用語として使われた経緯があります。
その口語である俗ラテン語というものがあり、そこから派生していったとみられる言語としては今のフランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語などで、これらを総称してロマンス諸語と呼んでいます。

西ローマ帝国の崩壊もあって、それぞれの諸語の独自性、細分化が加速されていったと思われます。ソシュールに言わせれば、それらは「方言連続体」だということになります。

ただしドイツ語、英語はインドヨーロッパ語族の中でもゲルマン語の系統に属しています。この中にはオランダ語や、デンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語なども入ります。

ですからドイツ語、英語には基本語の中に共通点が見いだせます。

例:

that--das
the--der 英語で t は ドイツ語では d になっているのです。

stone--Stein(シュタイン)=石
one--ein(アイン)=ひとつ

などもそうです。

ただドイツ語も英語も多くがロマンス語の言葉をたくさん取り入れています。つまり元をただせばラテン語を語源とした単語がたくさんあるということです。だからといって英語とドイツ語自体がラテン語を起源とはされません。あくまでもゲルマン語系です。

例:(数限りなくあります)

expect,example,voction,education,focus,professional・・・・

英語のvocation などについて少し。

ラテン語で vocare ヴォカーレというと「呼ぶ」という意味です。なんで職業と言う意味になるのか、神から呼ばれてもった天職ということから来ています。純粋な英語と言うと語弊があるかもしれませんが、この意味の英語は call(=天職)なのです。
ドイツ語でも職業のことを、Beruf ベルーフ と言います。rufen(呼ぶ)という語から来ているのです。

education は ラテン語の educare エデュカーレ=引き出す、という語から来ています。ドイツ語では、やはり引き出すという意味の Erziehung で教育という語になります。英語ではやはり似た語では、引っ張る意味で train の訓練するがありますね。

focus もドイツ語の辞書には Fokus として焦点の意味で使われますが、純粋なドイツ語では、焦点のことを brennpunkt(燃える点)というのもちゃんと使われています。

ちょうど、大和言葉と漢語の関係にかなり似ていると思います。

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exh********さん

2011/5/802:11:40

まず、挙げていらっしゃる全部がインド・ヨーロッパ語族に分類されます。
ドイツ語と英語はゲルマン語派。
フランス語・スペイン語・イタリア語、ついでにポルトガル語などはロマンス語派です。
同じインド・ヨーロッパ語族には、他にギリシャ語派(ギリシャ語)やスラヴ語派(チェコ語など)などのグループがあります。

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