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祖父からの数次相続の場合と、兄弟が死因贈与した場合の、相続人の範囲について教...

osi********さん

2012/11/616:14:40

祖父からの数次相続の場合と、兄弟が死因贈与した場合の、相続人の範囲について教えてください

私は今、養母の父(昭和61年死亡、祖母はその前に死亡)名義の不動産の相続手続をしようとしています。
私は、父(平成13年死亡)と先妻の間に生まれ、姉がいます。父は先妻と協議離婚し、養母の父(祖父)の養子になり、養母と結婚しました。
その後、私は養母の養子となりました。
祖父には養母(平成22年死亡)のほかに長男(平成元年死亡)と次男(平成23年死亡)がいました。
長男には妻と子供がおり、次男には既に死亡している妻がありましたが子供はいませんでした。
私は、祖父からの相続のため、「祖父の死亡により養母が相続したものを、養母の死亡により私が相続する」内容の遺産分割協議書を作成し、相続人である、私、父の相続人である姉、長男の妻、長男の子から同意をもらう準備をしていました。

そうしたところへ、次男の死亡に伴う次の内容の承諾を求める書面が送られてきたのです。
(1)次男は親族ではない第三者Aに不動産を死因贈与し、これに伴う停止条件付き所有権移転仮登記を行っていた。
(2)次男が死亡したため、Aはこの不動産を承継した。前記仮登記の本登記を行うので承諾を頂きたい。
(3)この承諾は、私と長男の子に対して求める。

私の祖父からの相続と、次男の兄弟への相続は若干違うと思うのですが、次の点について教えてください。
1,私の祖父からの財産の相続人は、私、父の相続人である姉、長男の妻、長男の子でよいか。
2,次男の財産は既に仮登記が成されているが、本登記ためにの承諾が必要か。必要であればその場合の承諾を求める者は、私と長男の子でよいか。
以上よろしくお願いします。

補足daitendaitenさん、大変懇切丁寧な回答をありがとうございました。。よくわかりました。ところで、兄弟相続の場合の民法の準用規定ですが、民法の第何条か教えていただけませんでしょうか。よろしくお願いします。

養母,相続人,本登記,祖父,質問者,承諾,二男

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dai********さん

編集あり2012/11/710:22:24

まず、昭和61年に祖父が死亡しました。
相続人は、実子である養母、長男、二男と、養子である父の4名です。
法定相続分は4分の1ずつです。

次に、平成元年に長男が死亡しました。
相続人は、長男の妻と、長男の子です。法定相続分は2分の1ずつです。
このとき長男の遺産には、「祖父の遺産の4分の1を相続できる権利」も含まれていますから、これも相続されます。
したがって、祖父の遺産については、長男の妻が8分の1、長男の子が8分の1を相続することになります。

さらに、平成13年に父が死亡しました。
相続人は、養母、質問者さん、姉の3名です。法定相続分は、養母が2分の1、質問者さんと姉が4分の1ずつです。
このとき父の遺産には、「祖父の遺産の4分の1を相続できる権利」も含まれていますから、これも相続されます。
したがって、祖父の遺産については、養母が8分の1、質問者さんと姉が16分の1ずつを相続することになります。
養母は祖父から直接4分の1を相続していますから、あわせて8分の3を相続することになります。

次いで、平成22年に養母が死亡しました。
相続人は質問者さんのみです。
このとき養母の遺産には、「祖父の遺産の8分の3を相続できる権利」も含まれていますから、これも相続されます。
したがって、祖父の遺産については、質問者さんが8分の3を相続することになります。
質問者さんは父から16分の1についても相続していますから、あわせて16分の7を相続することになります。

最後に、平成23年に二男が死亡しました。
二男の配偶者はすでに死亡しており、子も親もいませんから、兄弟姉妹が相続人になります。
しかし、兄弟姉妹も全員死亡しています。
そういう場合、兄弟姉妹の子が相続人になります。
兄弟姉妹は、養母、長男、父の3名ですから、それぞれの子が3分の1ずつ相続します。
養母の子は質問者さんですから質問者さんが3分の1、長男の子が3分の1、父の子は質問者さんと姉ですから6分の1ずつです。
質問者さんは、養母の子としても、父の子としても相続して、あわせて2分の1を相続することになります。それと、長男の子が3分の1、姉が6分の1です。
このとき二男の遺産には、「祖父の遺産の4分の1を相続できる権利」も含まれていますから、これも相続されます。
したがって、祖父の遺産については、質問者さんが8分の1、長男の子が12分の1、姉が24分の1を相続することになります。
質問者さんはすでに16分の7を相続していますから、あわせて16分の9を、長男の子はすでに8分の1を相続していますから、あわせて24分の5を、姉はすでに16分の1を相続していますから、あわせて48分の5を相続することになります。

