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「違和感を感じる」という日本語の使い方について

bunithi3312さん

2013/2/1411:08:12

「違和感を感じる」という日本語の使い方について

これは重複のように思うのですが、小説を読んでいても意外にこれがよく使われています。もちろん「違和感をおぼえる」を使う作者もいますが。
先日、正しい日本語の使い方教科書みたいな書籍を購入しましたが、間違った日本語について正しているその筆者の説明の中で、「こういった日本語は違和感を感じる」といっているのです。
これは重複にはなりませんか?

補足onugawaraさんへ・
何のための文句ですか?
私は著者への抗議をここで表しているのではなく、日本語の使い方に詳しいはずの著者自身が「違和感を感じる」を使っているから、実際はどうなのかと思い、こちらで複数のご意見をお聞きしたかったのです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

biff41jpさん

編集あり2013/2/1415:07:05

「違和感を感じる」は重言(二重表現)ではありません。

二重表現(重言)の例としてよく挙げられる「馬から落馬する」「頭痛が痛い」などが、「漢字」の重複を含むために「文字」の重複を「二重表現」だと誤解される方が多いのですが、二重表現(重言)とは、「永眠して亡くなる」「女の婦人」のように「意味」が重複する表現のことです。

例に挙げた「馬から落馬」の場合は「落馬」自体に「馬から」という意味が含まれているため、更に「馬から」をつけると二重表現になるという理屈です。

一方で「違和感」は「違和を感じる」という語構造ではありません。つまり「違和感」には「感じる」という内容が含まれておらず「違和感」全体で一つの「感じ」の名称なのです。

例えば「普段着」「かっぽう着」も「普段を着る」「かっぽうを着る」という構造ではなく、どちらも「普段着」「かっぽう着」というひと続きが衣類の名称で、どちらにも「着る」という内容は含まれていません。そのため「普段着を着る」「かっぽう着を着る」と言っても二重表現にならないのです。「違和感を感じる」もこれらと同様です。

因みに「歌を歌う」「舞を舞う」なども二重表現ではありません。「歌」や「舞」は事物の名称でそれ自体には「歌う」「舞う」という意味が含まれていないからです。

追記
著名な国語学者の方ですが、複数の方が引用されている北原さんの説明は滅茶苦茶です。原稿の締め切りに追われ、重言(二重表現・重複表現)「同じ意味の重なる表現」と重言(畳語)「同じ漢字を重ねた表現」を混同した上で無理やり解説をしようとしたのでしょうか?蛇足ですが、「違和感を感じる」は重言(畳語)でもありません。

質問した人からのコメント

2013/2/15 11:28:18

成功 1人を除いて、みなさん、本当に丁寧なご説明をありがとうございます。
文字に惑わされていたようです。勉強になりました。

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編集あり2013/2/1511:01:19

大前提として「重言」は「間違い」ではないでしょう。
「重言」にはいくつかのレベルがあります。
詳しくは下記をご参照ください。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n150890
当方は「違和感を感じる」は「【1】不注意もしくは無神経の例」で「違和感を覚える」は「【2】重言っぽいが直せない」と考えています。


先行コメントにある『問題な日本語』『続弾! 問題な日本語』の記述に関しては下記のように考えています。
〈なにより違和感があるのは、前弾の『問題な日本語』ではあれほど「違和感を感じる」を使っていたのに、『続弾! 問題な日本語』は1回も使っていないこと〉です。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1717.html
以下は一部の抜粋(重言)。


書き手は北原保雄氏。こんな大御所にインネンをつけていいのだろうか。

【引用部】
確かに、「~感を感じる」は重複表現です。「感じを感じる」というのでは、表現に工夫がありませんし、新しい内容(情報)が何も加わっていません。しかし、「違和感を感じる」となりますと、「“違和の”感じを感じる」ということで、「違和の」という新しい情報が追加されます。(p.40~41)

