結婚相談所を通じて今の彼と知り合い、今週末に結婚式を挙げる予定の者です。
私は2年前の夏あたりからちょくちょく大小の規模を問わずお見合いパーティーに参加していました。会費は\1,500~\4,000くらいでした。色々な方と出会いましたが、結婚相手を探す目的で参加されていらっしゃる方もいれば、ただ単純に彼女候補を探している方、更には女友達を探している方まで目的は様々でした。パーティーを通じて知り合った方と3カ月交際したこともありましたが、
相手には結局「女友達としてまずは付き合いたい」と言われ、その気が全くなかった私はきっぱりとその申し出を断りました。
パーティーに参加し続けるだけではなかなか恋愛関係に発展しないなと思い始めたのが同じ年の秋で、パーティーを主催している企業の婚活アドバイザーの方にどのような活動をすれば良い人と巡り合い、普通に恋愛をし、結婚まで到達することが出来るか―と真剣に相談しました。その結果、結婚相談所(私が登録していたのはIBJという企業が運営している「ラウンジメンバーズ」という
ところでした)への入会を検討してみてはどうですかというお話を頂きました。この相談所が良かったのは全く無理な勧誘をしてこなかったことです。
入会金や年会費、成婚料など確かに高額ではありますが、こちらの相談所ではまず女性会員については身分証明書や独身証明書、卒業証書のコピーなど、男性会員であればこれらに加えて源泉徴収票の提出が義務付けられていて、入会できる会員についても誰でもOKというわけではなく、婚活アドバイザーと話をした上で、入会しようとしている人が入会して問題ない方がどうか判断されます。この点についてまずとても安心できるなと思いました。
また、入会したらあとは適当に相手を探してね~という投げやりな感じではなく、きちんと担当のカウンセラーがフォローしてくれるというのも良いポイントでした。例えば、お相手の男性とのやりとりで困った時や、交際をお断りしたい時など、カウンセラーの方がアドバイスして下さったり、代理でお相手の方のカウンセラーを通じて男性の考えを伺ったりしてくれます。逆に、無理矢理「この人と会って下さい!」とか、営業トークのようなものは一切なかったです。
私は、この相談所の会員のみが閲覧できる専用のページからこれから結婚する彼の存在を知ったのですが、まずは都内某所にてお見合いをし、互いの印象が良かったことからお互いのカウンセラーを通じてお付き合いしてみましょうという話になりました。それが昨年3月下旬の話です。
それから約2ヶ月たった5月に結婚を前提としてお付き合いすることとなり、7月にプロポーズ、現在に至ります。
主にメールでのやりとりでしたが、担当のカウンセラーに適宜報告をしたり、アドバイスを頂いたり、男性と3カ月以上のお付き合いをしたことがなく、恋愛については奥手だった私にはカウンセラーの存在はとても心強かったです。
結婚相談所に入会するような男女は結婚できない人―という偏見もありますが、そうではなく、「結婚を前向きに考えている人たちが集まっている場所」ととらえれば、自ずと自分の姿勢も変わってくると思います。更には自分自身の新たな一面を発見できたり、こういう点は譲れないけどこういう点は妥協できるなといった発見もあります。
また、お見合い結婚だと恋愛と違う―と仰られる方もいますが、「お見合い」は単にお相手の男性に出会うための一つの切っ掛けというだけであり、恋愛をした上で結婚するということには変わりありません。私も彼も、お見合いという形で知り合いましたが、その後は普通のカップルと変わらず、恋愛をしてお互い好きあって結婚することになりました。
私が登録していた結婚相談所はただネット上でのお相手検索だけに終始しておらず、人の手が加わった、どこかアナログで手作り感のあるところがとても良かったです。お陰さまで素敵な彼と出会い、今とても幸せです。
長くなってしまいましたが、ご参考になりましたら幸いです。