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仏教とお墓について教えてください

rpf********さん

2013/5/1921:57:58

仏教とお墓について教えてください

最近図書館でチベット仏教(ブータン)の仏教についての本を読んだ時に書かれていたのですが仏教でお墓があるのは現在日本だけみたいなことが書かれていました。

他の上座部、大乗仏教でも土葬などはありますがその国の殆どに仏教でお墓を作ることはない(一部出家したお坊さんで悟りを開いて成仏した人はお墓があるようなことも別の本で知りましたが)。

日本が中国から仏教を学んだ時代に中国から持ち帰ったものの一つみたいですが仏教の多くの国では輪廻転生説(49日を過ぎると他の生き物に生まれ変わる)を信じているため先祖崇拝の考えがなく中国では儒教の先祖信仰などがあったために先祖崇拝(供養)という考えではない輪廻の思想が受け入れられなかったなどの理由で日本にも輪廻思想は広まらなかった。また仏教そのものが輪廻からの解脱(成仏)が目的のためにその考えが広まらなかったのかと思いました。後に密教などが入り真言宗などのいくつかの宗派では輪廻の考えが入ったみたいですが。(また輪廻転生の考えが普及している国では虫などの殺生もあまりしない、もしかしたら知り合いなどの生まれ変わりかもしれないと考えることから顔にまとわりついたりしても気にしないみたいな考えもあるみたいです)

気になったことは法要などもそうですが法要は他の国ではほとんどしないのが普通みたいです。特に生前悪行を行った者に対してすることであり回数が多い人ほど悪行がひどかった人たちに対してするみたいなことも知りました。また日本ではキリスト教でも1周忌5周忌などがあるところもあるみたいですが日本以外にはなく独特な風習みたいです。

素人なので詳しいことはわかりませんが不思議に思ったので書いてみました。いくつか関連していたので書いてみましたがお墓に関することで何か疑問に思っていたり知っていることがありましたら教えてください。

補足日本人はその場の雰囲気を察したりわけのわからないお経をありがたがることができるので(お経は生きている人のために書かれた書物なので死者に送るものでは全くないと考えています)
昔の天皇などはミーラになるまで部屋で安置されてから埋葬された。また偉かった人ほど数年間部屋に置かれていたなどを読んだこともあります(汚れの考えのため)。仏教が天皇家や貴族に受け入れられた理由の一つとしてこのこともあったように書かれていました。
明治初め仏教は異教の宗教である理由で数年間廃止。群馬県の浅間山近くの村で全てを神式に変えた村が学術などの調査で残っているみたいですが相当大変だったらしくこの村でも最終的には上手くいかなかった。神道には汚れを避ける考えがあるために葬式そのもの汚れとも見ていたためあまり上手くいかなかったために仏教が復活して仏教が葬式をするようになったと読んだことがあります。地方では亡くなった人を山で埋葬して木を植えて大木になるような埋葬もありましたが高度経済成長の頃から立派な墓石を競って建てることが流行ったことから今までの風習が無くなった地域もあるそうです。不思議な社会に住んでいる気がします

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nak********さん

編集あり2013/5/2612:07:18

お墓作るの、儒教の影響です。地獄思想は道教の影響。だから、中国仏教の影響のある地域では、仏教徒であっても墓地を作ります。
つまり、仏教徒でお墓を造るのは、中国(漢民族)と朝鮮半島、ベトナム、日本ですね。
華僑は墓地取得が困難だという理由で、納骨堂に収めるのが主流となりつつあるけれど、墓地がないわけじゃありません。
朝鮮半島は儒教の影響が大きすぎて、巨大な墓地を作っちゃう、あれじゃ古墳だな。で、墓地が足りなくなって、問題になってます。

上座部では、いわゆる高僧の仏塔が建立されることがありますが、これは墓地ではなく、仏弟子の舎利塔と同じです。

追善法要、という意味で祖霊供養を行うのは地獄思想の影響です。
ただ、チベット仏教では、中有の状態のとき、法要を行いますよ。目的は、より良き生に転生するための引導です。転生は最長49日以内に起きるので、この種の法要は49日間続きます。
チベットで見ましたよ、セラ寺だっけ、その朝、鳥葬に付された少年を、本堂に依代を作って、遺族の前で法要やってた。
ラダックでは火葬ですが、同じように法要を行ってるはずで、NHKかなにかで放送を見た記憶がある。火葬炉は各戸にあって、お正月にお参りに行くそうです。炉は荒野の真ん中に、ポツンと建てられてます。

東南アジアの葬儀では、お坊さんが引導を渡しにやってきますが、火葬は家族だけで行います。坊さん、火葬が始まる前にトラックの荷台に乗って帰っていったな。
火葬の時、家族が色んな供物を火に投じてましたよ。スイカをそのまま投げ込んでたからびっくりしたけどさ。

追記;
廃仏毀釈運動のことを仰ってるのね?
佐渡ではほぼ壊滅、吉野でも仏教寺院はすべて壊されて、民衆の中で念仏が残るだけ。鹿児島も相当ひどかった。

日本の仏教は、中国仏教のコピーです。最初から、天皇家と摂関家のものだったから「国家安寧」が目的だったし、そもそも儒教が習合してるから、政治理念でもあったのね。だから聖徳太子が十七条憲法を作ったんです。