ずいぶんクドい書き方だけど、説得力あるのかな。
このあと、「新しい情報」が加われば「かなり自然」になる例として下記をあげる。
1)昔の武士の“強い”侍
2)“暴れる”馬から落馬した
3)桜の花が開花する
4)ノーベル賞を受賞する
5)高額の金を借金する
これって自然なの? 4)は言いかえがむずかしいからしかたがなく使うかもしれないが、ほかの4つはビキビキの重言だよ。簡単に避けられるんだから使う理由はない。
1)は単なるギャグ。あえて直すなら「昔の強い侍」。2)は「暴れる馬から落ちた」でいいだろう。3)は「桜が開花した」か「桜の花が咲いた」。5)「高額の借金をする」か「高額の金を借りる」。


【引用部】
以上のような論理を理解して、もう一度「違和感を感じる」について考えてみますと、単なる「感」を「感じる」というのであれば、全く意味のない、不自然な表現ですが、「“違和”感」を「感じる」というのですから、あまり不自然ではない言い方であるということになるでしょう。(p.41)

なるかな? ならないと思う。「あるということになるでしょう」ってあたりに自信のなさが感じられる。
このあと、さらにいろいろなこじつけをしている。

1)「ふと感じた違和感」のような連体用法になると自然度が増す
「自然度は増す」かもしれないが、重言であることにかわりはない。
2)「違和感を覚える」にいい換えたところで意味的には「感じる」と同じだからあまり違いはない
考え方が逆。当方は、「違和感を感じる」は重言で、意味的には同じ「違和感を覚える」も重言風だから極力使いたくないと考えている。意味は同じでも「覚える」のほうが重言感が薄れるからずっとマシ。だったら使うとしたら迷わず「覚える」だろう。
3)「不安」や「不快」はそれ自体が「感じ」。「違和」や「一体」や「劣等」などはそれ自体は「感じ」ではないので、「違和を感じる」にはできない。
意味不明。現実に「違和を感じる」とは言えるだろう。「一体を感じる」「劣等を感じる」はちょっとヘン。つまり、「違和」はどっちかと言うと「不安」や「不快」の仲間だろう。

結局、なんだかんだ強引に理由をつけて「違和感を感じる」を正当化しようとしているとしか思えない。
もっと簡単に考えればいいだろう。重言を許容できるか否かは、言いかえができるか否かで判断するのがわかりやすい。「違和感を感じる」は「違和感を覚える」にできるのだから許容する理由はない。
なにより違和感があるのは、前弾の『問題な日本語』ではあれほど「違和感を感じる」を使っていたhttp://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1509.htmlのに、今回は1回も使っていないこと。当方が見た限りでは、「違和感を覚える」さえp.27で1回使っているだけ。ほかは「違和感を持っている」(p.105)、「違和感の生じる理由」(p.108)などを使っている。
こういうのを見ると、なんか都合の悪いことでもあったのかな、と勘ぐってしまう。
正当化しようと試みながら自分たちでは使わないという態度は矛盾している(そもそも使う機会がない語彙なら、話は別だけど)。

こういう態度はどこかで見た(笑)。『日本語練習帳』って本は、「形容詞+です」を認めながら自分では使ってなかった。あとね。文章読本の文体って、自分で掲げた禁止事項を守っていることなんてめったにない。

【20120227追記】
半ば予想どおりだが、『明鏡国語辞典 第二版』は「違和感を感じる」を例文にしているらしい。
(略)

muta_005さん

2013/2/1413:20:23

結論を先に言えば、きれいな表現ではないが、間違った日本語というわけではない、と思います。

過去の質問で、明鏡国語辞典の編纂者・北原教授の解釈が紹介されています。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1282011942

北原先生もおっしゃるように、そもそも「違和感を覚える」の「覚える」は「感じる」という意味合いですから、「違和感を感じる」が間違った重複表現なら「違和感を覚える」と言い換えても変わりません。

「不安感を感じる」なら、「不安を感じる」の方が自然な表現です。でも「違和を感じる」では返って不自然です。「違和+感」で初めて「感じ、感覚」を表す言葉になるからです。

「感じ」は、見たり聞いたりするものではなく「感じる」ものです。そういう「もの」を「感じる」時に 「感じる」と表現するのが間違いというのは言い過ぎだと思います。「馬から落馬する」の重複とは質が違う問題です。

