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バイオマス発電 これからの見通しを教えて下さい

bok********さん

2011/12/820:46:49

バイオマス発電 これからの見通しを教えて下さい

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tyu********さん

2011/12/1101:27:33

コーンを原料とするメタノールでは、投入エネルギーより得られる電力が少なく、発電は成立しません。サトウキビ滓によるものは十分成立します。木材端材や廃材による発電は既に始まっています。しかし、どのようなバイオ原料を使う場合も、それを植える農地に関して、食糧生産と必ず競合します。バイオマスが生産できるような土地では食糧も生産できるからです。
今後人口が増加しないなら、バイオ燃料は極めて有望ですが、大幅な人口増加が見込まれている以上、バイオマス発電は、端材や、ゴミ等食糧生産と競合しない分野に限定しなければ、非人道的な飢餓との交換になってしまいます。
陸上はその点では既に最大限の効率で食糧生産利用が行われており、バイオ発電原料を生産する余地はほとんどないと言えるでしょう。現代多くの地域では、牛や鶏は鶏舎に飼われ、その運動量を大幅に制限しています。また、飼育される牛や鶏を襲う狼などの野生動物はほぼ完全に駆逐されています。これらによって、餌の投入エネルギーに対して、高い効率の肉を得ることができています。
一方、海洋生物は、バイオマス資源として極めて有望です。海洋生物のほとんどが野生で、自由に動き回っており、そこにエネルギーの「無駄」があります。また、陸上では駆逐された狼やライオン等の上位捕食者にあたるシャチやクジラ、サメ、大型回遊魚は好きなだけ豊富な栄養源である小魚を食べています。この点を陸上と同じように管理下に置き、今のライオンがそうであるように、一部の保護海洋区に上位捕食者の生存圏を限定すれば、それら上位捕食者が食べていた分の小魚を人間が食べることができ、その分、陸上での肉の生産を抑制でき、肉の生産に投入されていた飼料作物畑でバイオ燃料となる作物を作ることも可能でしょう。
また、海洋の75%を占める熱帯・亜熱帯の海は、生物生産に不可欠な栄養塩(窒素、リン、ケイ素)の少なさがボトルネックとなって、海洋生物の増殖を押さえています。要は肥料をやってない荒れた畑のようなものであり、これらの海洋に栄養塩を投入すれば、漁獲量は大幅に増えると考えられます。栄養塩を大量供給した上で、藻を繁殖させ、その藻をバイオ燃料にする手もあります。
人間は陸上のほとんどの自然生態系を破壊し、生存しています。見渡す限りの豊かな麦畑も、かつてはそこに自然林があった訳で、人間による陸上生態系の改変なしに、今の大量の人類の生存は不可能です。その点、海洋は正に「未開拓」であり、バイオマス発電の未来もそこにあると考えられます。

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