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ブルーノートのレコード盤の違いについてです。

pep********さん

2013/4/2921:33:22

ブルーノートのレコード盤の違いについてです。

中古店でブルーノートのレコード盤は国内盤・外国盤のほかに「オリジナル盤」、「リイシュー盤」、「重量盤」などと表記されているのを見かけます。
これらの違いはどこにあるのでしょうか?

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ori********さん

2013/5/505:14:02

ブルーノートに限らずですが、特に1950~1960年代のハードバップ最盛期に録音、カッティング、プレスされ、一番最初に発売されたレコードが1stプレス盤=完全オリジナル盤とされ、ものによっては50万円~100万円で売買されるものもあります。もちろん50~60年も昔のレコードとは言え、ジャケット、盤のコンディションが新品に近いような場合ですが。
それでも5万円、10万円はざらです。
ただ注意が必要なのは、最近オリジナル盤の定義を良く知らない方が多く、再発盤をオリジナルとうたっている場合もあります。

当時ブルーノートレコード社が再発したものは2ndプレス、3rdプレスなどと呼ばれ、レーベルやジャケットのライナーノーツの表示が一部違っていたりする場合はありますが、マニアでなければ気付かないような部分であり、ジャケットの作り、レーベル、盤質、音質ともにほとんど1stオリジナルと遜色のないものが多いです。
その後ブルーノートレコードと言う会社は(名称、マスターテープとその版権とともに)大手レコード会社に買収されましたが、ブルーノートレーベルは生き続け、新作の発売とわせ、旧作も再発盤として復活を繰り返します。

ジャズに限らずですが、最初にプレス、販売されるレコードは数に限りがあり、一定の期間を経過すると在庫も無くなり、一旦廃盤になってしまいます。しかし人気のある盤は改めて再プレスされ、再発盤として世の中に再登場します。数十年の間それを何度も繰り返してきています。日本ではキング、ビクター、東芝などが入れ替わり立ち替わり日本国内でのプレス、販売の権利を買い、レコードやCDの再発盤を出してきました。

リイシュー、再発、復刻などは全て意味的には同一ですが、海外ものの再発をリイシュー、日本では再発、復刻はオリジナルとそっくりな形での再発(ジャケットやレーベル)そんな違いでしょうか。

ブルーノートレコードの1950~60年代初期のレコード盤はとても分厚く重く、レーベルに深い溝があります。ディープグルーブとか深溝と呼ばれます。当時のプレス機の構造やレコード盤の材質によるものです。
ジャケットの作りも分厚く、表の写真にはピカピカの厚でのコーティングがなされています。再発盤では、時代とともにプレス機の仕様が変わったことや、コスト的にもそのような手間のかかることができず、ジャケットも簡素な味気ない作りになってしまいました。

しかし近年、全てそっくりに再発しようと、盤も当時のように厚く重くし(重量盤と呼んでいる)、レーベルには深い溝を入れ、ジャケットも厚くしコーティングを入れるなどして(良く似た偽物)、完全復刻などとうたって販売されるようになりました。これがプラダやグッチやコーチなどのようなファッションブランドであったら大変なことです。
しかし、所詮見かけだけの海賊版のようなもので、本物と復刻盤を両手にとって比較するならば全く違うことに気付きます。
音質も、当時の録音はアナログテープでしたから、60年以上も経過した現在、当時の音質のまま残ってなどいる訳が無く、デジタル補正を繰り返し全く別の音質になっています。
カッティング、プレス機の違いも大きな要素です。
ジャケット写真もオリジナルのジャケットを複写しており、度合いはともかくコピーを繰り返したようなコントラストの強い、ハーフトーンの潰れた陰影になっています。
もし、先々オリジナルに興味を持たれるようなことがありましたら十分注意してください。

最後に、海外再発盤、国内再発盤、海外再発重量盤、国内再発重量盤等々ありますが、それぞれプレス先や発売時期によって音の味付けが違う場合があります。詳細をこだわるならばですが。強いて言うならば、海外のOJC盤等はかなり良い音に感じます。
国内盤でも古い再発になりますが、キング盤などは評判が良いようです。
また、国内盤の再発の良さとしましては、もともとのオリジナルの曲目以外に未発売のボーナス曲を入れている場合が結構あります。ブルーノートレコード時代の録音でありながら、現在まで全て未発売であった曲のみでまとめた盤もあります。
そのような盤は、国内盤であっても世界で最初の発売であるならば、オリジナル盤と定義付けても良いのだと思います。
重量盤の是非は、当時のオリジナル盤の重さに真似たと言う意味以外に、何かに優れているという根拠はありません。音の善し悪しはカッティングのエンジニアー次第で、盤の厚さ、重さとは無縁です。所詮再発です。

長くなりますのでこの辺で終わりますが、音楽は楽しむためのもので、オリジナル盤である必要はありません。出来る限りキズの無い綺麗な盤を安く買えて楽しめればがベストです。
カフェとかで有線から流れるジャズも楽しめますし、携帯オーディオのMP3の圧縮音源でも楽しめます。音質の違いはあれど、演奏はオリジナル盤でも再発盤でもCDでも皆同じです。

質問した人からのコメント

2013/5/6 20:18:28

成功 アナログは奥が深いことを教わりました。
詳細な解説ありがとうございました。

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kuw********さん

2013/5/611:24:43

以下のサイトをご覧下さい。
ジャズレコードを良い音で聴くヒント、レコードに関する情報が一杯のマニアックなサイトです。
ご質問の答えが見つかるかと思います。

http://more.main.jp/mezurasi_h.html

では、では。

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JKさん

編集あり2013/4/3003:10:32

オリジナル盤は文字通りファースト・イシューのもので、書籍の初版本に相当します。状態が良いものは大変に高価です。ジャケットにしろ盤にしろ、オーナーのアルフレッド・ライオンがこだわって製作していました。オリジナル盤以降はジャケットやレーベルの住所、レーベルに溝があるかどうかなどでセカンドとかもっと新しいとか判断しますが、日本盤でもキング・レコードのプレスか東芝のプレスかなどで区別します。それだけ、再発売が繰り返されながらも、コレクターが音楽自体に愛着を持つていて少しでも良い音で聴きたいと思っているので、そうした分類をするのです。重量盤が新たに再発売されるのもそうした事情を踏まえての事です。これはブルー・ノートに限らずプレステツジやリバーサイド、CBSコロンビアなどメジャー・レーベルを含めて全てのレコード、CDにも当てはまる事です。

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