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靴と沓

oot********さん

2007/3/2208:48:49

靴と沓

普通は履き物の総称として『靴』という漢字を使用しますが、

松尾芭蕉のうたで『~~ 沓の音』という歌があり、
沓を言う漢字が使用されていました。

『沓』と『靴』はどう違うのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

Mijanponaさん

編集あり2007/3/2211:39:46

日本語としては、沓と靴は同じ「くつ」です。

漢字の本来の意味としては、「靴」は革へんがついているから明らかなように、「革靴」の意味です。
学研漢和辞典によれば、「靴 くゎ」は、鮮卑語から入った借用語だそうです。鮮卑語で「くつ」を クヮ、クォ、グァ のような発音の単語だったと思われます。モンゴル語で「くつ」を gutul ゴトル といい、日本語で「kutu くつ」というのと関係がありそうです。
鮮卑人(唐や隋は鮮卑人の王朝)が革靴を中国にもたらすまで、中国で履き物といえば「履 リ」でした。これは布・木・草などで作った履き物をいいます。今の日本語にも「草履」「履き物」に残っています。

「沓」は、漢字の上半分の「水」から想像できるように、「水が吹き出す」という意味の漢字です。それが「流れるように(流暢に)話す」という意味になり、「たて続けにくり返す」の意味になり、「何度も足を踏み動かす」=「踏む」の意味になりました。「踏む(ふむ)」という漢字は「足+沓」です。
ここまでが漢字本来の意味です。それが日本でだけ、なぜか漢字にない「くつ」の意味(読み)ができました。おそらく「踏む」からの類推だと思われます。つまり、「沓」を「くつ」と読むのは、本来は間違った読み方だったといえます。

日本語では「靴」を革靴の意味ではなく、「くつ」の総称(履き物のうち、草履やスリッパやサンダルは含まない)として使用しますが、その意味では「沓」も同じ「くつ」です。ただ、「靴」に革の意味合いを感じる人が、かつては「木靴」などに「木沓」を用いたようです。

質問した人からのコメント

2007/3/27 15:57:08

降参 ありがとうございました

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