というわけで、祖父の遺産の相続人及び法定相続分は、
質問者さん:16分の9
姉:48分の5
長男の妻:8分の1
長男の子:24分の5
です。
質問1は、そのとおりです。

質問2については、まず、死因贈与に基づく仮登記を本登記にするには、二男の相続人全員の協力が必要です。
二男の相続人は、二男が死亡した場合のところで書いたとおり、質問者さん、姉、長男の子です。
したがって、質問者さんと長男の子だけでなく、姉についても協力が必要です。

ただ、ここで最もややこしい話をします(図を書いてみてください。)。
姉は、二男の相続人なのか、という点です(上記では、この問題点についてはあえてスルーしています。)。
民法では、すでにXという実子がいるYが、Zの養子になり、その後Yが死亡して、さらにその後Zが死亡した、という事例について、XはZの相続人にならないという態度を取っています。
Xが生まれるのと、YがZの養子になるのと、どちらが早いかで結論が違うのです。
そして、この規定が、兄弟相続にも「準用する」と決められています。この「準用する」の意味が問題なのです。
そのまま理解すると、Xという実子がいるYがZの養子になり、そのことで、Zの実子であるWと兄弟姉妹の関係になり、その後YもZも死亡して、さらにその後Wが死亡した、という事例では、XはWの相続人にならないようにも見えます。
しかし、そうなると直接規定してあるわけではないため、争いがあるのです。

ご質問の事例は、まさにそういう事例です。
すでに姉という実子がある父が祖父の養子となり、そのことで、祖父の実子である二男と兄弟姉妹の関係になり、その後父も祖父も死亡して、さらにその後二男が死亡したわけです(質問者さんは、いずれにせよ養母の養子という立場で相続しますから、法定相続分の問題はあるにせよ、相続人であることは間違いありません。)。
姉が二男の相続人であるかどうかは、説が分かれるのです。
上記では、姉も二男の本登記に協力する立場として記載してあります。
その方が「念のため」でしょう。


補足
887条2項ただし書を、889条2項が準用しています。

質問した人からのコメント

2012/11/7 21:54:35

降参 丁寧な回答をいただきお礼申し上げます。納得ができ吹っ切れました。ありがとうございました。

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zac********さん

編集あり2012/11/707:23:11

日付を追うと、次のような経緯になっています。
1.祖父上の法定相続人は、長男、次男、養母の方、養子であった父上の4人です。
したがって、各4分の1の法定相続分があります。しかし遺産分割協議が未了だったので共有状態のままになっています。
2.平成元年に長男の方が亡くなったので、長男の配偶者が8分の1、お子さんが8分の1になっています。
3.平成13年に父上が亡くなったので、配偶者である養母の方が8分の1、実子である姉上と貴方が16分の1ずつになっています。
養母の方の持分は祖父上の娘としての相続分と合わせ、8分の3になっています。
4.平成22年に養母の方が亡くなったので、養子である貴方が8分の3をそのまま相続されました。父上の相続分と合わせると16分の7になっています。
5.平成23年に次男の方が亡くなったので、死因贈与が成立し、Aが4分の1を取得しました。

以上の事を前提にすると
(1)祖父上の相続人で遺産分割協議の当事者となるのは、①長男の配偶者(16分の2)、②長男の子(16分の2)、③姉上(16分の1)④貴方(16分の7)となります。つまり全員で16分の12が遺産分割協議の対象となります。
(2)次男の方は16分の4の相続分を持っていたので、この死因贈与契約はその範囲で有効なのですが、残り16分の12は他の共同相続人の持分ですから、Aは権利取得ができません。仮登記の抹消を求めたうえで、16分の4についての移転登記をすることになると思われます。
(3)数次相続の場合、中間省略登記はできないので、まずは法定相続分として長男、次男、養母、父上で共同相続登記を入れ、次男の持分をAに移転する登記、最後に遺産分割協議結果に基づいて持分移転登記をしていくことになります。

相当ハードルが高いので司法書士さんと相談された方がいいのではないかと考えます。

[補足へのご回答]
次男の方の相続分は死因贈与契約で処分されていますので、兄弟姉妹やその子どもに相続されることはありません。

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