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アコギに詳しい人に質問です。 ギブソンのハミングバードとマーチンのD-18は...

win********さん

2013/6/618:34:34

アコギに詳しい人に質問です。
ギブソンのハミングバードとマーチンのD-18は、木の使い方が同じですよね。
表がスプルスで、横と裏がマホガニーで。
だけど、ハミングバードはジャキジャキした音だと言われることが

多くてD-18は言われないじゃないですか。
これはなんでですか?
もしかして気のせいですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

the********さん

2013/6/711:10:50

こんにちは、win7_specialさん。

「ハミングバードはジャキジャキした音だと言われる」。

これには、2つの理由があると思っています。
ひとつはHummingbirdの仕様的なD-18との違いによる実際的なサウンドキャラクターの違いであり、もう一つは、そのキャラクターの違いが殊更に「常識として」広まった面です。

仕様面の違いは、まず、スケール(弦長)です。
Gibson Hummingbirdは、Martin D-18のスケール(25.4インチ)よりも短い24.75インチのスケールを持っています。
スケールが短くなると、サスティンは基本的に短くなります。
サスティンが短くなると、相対的にアタックが強く感じられます。
この、アタック時のピークの強さが、D-18よりも「ジャキジャキ」しているニュアンスを生みます。

実際に、所有するHummingbird(1960年・初年度製)とD-18(1963年製)を比較すると、63年のD-18は美しいトーンを伴う長いサスティンを持ちますが、60年のHummingbirdはラウドに鳴るもののサスティンは短め(アタック時直後の減衰が急激なニュアンス)で、アタック感があるジャキジャキと表現できそうなサウンドがあります。
なお、GibsonアコースティックもMartinアコースティック(のDreadnought)も、スケールに関して戦前から頑なに守られており、NummingbirdとD-18の関係のみならず、全体論としてもその傾向があるとも言えます。

仕様面の違いの2点目として、Gibsonは1961年からアコースティック全般にAdjustable Saddleが採用され、それが「標準仕様」になったことが挙げられます。
Adjustable Sadleの本来目的はエレキギターのように弦高の調整を容易にするためでしたが、サウンドへの影響は極めて大きいものとなりました。
旧来のサドルはきっちりとブリッジに固定され、弦振動を余すところ無くトップ板に伝えていました。
Adjustable Saddleは「2本の長いビスでサドルを釣っているような構造」のため、弦の振動はサドル→ビス→ブリッジ→トップ板と言う経路を辿ります。 しかも釣ってあるだけのサドルはある意味ブラブラ状態ですので、弦の振動のトップへの伝導効率は極めて低い、もしくは中途半端な形で伝わります。
Adjustable SaddleのGibsonアコースティックのサスティンは非常に短く、相対的にアタック感が倍加された形になりました。
これがGibsonアコースティック史上、と言うよりも全てのアコースティックギター史上に於いて極めて特異で突出したサウンドとなりました。
私は1965年製のHummingbird ADJを愛用しますが、ジャキジャキと申しますが、ザクザクと申しますか、決して美しくはないけど唯一無二の魅力的なサウンドを有します。


次に、「Gibson=ジャキジャキ」が常識論に広まった面です。
(すなわち“気のせい”の面です。)

ここ知恵袋においても、「ストロークと言えばGibsonだよ!」と言う回答が多く見られます。
しかし、ここには相当の先入観があるように感じます。

忌憚無く言ってしまえば、現行のHummingbird(Normal Saddle)と現行のD-18を弾き比べて、「やっぱりGibsonのほうがジャキジャキしてるや。」と感じたら、それはそれこそ「気のせい」です。
スケールの違いがあるのは現行品でも同じですが、“スケールの違いを体現できるほど現行のHummingbirdやD-18は鳴らない”んです。
しかし、楽器店の店員に言わせても「ストロークならGibsonっすよね!」と言いますし、ネットの情報でも「やっぱりGibsonにはワイルドなストロークが似合う」などと言った文句が大勢を占めます。
この「常識」の源になっているのは、古き良きHummingbirdとD-18の違いやAdjustable Saddleの超・独特なサウンドが、今もなお多くの人に強烈に刷り込まれていること、です。


こう言った「先入観」による「○○のギターは○○だ」的な刷り込みは、実はギター界(?)にはよくあることなんです。
同じGibsonなら「J-200は音がデカい」なんかもかなり刷り込みっぽい説だったりします。


少しでもご参考になりましたら幸いです。

質問した人からのコメント

2013/6/11 21:58:16

詳しい説明ありがとうございます。よく理解できました。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

kuj********さん

2013/6/619:25:06

(〃 ´ ▽ ` )ノ"▽ ちわぁ♪

気のせいです。ウソです。

マーチンのD-18は1930年代からのモデルですね。

純粋にマーチンらしいアコギでしょう。

でもギブソンのハミングバードは60年になってからの生産ですわ。

当時のアメリカはエレキのブームが始まったころ。

エレキに合わせるにはサスティーンは短く、

バンと音が出て、歯切れが良い音を好み

そのため
アジャスタブルサドルや、大型ボディのスクエアショルダーが好まれたのではないかと推測します。


具体的には
ボディサイズがハミングバードが大きい。
大きい方が音量がでかく成りやすい。

ブレーシングの太さ。
ハミングバードは
60年より70年のほうが太くなってるハズですね。
サスティーンの出を工夫しています。

ブレーシングは各社工夫をしていますので、
サイドバック材が違ってもそこの音色てあります。

ギブソンのアジャスタブルサドルの採用。
セラミック製などもあり、
これの影響も多いのです。

この60年代後半はとくにジャキジャキになりますね。


シャボン玉( ゚ 3゚)p―< ○゚。^゚○。^゚

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