こんにちは。 既に回答されているとおり、グレードテストはヤマハの中だけのものなので、知らない人にとっては6級だろうと5級だろうとわからないと思います。 そして、6級までは検定中に泣いてしまって弾けなかった…など以外はほとんど不合格になることはありませね。 5級からは一気に難しくなります。お嬢さんの年齢がわかりませんが、早い子だと小5ぐらいでとってしまう子もいるし、進度が遅いと大人になってから…という人もいます。 将来のメリットとしては、もし、お嬢さんがヤマハでピアノの先生をやろうと思ったときに（5～3級の）指導グレードや演奏グレードを持っていることによって、講師試験の科目が所得級によって、いろいろ免除される、というぐらいでしょうか。 他には…6級までと違って5級以上になると人前で弾いても恥ずかしくない実力がある、という感じですか？ 6級までは合格基準があいまいですが、5級以上は即興（変奏、モチーフ各20点）40点、初見20点、楽曲演奏（5級で課題曲1、自由曲3）40点の計100点満点中総得点75点以上、かつ各科目の得点が配点の50％以上を満たした場合のみ合格となりますし、試験官の審査は6級までよりもはるかに厳しいです。 自由曲の選定は、演奏会で演奏されるような曲ならたいてい何でもOK（でも少し規定があるので確認してください）ですが、バッハのインベンションの３声が６級と５級の境目になりますね。 6級までと違い、5級以上を取得すれば自信にもつながりますので、5級を目標にするのはいいことだと思いますよ。（幅広い知識が身につきます！） ただ今までと違って、6級を取ったから直ぐに5級というのはムリです。しっかり準備してから臨むようにしてください。 初見も即興も数をこなして練習することです。ヤマハで問題集を売っていますから、何冊か買って（まずは1冊で良いですよ～）とにかく練習してください。｢慣れ｣です。 先生がおススメしない…といったのはなかなかトライする人がいないからか、合格を目指しての指導に自信がないのでしょうか？ 普通は年齢にかかわらず、実力をみては演奏グレードや指導グレードなど、取れるグレードはどんどん取得させる方向でレッスンを進めている先生が多いんですが…。 あせらず、ゆっくり5級を目指してください（＾＾）V