王子稲荷の狐火について。
王子稲荷の狐火について。 広景【江戸名所道戯尽 十六 王子狐火】の浮世絵で、 狐が担いでいる【かぼちゃ】【仏像】【籠に乗った人物】が、 どういう意味なのか教えてください。 【江戸名所道戯尽 十六 王子狐火】 http://tsubaki.lix.jp/toto/nisikie-16.htm 広重【王子装束ゑの木大晦日の狐火】 http://peaceman.jugem.jp/?eid=2379 大晦日の狐火には、かぼちゃや仏像が出てきていません。 あちこち調べたのですが、この狐の持ち物については、書かれたものが見つかりませんでした。 【落語:王子の狐】 http://ginjo.fc2web.com/34oujinokitune/oujinokitune.htm wiki王子の狐の歴史 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%AE%E7%8B%90%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2 王子稲荷に参拝にいけば、何か由緒書、縁起書のようなものは、あるのでしょうか? 玉子焼きは売っているそうですが。
日本史・703閲覧・50
ベストアンサー
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1308276 ↑拡大して見るとわかるんですが長い柄の先にくくりつけられているのはトウモロコシです。トウモロコシじたいは一応江戸時代以前に日本に伝来しているようです。おそらく榊とか鉾のようなものを表しているんじゃないでしょうか。カボチャは形と担ぎ方からして挟箱(担ぎ棒のついてる黒塗りの箱)に相当するものだと思います。 籠(というかザル)に乗っている人物は職人姿のような庶民的格好です。普通狐の行列の浮世絵には人間がメンバーとして加わりませんし、お輿や挟箱なども大名行列と同じ無いちゃんとした道具が描かれています。幻想的な空間表現としての狐絵というよりは「葉っぱのお金」のように騙されている事に気づいていない人間のおかしさが主題であってそれを鑑賞者に理解させるための記号としてカボチャやトウモロコシが使われているのではないかと思いますがどうでしょうか? 美術系の大学であれば広重のようなメジャーな画家を研究している方は複数いらっしゃると思いますのでそういった方の著作をあたるか、その線がダメなら市販の作品解説本をしらみつぶしにする方法が案外手っ取り早いかもしれません。 ちゃんとした回答が出来ず申し訳ありません。
質問者からのお礼コメント
とうもろこしでしたか。言われないと自分は拡大しても納豆と勘違いしたかも知れません。 大名行列のパロディ風なんですね。 aimlittledadさんも、貴重なご意見をありがとうございます。
お礼日時:2012/8/20 0:58