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(質問)意匠法26条2項について(某資格受験機関の模試内容に基づくものです)

bib********さん

2012/7/1801:11:33

(質問)意匠法26条2項について(某資格受験機関の模試内容に基づくものです)

先願の意匠権と、後願の意匠権の「登録意匠と類似する意匠に係る部分」とが抵触する場合、先願の意匠権者は、「先願優位の原則」の下、自己の登録意匠のうち「抵触する部分」を実施可能ですが、先願の意匠権に係る実施権者は、実施可能なのでしょうか?
先願優位の原則の下、先願の意匠権者が実施できるのだから、その実施権者たる専用・通常実施権者も実施できるのは当然、という考え方で理解するしかないのでしょうか?
(具体例:先願:意匠イ、後願:意匠ハ、先願意匠権者は、意匠イ・ハの双方に類似する意匠ロ(上記「抵触する部分」に相当)の実施は可能(後願意匠権者は意匠ロの実施は不可)だが、先願意匠権の実施権者は、意匠ロの実施はできるのか)

以上、ご回答よろしくお願いいたします。
できれば、私見ではなく、文献等に基づく根拠を示していただくと幸いです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

wan********さん

2012/7/2008:38:31

まず、条文は先願意匠権者が実施できるとは書いてありません。
条文は単に後願意匠権者及び後願意匠権の実施権者が実施できないとだけ記載されています。

つまり
>先願の意匠権者は、「先願優位の原則」の下、自己の登録意匠のうち「抵触する部分」を実施可能
は26条2項の反対解釈から導き出される事項です。
ですので、同じ反対解釈で先願意匠権の実施権者も実施可能となります。

なお、先願意匠権の実施権者まで記載した出展は私は知りません。
なので、ざんねながら私見という事になります。

ただ26条は専門家の間でも議論がある部分です。
・26条は後願意匠権者等の侵害をも定める規定(Y塾のレジュメはこっち)
・26条は後願意匠権者等の23条に基づく自己意匠権の実施の抗弁を制限する規定(Lのレジュメはこっち)

といった具合です。
受験生にとっては、論文の採点者がどっちの説を支持しているかわからないので、あまり深入りしない方が良い部分です。
論文で書くときは、単に「先願優位の原則により、侵害となる/ならない(23条,26条)」といった感じで、さらっと書いた方が良いと思います。

質問した人からのコメント

2012/7/20 09:26:03

笑う わかりやすいご回答ありがとうございます。
ただ、Lの模試では「侵害」の扱いで模範解答が作成されていたようです。
まあ、採点者の考え方のばらつきがあるのかもしれませんが。
いずれにしても、わかりやすいご回答でとても助かります。ありがとうございました。

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