仏教が民衆に広まって、民衆のための仏教に変容していったのは鎌倉時代になってからです。
さらに、道教の地獄思想が入ってきたの、平安後期以降です。で、地獄からの救済が仏教の目的となっていくんです。

日本で庶民の墓地が成立するの、鎌倉中期です。それ以前は死体は山に捨てに行ってたんですよ。
道教の十王思想と本地仏、つまり神仏習合が組み合わされ、十仏が成立したのが鎌倉中期、鎌倉後期には十三仏が成立して、年忌法要、つまり追善供養が始まります。

道教の影響は、庚申信仰にも見られますけど、これはおそらくは室町時代になってからのことです。
個人の墓地が作られだすのもこの頃ですね。

てことで、日本の墓制はそんなに単純じゃないんです。
奈良博に墓制研究をされてる学芸員さんがおられます。
一度、お会いして、モンゴルの墓制についてお話を伺ったことがありますよ。
どうしても判らないことがあれば、お訪ねされるのもありだと思います。

質問した人からのコメント

2013/5/26 21:45:24

皆さんありがとうございました。日本では僧侶よりも住職という言葉の方が今のお坊さんには合っているのかと思います。仏教は比較的資料が揃っていますが神道の資料は意外と少ない密教と同じく門外不出なのかと思うところがあります。道教のタオは読んだことがありますが地獄に関しては知りませんでした。六道の地獄道ならわかりますが。どうもありがとうございました

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acc********さん

2013/5/2011:09:55

日本仏教において葬礼を仏教が行うようになったことは、非常に興味深い現象だとたしかに思います。

中国や韓国では、葬礼は儒教が担っていました。

上座仏教の国々でも、亡くなった方々に追善供養するということはよく行うようですが、お墓にはそれほど拘泥しないようです。

他の方も指摘されているように、日本におけるこの葬式仏教は、もともとは神道や儒教のものを、仏教が執り行うようになった独自のものでしょうね。

ただ、年回忌や、こうした葬式仏教の浸透には、もともとそうしたこともあったとはいえ、全国的に浸透したのは江戸時代以降と思います。
江戸時代、切支丹禁教令が行われた後、年回忌をきちんと行い何らかの伝統的な仏教の寺院に所属していることが、切支丹ではないことの証明となりました。
江戸期の寺院は、いわば現在の戸籍を管理する役所のような側面があったようです。

日本的な葬式仏教は、江戸期のこうした要因も大きかったのではないかと思います。

kaj********さん

2013/5/2009:15:10

日本の葬儀、法事、供養、埋葬、思想などは、本来の仏教の文化とは、ほぼ無縁で独自のものです。

では、日本のこのような精神や風習は、どこから来ているのでしょうか?。

答えは簡単です。

神道です。

神式の葬儀、法事(年祭)、供養、埋葬、思想などが、ほぼ仏教に取り入れられています。

皇室や神社に残る長い長い伝統と外来の仏教が混ざり合っているのです。

日本の葬儀、法事、供養、埋葬、思想などは、本来の仏教の文化とは、ほぼ無縁で独自のものです。...

m29********さん

2013/5/2001:10:10

チベットや上座仏教では、
より原始仏教に近く、
要はその魂(アートマン)に意味があるので、
遺体は単なる肉塊となり大した意味はありません。
(私は支持してます)


中国ではインドから伝わった際、
あそこは輪廻転生以外を受け入れました。
階級社会ですから宿業理論の伴う輪廻転生は権力者の嫌がるところです。

日本でも平安貴族にもてはやされるのは目下の現世利益の仏教でした。
しかし、最澄以降は徐々に流れが変わり、
新時代となった鎌倉新興が実質上今に受け継げられてる日本仏教です。
天台、真言宗その他は鎌倉新興に莫大な影響を与えてはいますが、
主張は明らかに当時とは異なっています。
輪廻転生説は別として誰でも救われる、涅槃に到達するという風に完全に変わったのはこの頃です。
学が無ければ理解出来ない経典を
簡単な方法論で衆生を救うとしたのもこの頃です。

しかし、
考えてみると
いかに御釈迦様の教えが優れた発明か分かります。
紀元前において既に魂の差異、優越性を否定しており、
即ちおそらく人類史初の人権の発明をしたのも彼です。

ですから、
再びヒンドゥー教に取って代わられたりイスラムの圧力がかかっても武闘による手段を取りません。

日本ですが、
現代において
しかも信じてもいないのに大袈裟な葬式や法事にここまで時間と金を費やす国は無いでしょうね。

先の49日理論とも勿論完全に矛盾しています。

墓参りもいいけど、墓には妖怪か幽霊しかいないでしょう?(笑)

会いたい人の魂は
転生先、あるいは死後の世界がないなら
心の中にいる。
少なくとも墓場には鬼太郎か貞子しかいない。

完全に形骸化してます。

御釈迦様が日本の派手な葬式を見たらこう言われるかもしれません。

なら腹を空かした犬か鳥につつかしたらどうかアーナンダ?

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