一番強い組み合わせは③でしょう イノベイターは高い反射速度,状況把握・空間認識能力,細胞変化による肉体強化,脳量子波による意識共有等,他2人の強みを合わせ持ちます 加えて,クアンタは攻撃力は戦略級以上,機動・防御は慣性制御・トランザム・量子テレポートやGNフィールド等により高いレベルにあり,他とは隔絶した強さです 争点は①と②です まず機体の性能ですが,これはストフリが大きく上回ります ●防御 ・装甲 実弾を無効化でき,肉弾戦でも壊れないVPS装甲が優れる ・シールド U.C.のシールドは数発のビームで破損するが,ビームシールド[BS]は全ての攻撃を回数制限なく防げ,さらに機体前面をカバーし取回しも良好 ・その他 フィンファンネル[FF]バリアはIフィールドと同じ原理で,相互作用が働くメガ粒子ビームのみ防ぐ(MGインスト,EB3,GO) そのため,C.Eの荷電粒子ビームは素通しする ダミーはデスティニーの残像に対応できていることから,効果は薄い ●攻撃 ・ライフル νガンダムのものは連結なしに,間欠射から艦砲射撃並まで連射性能と威力調整が可能 その点で劣るものの,２丁扱える点でストフリ有利 ・実弾兵器 バズーカ等ではストフリに傷を与えられないが,利用法次第では有効 レールガンは高初速・高威力かつ連射性に優れ,命中すれば致命傷に ・オールレンジ兵器 攻撃端末の数がνガンダム6機に対し,ストフリは8機,加えて本体でチャージすることで継続使用可 また,FFを分離するとAMBAC能力が低下するが,ストフリは逆にヴォワチュール・リュミエールでより機動・運動性能が向上し,ドラグーン[DG]の方がハード面で優れる ただし,NTでかつ経験豊富なアムロが運用するため十分カバー可能(後述) ●機動・運動・操縦 ・推力重量比(スラスターでの加速能力) 本体重量でνガンダムが3.51に対し,｢フリーダム｣でさえ7.37(SEEDMW)なので移動・回避に大きな差が出る ・出力重量比(機体駆動の俊敏性) νガンダムが107,｢フリーダム｣で123なのでストフリの方が機敏か (両項目とも,全備重量ではストフリは実体シールドや推進剤を積載しない分,より差が開く) ・機体フレーム ムーバルフレームにより人間と同じ可動域を持ち,サイコフレームで機体を「手足のように」動かせる(EB3,DC7) ただし,機体のレスポンスはあくまで人間並(MGインスト) ストフリも装甲スライドで同じような可動域を持ち,キラの高い反射速度に合わせた設計がされている(MGインスト) また,より運動性の高い傍証として... ガンダリウムより頑丈なPS装甲製内部フレームを必要とするほどの機動を行う 次に,パイロットですが,｢人間の限界を超えた存在｣という曖昧な根拠は,ただでさえ曖昧な操縦能力議論においては,言葉遊びにすぎません (人間の限界を超えていると言いつつ,肉体の堅牢性,運動能力,頭脳,免疫力等でCOを超えていない) fantaさんのように具体例を挙げて評価するべきです ただ,いわゆるオカルトはミノフスキー粒子散布状態で, 複数の思惟の干渉や他者の死や敵への憎悪等によるNT自身の感情の高ぶりと,それに起因する感応波の放出等の条件が揃って発動するものであり,今回の対決では起こりえません(GO,FC4) http://homepage3.nifty.com/YAP/gmdx4.htm##2b 誤解が多いのですが,NTは予知能力を持ちません NTとは優れた洞察力・認識力・意思疎通能力によって｢理解し合う｣ことで人類全体から争いを無くし,宇宙という過酷な環境下で種としての適応を促す｢人の革新｣なる存在です(GO,RD1st,RDZ,EG1等) 単に上記の洞察力等から相手の動きを把握することで,的中率の高い｢予測｣を可能にしているのです (先取的行動予測理論として体系化され,教育型コンピュータで一部再現されている(FC2)) 一方,C.E.トップクラスのパイロットも敵機の銃口の動きを把握して,発射までのコンマ数秒のタイムラグでビームを予測回避します(小説版SEED,ASTRAY) NTと違い遠距離・遮蔽物越しには予測不可能ですし,モニターやセンサーからの膨大な情報を素早く的確に処理する必要があります 動きを把握する手段が違うだけで同じことを行っているのです (フラナガン機関のNT研究項目でもあり,ビームの回避は実戦でのNT性の現れと言える) 両者とも戦闘経験をもとに予測を行いますから,瞬間性の動き(零距離射撃の回避等)ならともかく,中期的に有効な戦術行動(陽動・遅滞等)においてはアムロが一枚上手です キラは瞬間性の動き,特に回避に強く,BSもあるため死角からの攻撃が必要ですが,機動・運動性で劣るνガンダムが死角に回るのは難しく,FFの運用と上記の戦術行動がポイントになります キラの正確な射撃やDGに邪魔され,墜としきれず先にFFの稼働限界を迎えるとジリ貧です （距離を保ち正対しつつ,BSを掲げて射撃されるだけで打つ手がない） 三十路前のアムロの体力や推進剤切れもあり,長期戦は不利です 反論はこちら http://2zimu.blog.fc2.com/blog-entry-316.html (英数記号)は参考文献 http://2zimu.blog.fc2.com/blog-entry-317.html