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父がガンです。今後の治療の事が気になるので経緯を含め書きます。 2011年3月に肛...

k_y********さん

2012/3/2621:48:28

父がガンです。今後の治療の事が気になるので経緯を含め書きます。
2011年3月に肛門がんが発覚し大腸ごと除去。人工肛門になりました。同年7月に肝臓転移の疑いのため、再手術をしました。

結局こちらはガンではなく腫瘍でした。2012年3月左足の付け根リンパ腺ガンが発覚してます。

そこで質問ですが
①転移の可能性と確率
②転移があるとすればどこに転移しやすいか
③術後の治療法
④死亡率

そもそも完治するのでしょうか。
分かる所だけでも良いので教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

2012/3/3109:16:44

肛門癌の事についてお尋ねですね。
お父様のことで心配でしょう。お察しします。

まず最初に私の知恵ノートを一読することをお勧めします。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n12463

さて、肛門に発生する癌は皮膚の細胞に由来する「扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)」と直腸の細胞に由来する「腺癌(せんがん)」とがあります。
左足付け根のリンパ節(=鼠径(そけい)リンパ節と言います)に腺癌が判明したということは、恐らく最初の癌の転移と考えるのが自然で、だとすれば最初の肛門癌も「腺癌」であったと考えられます。

なぜこうした区別をするのかと言いますと、「扁平上皮癌」か「腺癌」かによって、少し治療方針が変わってくるからです。これらは手術後の病理診断(顕微鏡検査)によって必ず結論が出ているはずですから、担当医にお尋ねになれば分かります。

肛門癌・肝腫瘍に対して手術を受けたということをお聞きしますと、今治療を受けている病院はかなり癌治療に慣れた施設だと想像しますが、基本的にはお父様の状況を最もよく知る担当医にお尋ねになるのが「ベストアンサー」を得るための手段です。是非、担当医と面談の約束をして、直接お聞きになることをお勧めします。

とは言え、ひとまず一般論でお答えします。
①癌の発生部位を「原発巣(げんぱつそう)」と言います。お父様の場合は「肛門」ということになります。原発巣以外に原発巣に由来する癌細胞が発見されれば、それは「転移」と言えます。鼠径リンパ節の病理診断が原発巣のものと同じであれば、これはすでに「リンパ節転移」です。肛門癌からはしばしば転移しやすいリンパ節です。

②肛門癌の主な転移先は
・肝臓
・肺
・リンパ節(鼠径・骨盤内・腹腔内)
が多くを占め、
・骨
・脳
などにも転移することがあります。

③知恵ノートにも記しましたが、癌には「臨床病期=ステージ」という進行度を表す指標があります。早期癌か、転移を伴ったような進行癌かによって、その後の対処法は異なり、これらを示したものが「ガイドライン」です。
肛門癌で腺癌であれば、基本的には「直腸癌」に準じた対処法と考えて良いと思いますが、大腸癌のガイドラインを参考にするべきです。(直腸は大腸の一部です。)担当医もこのガイドラインを指標に治療方針を決めているはずです。
http://jsco-cpg.jp/item/13/algo.html
http://jsco-cpg.jp/guideline/13.html
内容は少し難しいですが、書店でも市販しており、知っていて損の無い情報です。
肛門癌を含め大腸癌は、とにかく転移を含めて切除が可能ならば手術を行って切除する、というのが基本です。そうすることが最も予後を改善する(余命を延ばす)可能性が高い事が統計的に分かっています。加えて、抗癌剤治療(化学療法)を上手に駆使すればさらに予後の改善が期待されます。詳細を書くと紙幅が足りないので割愛しますが、私の他の回答も参考になさって下さい。

④医学統計的に「死亡率」という見方はしません。(人間いつかは死ぬ、という意味で言えば死亡率は100%です。)
癌の場合、ある治療をしてその後どういう状態で「生存しているか」という見方をします。つまり「生存率」と言います。(裏返せば死亡率なのですが・・・)
「5年生存率」というキーワードで検索して頂いたら、いくつかの統計がネットでも見つかると思います。例えば、同じステージの患者さんに「手術」なり「抗癌剤」なりの治療を行い、その患者さん達が5年後どのくらいの割合で生存しているか、という統計です。ある治療法の効果を判定するのに、この統計は極めて重要です。お父さんと同じ程度の同じ病気の患者さんがどういう治療を受けてどのくらい生存しているかということです。民間療法の多くはこうした統計を明らかにしていません。
一般にステージ4、つまり転移を伴った直腸癌患者さんの5年生存率は、治療を問わず全ての患者さんを含めて15~20%程度です。直腸癌(大腸癌)に関しては特にこの10年間に化学療法(抗癌剤)が飛躍的に進歩しました。うまく、色々な治療を組み合わせることで近年の生存率はさらに向上しています。

かなり、盛りだくさんの内容でしたが、1回の質疑応答で全てを理解するのは難しいでしょう。癌の治療において「完治」と言い切ることは困難です。今後、お父様はこの病気と、ずっと付き合っていくこととなりますが、皆様も含めて是非「前向き」に、できることを一つ一つ積み重ねていって下さい。ご健闘をお祈り致します。

質問した人からのコメント

2012/3/31 14:19:18

分かりやすい上に、なんか希望が出ました。
ありがとうございます。

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