「違和感」というものを「対象」から「受けた」のだ、という距離感ある関係性で表現したい時に「違和感がある」ではいささか違和感があるから(笑)、「違和感を感じる(覚える)」という表現が慣用されたのだと思います。それは至極真っ当な表現の多様性で、同じ字が続くから間違い、と短絡的に正誤判断する方がよほど「不自然な日本語感覚」だと思います。

opaopanpaさん

2013/2/1412:44:30

詳しいからこそ、敢えて使ったのでは?
「重文では?」と読者から疑問が一言でも来たら、5000倍ぐらいにして返してくれると思います。
作者の重文に引っかかるのは勉強熱心な人でしょう。
敢えて使ったのは、勉強熱心な人へ「もっと詳しく教えます」というメッセージなのだと思います。

kaijin21_1さん

2013/2/1412:43:41

よくある質問ですが、この表現は「重言」であるという意見が多そうですね。

★『明鏡国語辞典』編者の北原保雄氏の説を紹介します。
..「違和感を感じる」は、重言ですが、「違和の」という情報が加わっているので、それほど不自然ではない表現です。
..「~感」という語は、「安心感」「一体感」「危機感」「責任感」「不安感」「不快感」「劣等感」など多数ありますが、「~感を感じる」というのは重複表現になるから「~感を覚える」と言うべきだと考える人が多いようです。
確かに、「~感を感じる」というのは重複表現で、「感じを感じる」というのでは、表現に工夫がありませんし、新しい内容(情報)が何も加わっていません。
しかし、「違和感を感じる」となると、「"違和の"感じを感じる」ということで、「違和の」という新しい情報が追加されます。
「昔の武士の侍」「馬から落馬する」などを重言(同じ意味の語を重ねて使う言葉)といいますが、重言がよくないのは、繰り返しであって新しい情報が加わらないからです。
「昔の武士」と「侍」は同じものですし、「落馬」は「馬から」落ちることですから、「昔の武士」も「馬から」も余計な表現です。
ところが、「昔の武士の"強い"侍」「"暴れる"馬から落馬した」などのように、「強い」「暴れる」などと新しい情報を加えると、かな
り自然になります。
.............(桜の)花が 開花する
.............(ノーベル)賞を 受賞する
.............(高額の)金を 借金する
..上記も( )がなければ重言ですが、( )書きの言葉を加えると、自然な言い方になります。
..以上のような論理を理解して、もう一度「違和感を感じる」について考えると、「”違和”感」を「感じる」というのですから、あま
り不自然ではない言い方であるということになるでしょう。
「ふと感じる違和感について考えた」のような「感じる」が「違和感」にかかる連体用法になると、さらに自然度が増すようです。
..「違和感を覚える」と言い換えたほうが重複感が少なくなり、表現効果はありますが、「覚える」も意味的には結局「感じる」ことで
あり、あまり違いはないように思われます。
..「違和を感じる」ではないかということについては、「~感」という語には二種類あって、「不安」「不快」などは、それ自体が「感じ」なので、「不安を感じる」「不快を感じる」といえますし、その方が自然な言い方ですが、「違和」や「一体」「劣等」などは、それ自体は「感じ」ではなく、「~感」がついて初めて「感じ」の意味になる語ですから、「違和を感じる」「劣等を感じる」などは不自然になります。
【参考資料】「続弾!問題な日本語」(北原保雄 編著、㈱大修館書店 発行)より

★"違和感を感じる"で検索すると、この知恵袋でも続々と出てきますヨ。

2011/12/14 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1377378078
2011/3/4 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1356787178
200972/26 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1023595570

★また、下記のブログも参照してください。
【重言の話5──「まず第1に」「違和感を感じる」】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1176.html

nxz0ilmxさん

2013/2/1411:47:52

確かに重言なんですけどそれほど不自然な表現ではないようです。私も他人にはよく指摘するんですけど。おぼえるに変えても意味は感じると同じなのです。ノーベル賞を受賞する、桜の花が開花する、暴れる馬から落馬した等も自然な感じです。

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