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秒速5センチメートル見たら丸一日鬱になりました。 貴樹はなにがしたかったんでし...

kss********さん

2013/5/608:01:46

秒速5センチメートル見たら丸一日鬱になりました。
貴樹はなにがしたかったんでしょうね。もっと頑張って欲しかった

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190,269
回答数:
2

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ベストアンサーに選ばれた回答

fgd********さん

編集あり2013/5/620:55:20

貴樹は明里の生きるスピードに追いつきたかった。
二人のスピードは冬の再会の日以降変わってしまった。
結局追いつけず、ある日突然真剣で切実だった
その想いもキレイに失われていることに気づいた。

貴樹は自分と種子島で打ち上げられたロケットを重ねていました。
必死にただ闇雲に、気の遠くなるくらい向こうに在る(いる)何か(明里)を見つめて。
という花苗のセリフの通りです。
貴樹は花苗とは真逆の生き方をしています。
現在を大事に生きる花苗と、未来のみに生きる意味を見出し生きる貴樹。
結局、花苗もそのことに気づき告白できませんでした。
貴樹は最後の場面で無人探査衛星がついに太陽系外へ。という記事を
どういう気持ちで見ていたのでしょうね。


また、貴樹の踏み切りでの最後の笑みは諦めの笑みといわれています。
明里と再会したことでやっと前に進める…。
しかし、あの笑みは大好きな明里の結婚後の幸せそうな姿を
見れたことへの安堵の表情でもあったのではないでしょうか。

貴樹は風に飛ばされてしまった手紙にこう書いています。
「でも、いつかずっと先にどこかで偶然に明里に会ったとしても
恥ずかしくないような人間になっていたいと僕は思います。
そのことを僕は明里に約束したいです。
明里のことが、ずっと好きでした。どうか、どうか元気で。
さようなら。」
あの時の貴樹は“恥ずかしくないような人間”だったでしょうか?
しかし、きっと次に偶然出会うことがあるならば
手紙で明里に誓ったように(渡せなかったが)恥ずかしくないような人間に
なってると私は信じています。


ちょっと余談ですが。
明里も貴樹と電車で別れる前に手紙を渡そうとしていました。
雪の影響で電車が遅れている時に駅で貴樹を待つ間に書き上げた手紙です。
かなりの長文なので文字制限で載せれませんが、
そこには貴樹への感謝の気持ちと、貴樹の事が好きだという気持ちと、これからの事が書いてありました。
好きだという気持ちも書かれていましたが、
同時に別れを示唆する言葉も書いてあります。
その手紙を渡せなかったということは直前で
別れたくない、という気持ちが芽生えた表れです。
貴樹は明里との初恋の呪縛に捕らわれてしまっていましたが、
明里も同様に貴樹と同じ気持ちだったはずです。
貴樹は大人になってもその呪縛から開放されることはなかったが、
明里は乗り越えたということです。
そして、その手紙には「貴樹くん、あなたはきっと大丈夫。」と
貴樹も乗り越えれると書いています。

つまり貴樹だけが必ずしも不幸だったわけではないと私は思うんです。
いやそもそも、貴樹が不幸だったかどうかも私たちには分かりません。
「時をかける少女」という作品で次のようなセリフがあります。
『ひとが現実よりも、理想の愛を知ったとき、
それは、ひとにとって、幸福なのだろうか?不幸なのだろうか?』
貴樹にとっての理想の愛は明里との初恋でした。
未来人との恋という在り得ない理想の愛だった時をかける少女とは違い、
貴樹の場合“現実よりも”とは言えませんが、貴樹は不幸だったんでしょうかね。
まぁそれは置いといて、秒速は明里目線でアニメが描かれていませんし、
最終的に結婚して幸せそうに笑う明里のシーンもあるため
貴樹ばかり“可哀想だ”というイメージがありますが、そうではないんです。
要は初恋の呪縛が貴樹のほうが強かったということです。
これは確かに作者ではないのであくまで予想の域を脱していませんが、
二人とも同じ気持ちだったということを思うと
少しは考え方も変わり、鬱という気持ちも和らぐのではないでしょうか?


確かどっかのレビューサイトで見た意見と同じですが、
他の回答者さんの回答もいい意見だとは思います。
しかし、これだけは言いたいのは秒速はお涙頂戴的な話ではないと私は思います。
むしろ秒速は非常に意見が分かれる作品です。
何が泣けたのかわからないという意見も多いです。
逆にありきたりにハッピーエンドで貴樹と明里が出会ってしまったしていたら
それこそ軽いお涙頂戴アニメに成り下がってしまったのではないでしょうか。
ただ、そうした方が万人受けし売れたかもしれませんが、
名作とは呼ばれなくなってしまうんじゃないかと思います。
新海作品はありきたりな話にしないからこそ名作と呼ばれていると思います(ほしのこえ・空のむこう、約束の場所・秒速5センチメートル)。
万人受けするような結末しか描かない監督の方が私は好きになれません。
それより自分の好きな話を信念を持って描きあげる監督さんのほうがいいです。
偉そうに言って申し訳ありません。
つまらないとか駄作とかいう評価はその人がそう感じたなら
私がとやかく言うことではないですが、
お涙頂戴アニメだ、と断言されてしまうのはどうしても違うと思い書いてしまいました。

質問した人からのコメント

2013/5/11 00:10:13

なんか少し心が晴れましたね!ありがとうございます

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hit********さん

編集あり2013/5/610:40:54

鬱アニメの代表作!

作品は非常に細かい描写です。
なぜもっと決まりきった結末を描かないのでしょう。
日本人のお涙頂戴風の意識丸出しです。

ハリウッド映画には最悪の結末を迎える作品はないといいます。
必ずハッピーエンドを迎える。
だから人気があるんだと聞いたことがあります。

ラスト、踏み切りで「あ、久しぶり」の会話があるだけで、ぜんぜん違う作品になったと思うけど。
あと5分長くすればすごい良い作品になったと思います。

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