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優性阻害変異と機能獲得型変異の違いを教えていただけませんか?

a_m********さん

2011/8/2115:43:14

優性阻害変異と機能獲得型変異の違いを教えていただけませんか?

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h_e********さん

2011/8/2122:14:49

それぞれ、dominant-negative mutationとgain-of-function mutationの訳語ですね。

gain-of-function mutationは、遺伝子または遺伝子産物の活性が正常より高くなったと説明できる変異です。
遺伝子の転写が量的に異常に高くなるとか異所的に起こる、遺伝子産物の活性が異常に高くなるとか、活性状態と不活性状態の調節を受けるはずが、変異によてって不活性状態をとれなくなって常に活性化しているとか。対義語はloss-oflfunction mutation (機能喪失型変異)。

dominant-negative mutationは、その遺伝子産物が正常な遺伝子産物の機能を阻害するように(negativeに)働く場合。
一般的に遺伝子が機能を失った変異は劣性です(正常な遺伝子が存在した場合、表現型が現れない)。
dominant-negativeは正常な遺伝子があっても、機能喪失型の表現型を示す場合です(すなわち、優性 dominant)。古典遺伝学でいうところのantimorphと同等と考えていいでしょう。
例えば、遺伝子産物が多量体を形成して機能する場合、異常な遺伝子産物が混じると機能を失うとか、ligandに結合してシグナル伝達を行う遺伝子産物で、ligand 結合ドメインだけ存在しシグナル伝達部位が機能を失っている変異だと、ligandを奪ってシグナル伝達をしないので、正常な遺伝子産物のシグナル伝達を阻害するとか。

質問した人からのコメント

2011/8/22 08:32:46

非常にわかりやすい回答ありがとうございます。

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