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サーモンとサケの違いは何ですか?

dev********さん

2011/12/1214:53:50

サーモンとサケの違いは何ですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

tomoさん

編集あり2011/12/1215:23:05

サケとはもともと日本の川に遡上する鮭、つまりシロザケ一種のみを指す言葉でした。分類学の発達していない頃は、「サケ科」なんていう言葉もありませんでしたが、今で言う「サケ科魚類」の多くを日本人は「マス」と呼んでいました。

ただし、ヤマメやイワナなどのようにマスとは呼ばれずに個別の名前をつけられたものもいます。おそらくは当時はマスの仲間とは思われていなかったのではないでしょうか。

それと同じように、毎年秋になると大群で川を遡ってくるひときわ大きな魚をマスの仲間とは考えずに(又は敢えて区別して)「サケ」と名付けました。

その後、海外との文化交流がなされ、海外の魚の情報も入ってくるようになると、外国の魚にも和名がつけられることになります。日本の「サケ」は北米の川にも遡上しますが、英名は「チャムサーモン」です。海外にはチャムサーモンの他にも様々なサーモンがおり、そのためレッドサーモンは「ベニザケ」、シルバーサーモンは「ギンザケ」などと名前を当てはめていきました。

海外では大まかに分けて、降海型のサケ科魚類の多くをサーモン、河川残留型(陸封型)のサケ科魚類をトラウトと呼びます。(アメリカとヨーロッパではまた考え方は違うのですが、ややこしくなるのでここでは述べません)

そこで、海外の魚を指す和名としてサーモンには「○○サケ」、トラウトには「××マス」と呼ぶようになりました。しかし、もともと日本国内にいた魚には既に和名が存在するため、日本の魚にはこの法則を当てはめることができません。例えばヤマメの降海型であるサクラマスは、欧米の区別としては「サーモン」なのですが、もともと「サクラマス」という和名があるために「サケ」ではなく「マス」のまま呼称しています。

海外の魚については「トラウト=マス」、「サーモン=サケ」ですが、もともと和名が付いていた日本の魚については、名前を敢えて変更することはしなかったので欧米風に言えば本来サーモンであるはずの「サクラマス」「サツキマス」「カラフトマス」もマスのままです。ですから一概に「サーモン=サケ」、「トラウト=マス」であるとは言えません。

ちなみに世界で初めにサーモンとつけられたのは北欧の「アトランティックサーモン(大西洋サケ属)」で、北米の多くのサーモンや日本のシロザケ(太平洋サケ属)とはまた違ったグループに属する魚です。

最後に、スーパーなどで「ノルウェー産サーモン」などのように単にサーモンと表記のある魚は普通アトランティックサーモンのことです。それとは別に「サーモントラウト」と表記があるものはレインボウトラウト(ニジマス)を海で養殖した魚の商品名であり、分類上はサーモンではありません。

「信州サーモン」も、レインボウトラウトとブラウントラウトを掛け合わせた魚の商品名であり、分類上はサーモンではありません。こういう紛らわしい表記は消費者を惑わせるので少し問題があるような気がしますね。

質問した人からのコメント

2011/12/12 16:30:27

ありがとうございます

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