映画「ライフ・イズ・ビューティフル」でのなぞなぞに、コガモ・カモノハシという単語が出てきますが、、
映画「ライフ・イズ・ビューティフル」でのなぞなぞに、コガモ・カモノハシという単語が出てきますが、、 このイタリア映画で、ドイツ軍医が主人公になぞなぞの答えを尋ねるシーンがあります。 「デブで、醜くて、どこもかしこも黄色。どんな調子かと尋ねるとこう答える。グワァグワァ(?)しかも歩きながら、ウンチする。さて、私はだれでしょう?」 答えは"コガモだ"だろう?"コガモ"だろう?ところが違うんだ。ウィーンの獣医が私に送ってきた問題でね。何とか、答えを送り返してやりたいんだが、肝心の答えがまるで見つからないんだよ。こうも思った。カモノハシかもしれない。だが、鳴き声が違う。カモノハシの鳴き声はこうだ。フルフルフルフル(?)カモノハシじゃない。夕べドイツ語から訳したんだよ。君のために。君はわかったか。コガモだとしか思えんだろう?」 このシーンの解釈で悩んでいるのですが、次のような解釈をする人がいました。 このなぞなぞの答えはユダヤ人。 しかし軍医の意図は違います。 カモノハシはイタリア語で ornitorinco これを並び替えて no ci ritorno これは 《そこに帰ら(れ)ない》 という意味です。 軍医からグイドへのメッセージは【自分の力では君をどうすることもできない】 監督が伝えたかったのは、狂った人間の姿ではなく、 絶対的な権力の前ではどうすることもできない人間の弱さ、脆さでしょう。 イタリア語を勉強していてよかった。 この解釈に一番説得力を感じるのですが、私はイタリア語が分からないので、まだピンとこない感もあります。 イタリア人にとってornitorincoは、本当にno ci ritornoというフレーズを連想させるのか? また、もうひとつの単語である「コガモ」は、一体何を意味するのか? 監督のベニーニも、このなぞなぞのシーンの意味について語っていないようで、謎なのです。 この映画とイタリア語をご存知の方、答えが分からなくてもいいですから、ヒントだけで構わないので教えてください。
さっき、ある英語サイトでベニーニ監督の談話を見つけました。 なぞなぞに答えはなく、戦争のバカバカしさを強調するためだと言うことでした。 demomon320さんの回答と同じです。 しかし、本当の答えを伏せているようにも思えるのです。 他の解釈をされる方の回答も、お待ちしています。
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