ここから本文です

建築基準法と消防法のそれぞれで、無窓階居室の基準があると聞いたのですが、内容...

coca_cora1886さん

2012/6/1310:35:43

建築基準法と消防法のそれぞれで、無窓階居室の基準があると聞いたのですが、内容がいまいちわからないので教えて下さい。

閲覧数:
29,282
回答数:
1
お礼:
25枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

a24i4hideさん

2012/6/1318:25:11

建築物の開口部(窓や出入口など)にはいろいろな性能があります。明かりを取り込む、換気する、煙を排出をする、避難する、救出するなど等。

当然建物を人が利用する上で、出入口は必要であり窓も必要です。そして、建築基準法や消防法で一定規模・用途・構造の建物に対しては、開口部に対して規制をかけています。

消防法の無窓は基本的に階の単位で考えます。その階に必要とされる開口部の面積が足りなければ、その階は無窓階と定義され、消防設備について配慮が必要になります。開口部が全く無い状態も含まれますが、基本的にはその階の床面積に対して必要とされる開口部の数・面積が足りていない状態を言います。つまり、火災の際には消防隊員が消火・救出活動を行いますが、窓が小さい・その階の広さに対して窓の数が少なく救出活動がしにくいと判断されると、その階が無窓階という扱いになり、例えば消火器を余計に設置してくださいね。特別な避難設備を設けてくださいね。といった具合になります。
詳しくは、下記リンクの私の回答を参照してください。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1279973927

建築基準法上は消防法に比較してとても複雑ですが、中でもよく知られているのが、「採光上の開口部」だと思います。

例えば、住宅の居室などは採光上有効な開口部の面積の規定があり、これに適合しなければいけません。(建築基準法第28条)ですから、住宅の居室には基本的に「採光上の無窓」という状態があってはなりません。しかし事務室等は同条の対象外ですから、本来は採光上の開口部が不要で、採光上の無窓の状態でも構いません。しかし、採光上の無窓の場合は、避難の規定について配慮が必要になり、例えば廊下や階段・排煙設備などの規定が適用され、これらに適合しなければいけません。(建築基準法第35条・建築基準法施行令の5章)ですから、たとえ事務室といえども窓をたくさん設けて明るくした方が、計画が簡単で安全ということになります。

換気についても上記と同様に、居室の面積に対する開口部の開く部分の面積の規定があり、これに適合しなければいけませんが、「換気上の無窓」になった場合は、換気扇などで不足分をカバーできます。(建築基準法第28条)

他には排煙という規定もあります。
これは、非常時等に煙を屋外に排出できるようにする物です。天井面から下に80㎝の範囲にある開口部の開く部分の面積が、その居室の面積の1/50以上必要とされています。(建築基準法第35条・同法施行令第116条の2)これが不足する場合は「排煙上の無窓」となり、採光と同様に避難の規定、他に内装を燃えにくくする規定(法第35条の2)等に対して適合させなければいけなくなります。つまりこれも採光と同様に「排煙上の無窓」にならない方が、費用がかからず安全であるといえます。

質問した人からのコメント

2012/6/20 16:57:08

降参 ありがとうございます。

あわせて知りたい

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問や知恵ノートは選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。