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明治~昭和初期の切手

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ID非公開さん

2013/11/920:40:07

明治~昭和初期の切手

初めまして、切手のオーソリティーと御見逸れしご教示願います。
私事ですが、大おじいさんが収集していた古い切手やら古銭やらが、流れ流れて我が家のタンスの肥やしになっているのですが、今般、家族の「汚ない」の一言で整理する羽目になりました。

私が子供の頃には、それなりに市民権を得ていた切手収集ですが、今や処分するより使った方が得?と聞きます。
ボケた画像で恐縮ですが、この時代の切手やら古銭も、二束三文なんでしょうか?

補足流石にお詳しいですね。大したものです。よくぞ、この不鮮明な写真から、そこまでの情報をを読み取れるものですね。ついでにご教示いただきたいのですが、評価額の元となる「カタログ」とは何でしょうか?取引所のようなものがあって、そこで決められた市場価格が公表されているのでしょうか?古銭にも、同様の「カタログ」というものが存在するのでしょうか?

オーソリティ,切手,古銭,二束三文,ご教示,収集家,カタログ値

この質問は、jasonkodai2199さんに回答をリクエストしました。

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jasonkodai2199さん

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編集あり2013/11/1011:12:47

これらの切手は二束三文ということはありません。いずれの切手もカタログ値はそこその評価が付いていますので、仮に処分するにしても、ある程度のプレミアを付けて売却できます。

でもカタログ値に近い値段での処分は絶対に無理です。シートならそれなりの値段で処分できますが、単片もしくはブロックではカタログ値の10~15%が目安になります。なお状態が極美品であることが絶対条件です。これらの切手は大正、昭和の記念切手であり、保存状態が悪いとヤケ、シミが出やすいので、もしそれらがあれば評価はかなり低下してしまいます。

切手の内容ですが、一番上の6銭縦ペア(1500円)、その下の1銭5厘(250円)10枚ブロックと3銭(250円)の6枚ブロック、その左下の20銭(2800円)単片は、1928年11月10日発行の昭和大礼記念4種

20銭の右側3枚ストリップと、その斜め下左側の3枚ストリップが1920年9月25日発行の第一回国勢調査記念(1銭5厘2500円、3銭3000円)、その下の大型の10銭(19000円)切手と6銭(5000円)切手、その左の3銭(2000円)ペア?が1915年11月10日発行の大正大礼記念(これは4種セットで発行されていますので、1銭5厘(2000円)切手もあると思いますが)

左側の鳳凰図案の3銭(1000円)切手が1925年5月10日発行の大正銀婚(大婚25年記念)、これも4種発行されていますので、あと1銭5厘(500円)、3銭(700円)、20銭(2万円)切手があります。

注、カッコ内はカタログ値(切手商協同組合 日本切手カタログ)

現在、切手商に買取を依頼してもカタログ値の10%(状態は極美品)で買取ってくれる保証は全くありません。買取っても全く売れないからです(シートなら買取ると思います)。だからヤフオクで出品した方がいいでしょう。ただヤフオクの出品を見ると、これらの切手の未使用のスタート値がカタログ値の25%程度になっており、これでは全く入札が入っていません。仮に出品するなら、ロット(一括)の方がいいと思います。但し、スタート値はかなり低く設定すること(カタログ値の総額の10%)。

一昔前なら、これらの切手ならば結構有利に売却できたのですが、最近では未使用の記念切手の相場は酷いもので、収集家も余程のものでない限り見向きもしません。それよりも今はこれらの使用済の方が価値があるくらいです(消印が切手に満月状態で押印されているものが条件)。

少し長くなりましたが、現状はこのようになっていますので、参考になれば幸いです。

これらの大正、昭和の記念切手は一部を除いて、使用禁止処分になったとは聞いていませんが、現在郵便に使用するのは無理でしょう(第一回国勢調査記念切手は発行後、半年で使用禁止になった)。


補足について

現在販売されている切手カタログは、日本郵便切手商協同組合編の「日本切手カタログ」、日本郵趣協会発行の「さくら日本切手カタログ」があります。そして今は発行されていませんが、日本郵趣協会発行で日本切手をさらに専門的に評価した「日専」(日本切手専門カタログ)があります。

収集家や切手商が主として使われているのは切手商協同組合編の「日本切手カタログ」です(専門的な評価は「日専」)。ここにある評価は切手商組合が様々な切手の需要や供給を参考に毎年評価を決定していると思います(「日専」の場合は、日本郵趣協会の日本切手カタログ委員会。著名収集家の意見も反映される)。収集家の需要のある切手は値上がりしていますが、殆どの切手の評価は据え置きのままです。ただこの評価は当該切手のプレミアムもありますが、切手商の諸経費も加味してあります(最近の額割れ切手もそこそこの評価が付いていますが、これはプレミアムではなく切手商の経費が殆どです)。

これらのカタログにある切手の評価はメインナンバーに与えらているのであり、個々の切手には様々なバラエティがありますので、それらについては市場の実態(オークションなど)によって評価が付きます(だから相当な値が付くこともある)。あくまでカタログ値は参考でしかありません。デパートの切手売り場はカタログ値通りですが(出店経費などもあるため)、実際の収集家間の取引は特殊なものを除き、カタログ値以下での取引が普通です(殆どの記念特殊切手の場合、普通切手はバラエティによってはその限りでない)。

これは専門的になりますが、古い記念特殊切手などは未使用より使用済のが高評価です。未使用は額割れでも、発行当初に使用された使用済は想像以上の評価が付くことはよくあります(稀少な消印であれば尚更)。

自分もカタログ値は参考程度しか考えておらず(アテにしていない)、実際はオークションや収集家間の取引を参考としています。

それと古銭の方ですが、これも日本貨幣商協同組合が発行する「日本貨幣カタログ」が使用されています。評価等は切手と同様で、古銭商が実際の評価は市場の実態によって取引されています(収集家の需要があれば当然高くなる)。

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質問した人からのコメント

2013/11/10 11:19:16

降参 大変参考になりました。お礼のコインは、最大設定の500枚では足りないくらいで、一万枚くらいお渡ししたいくらいです。ただ、お話をお聞きして、処分するには
対価に見合わない手間がかかることが分かりましたので、暫くは家族に疎まれながらも、肥やしにしておこうと思います。取り合えず、ご教示いただいた日本切手カタログは入手して、切手の世界をもう少し勉強してみます。ありがとうございました。

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