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『骨髄移植について』

t04********さん

2012/8/122:05:56

『骨髄移植について』

医学1年生です。質問が二つあります。どちらか一方でも回答いただけると幸いです。

①骨髄移植をする場合、HLAが適合であれば移植可能とならいましたが、そのほかの適合は考慮しなくてよいのですか?
②骨髄移植を行ったレシピエントの血液は数日後、ドナーとまったく同じ血液になるのですか?

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cha********さん

2012/8/201:07:55

①HLAのみの適合です。HLA、ヒト白血球抗原が免疫反応において最も重要ですので。

②特殊な移植を除き、一般的には移植前に大量化学療法、放射線療法でレシピエントの骨髄中の細胞を全て破壊してから移植を行うのでドナーの血球がレシピエント内に約2週間ほどで定着します。ただ、血球以外の成分であるアルブミンなどはドナーの肝臓由来ですし、この時期は輸血を繰り返す事になるので、輸血のドナー血も混在している為、全く同じとは言い難いですが…

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mic********さん

2012/8/209:03:05

①ヒトの主要組織適合抗原(MHC)はHLAであり、HLAにもHLA-A、-B、-C、-DR、-DP、-DQとありますが、造血幹細胞移植の成立に重要なのはHLA-A、-B、-DRの3種です。それぞれ父親由来、母親由来が対になっているので、3種で計6個ありますが、このうち6個とも一致しているのがベスト、1個だけ異なる場合(1座不一致移植)でも移植はできますが、4/6以下の一致率だと、拒絶されたり移植片対宿主病(GVHD)が高度だったりして、成功しない確率が非常に大きくなります(NIMA不一致移植など特殊な場合もありますが省略します)。
HLA-A-B-DR以外の抗原は、適合していなくても移植の成立には問題ありません。但し一致していた方が重症GVHDの発生頻度は低くはなります。ちなみに血液型は考慮する必要はありませんが、例えばA型の骨髄液をO型の患者に移植するときは、骨髄液中のA型赤血球が、患者体内のO型血中の抗体で破壊され、溶血性副作用を起こすので、予め成分採血の器械を用いて、骨髄液中の赤血球を除去してやる必要があります。
②移植された幹細胞が、骨髄に生着して血球を産生するまで、10日から2週間はかかります。移植後14日位までは、レシピエントの血液の赤血球はレシピエントパターン。その後ドナー赤血球がでてきて、ドナー、レシピエント両方が見られるキメラパターンとなり、以後完全にドナーパターンになります。白血球、血小板は寿命が短く、移植前処置でレシピエントの造血がとまると、数日でレシピエント由来のものは消失します。よって生着後ドナー由来の白血球、赤血球が出てきたころには、レシピエント由来のものは消失しており、ドナーパターンになります。但し骨髄非破壊性移植(いわゆるミニ移植)では、一時的に白血球、血小板も、ドナー、レシピエント両者が共存するキメラ状態になります。

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