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名誉毀損やプライバシーの侵害について質問です。

haru4263yさん

2013/7/2821:10:45

名誉毀損やプライバシーの侵害について質問です。

70歳を過ぎた母親が、近頃、自分の家系を熱心に調べています。
母は、図書館や資料館に行ったり、お寺で古い寺帳を見せてもらったりして、自分から何世代か遡ったルーツをせっせと調べています。
母なりにやりがいを感じているようであり、このこと自体はボケ防止のためにもいいことなのかなと思って見ています。

しかし、問題はここからで、最近になって、母が、自分が調べた内容を書いた書き物を親戚一同に郵送すると言いだしたのです。
母の調査は何世代かにさかのぼっているので、書き物に登場する親戚の先代達も相当の数に上り、当然ながら郵送する先もかなりの数になります。
登場する親戚には、存命の方も含まれています。
そして、その書き物には、そうした親戚達の氏名や生年月日はもちろんのこと、生い立ちのこととか、これまでにあった出来事のこと等も書いてあるようです。(私自身、その書き物の現物を見ていないので、「書いてあるようです」という表現になります。)
しかも、母は、それらのことを自分目線で書いているため、おそらく、自分の想像や独自の解釈に基づいたものも、実際にそうであったかのように書いてあると思われます。

こうした書物を多数の親戚に郵送して問題ないものなのでしょうか?
もしも、親戚の一部の人にとって納得のいかないことが書いてあったり、あるいは、誹謗や中傷に近いようなことが書いてあったりした場合、これを郵送してしまうと法律的にまずいような気がするのですが・・・。
また、そのようなことまで書いていないにしろ、親戚の個人の氏名や生年月日等を他の親戚に公表することになるので、今のご時世、氏名と生年月日を書いた物を郵送するだけでもまずいような気もします。

法律に詳しい方がおられたら教えてください。

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2013/7/3008:11:22

親戚の生年月日等は、公表されてる情報を集めて送ってるだけなら問題ないと思いますが、母親の解釈に基づく記載をしている部分が問題ですね。


『宴のあと』事件と呼ばれる、小説のモデルにされた人がプライバシー権侵害を理由に作家らを訴えた事件があります。

その事件の第一審では、プライバシー権侵害の成否について、以下のような判断基準が示されています。

東京地方裁判所 昭和39年9月28日 判決
「公開された内容が(イ)私生活上の事実または私生活上の事実らしく受け取られるおそれのあることがらであること、(ロ)一般人の感受性を基準にして当該私人の立場に立つた場合公開を欲しないであろうと認められることがらであること、換言すれば一般人の感覚を基準として公開されることによつて心理的な負担、不安を覚えるであろうと認められることがらであること、(ハ)一般の人々に未だ知られていないことがらであることを必要とし、このような公開によつて当該私人が実際に不快、不安の念を覚えたことを必要とする」

公開とは、一般に不特定又は多数の閲覧に供することを言いますので、親しい親戚数人に送付するのは問題ないでしょう。

あまり付き合いのない親戚にまで送付すると、内容によってはプライバシー権侵害に基づく損害賠償請求をされる可能性もあります。

もし送付するなら、“送付先以外の親戚についての記載”は省略するか、家系図など必要な範囲にとどめた方がいいでしょう。
送付先の親戚の情報を、当該親戚のみに送る分には問題ありません。

また、親戚についての記載部分について、「私の主観による記載もあり、正確なものにしたいので、誤りがあればご指摘下さい」など書いておくことをお勧めします。上記判例の基準の(イ)の要件を満たし難くなりますから。

質問した人からのコメント

2013/8/2 00:05:41

成功 分かりやすい解説をありがとうございました。

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