ご質問に補足を頂きましたので回答を追加します。
母子家庭とのことですので、お子さんが18歳までは医療費はかからないはずです。
その他の部分で、入院費用は以下のようにお金がかかります。
・TV視聴料・雑誌など 一日1000円くらい
・食費 3食で1000円以内
ここに追加されるのが差額ベッド代です(おおよその金額です)。
6人部屋⇒無料
4人部屋⇒2,000円程度
2人部屋⇒3,000円程度
個室⇒6,000円程度
ケガであれば6人部屋で充分かもしれませんが、大きな病気であれば2人部屋や個室を選ばれるかもしれません。
そこで、大人であれば一日1万円の入院保障を持つのが基本と考えられます。
なぜなら、入院が長引いた場合、ご自身の収入が減ってしまい入院費が負担できなくなる可能性があるためです。
ただ、お子さんの場合は、収入があるわけではないこと、治療費が基本的にかからないということと、入院が長引くケースが少ないということから、一般的にはあまり医療保険で備えるということをしません。
現在は大人のガンでも1ヶ月入院する例は少ないです。
ということは1ヶ月×5千円=15万円のために医療保険で何十万もかけてしまうのはもったいないと考えられるわけです。
従って掛け捨ての保険でお金を減らしながらカバーするくらいなら、その分を貯金しておいたほうが良いと考える人が多いです。
★学資保険について、他の回答者からご意見をいただいていますので、こちらも補足します。
まず保険を損得で考えるのはナンセンスだと思います。
保険は得するために入るものではなく、大きな損害に備えるために使うものです。
例えば、自動車保険に入る人が損得考えて入りますか?
事故を起こして大きなお金がかかったら困るから保険に入るわけですよね。
地震で起こした事故が保障されないから損なんて考えて入るのをためらったりしますか?
事故を起こさなくて補償をもらわなかったから損したなんて考える人がいますか?
確かに、事故を起こさなければ保険料を一円も払っていないので、損はしていません。
しかし、損を恐れて自動車保険に入らずにいて、実際に事故を起こして一生かかっても払いきれない借金を負う人もいます。
学資保険と払込免除付終身保険を使うのはその違いがあります。
学資保険は働けなくなった場合の保障を持っていません。
払込免除のついた終身はその保障を持っています。
学資保険は払えない状況になった時に、戻ってくる額は払い込んだ額に近い額が戻ってきて損は少ないです。
しかし、目的はそもそもお子さんの学費を用意することであるはずです。
働けない状態になってもお金はほとんど返ってくるので、損はないかもしれませんが、用意してあげるべき学費が用意できないという最大の問題が残っていることに変わりはありません。
「些細」な損(保障が持てていることからすれば、本当に「些細」ですよ)を恐れたために、ひどいことになってしまった話があります。
実際に脳卒中にかかり、働けなくなってこれまで掛けていた保険が全くの無駄になってしまった人の話です。
払込免除がつけられない学資保険に加入していましたが、払込ができなくなって解約しました。
確かにほとんど戻ってきたので損はありません。
しかしその後の学費は用意できませんでした。
他の保険の払込もきつくなって解約しました。
そして保障が無くなったあとに、ご自身は亡くなりお子さんには何も残してあげることができませんでした。
これは例え話ではなく実話です。
損得のレベルの話ではないですよね?
こういう人が実際にいるのを知っていれば、損得で保険を考えるなんてことがいかにバカバカしいことであることがわかってもらえないでしょうか。
逆にガンに罹ってしまい、治療のため収入が減ってしまって学費の積立は苦しくなるところでしたが、払込免除のおかげで大きな学費をしっかりと用意することが出来た人もいます。
もし他の要因で払えない場合を恐れて、最も可能性が高い“大きな病気による収入減”を備えておかなかったら、こうした保障を得られていなかったわけです。
お金が増やせないことがリスクではありません。
戻りが少ないことがリスクではありません。
いざという時にお子さんの学費をしっかり用意してあげられないことが最大のリスクであることに気がついてください。
※質問者さんの質問内容とずれた話になってしまい申し訳ありません。