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歴史の教科書などによる外国人の名前の表記について なぜ教科書では、 日本人...

iku********さん

2014/5/3102:04:09

歴史の教科書などによる外国人の名前の表記について

なぜ教科書では、
日本人の歴史上の人物はフルネームで表記するのに対して(例 織田信長)
外国人の名前の表記は主にラストネームだけ

(例 ビスマルクやコロンブスなど)
なのでしょうか?
有名な人物はともかく、ラストネームだけでは性別が分かりませんし、人物としてみる視点ではすこし違和感が私はあります。

あと、性が二つ以上ある人物はわかるのですが、
たまにフルネーム表記の人物や(例 バスコ・ダ・ガマやトマス・アクィナス)
ごくまれにファーストネーム表記の人物(例 『神曲』のダンテ・アリギエーリ)
がいるのは何故なのでしょうか。


昔から勉強しているときに思う謎でした。
なによりも本当に性別がわからないし、人の名前ではなく単語として感じてしまいます。
誰かわかるかた是非回答よろしくお願いします。

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1,163
回答数:
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ベストアンサーに選ばれた回答

lab********さん

編集あり2014/5/3114:01:28

教科書等の外国人名表記は基本的には下記の原則に基づいていると考えられ
ます。

1.その人物が属する国で慣例的に用いられている表記方法を日本語化したもの
を用いる。
2.1にかかわらず、日本語の外来語表記として日本語独特の慣例が確立している
ものに関しては 、日本語での慣例に従う。

ビスマルクは、歴史に関連した書物に出てくる場合、ドイツ語でも"Bismarck"
が用いられています。コロンブスの場合はイタリア人で、本来イタリア語なら
Colombo(コロンボ)ですが、日本に外来語として入ってきたのはイタリア語経由
ではなく英語経由が主流であり、英語の慣例表記である"Columbus"をそのまま
日本語に訳した「コロンブス」が日本語表記として通用しています。一方で、
中国人など漢字文化圏の人物の場合だと、そのまま漢字を使うので混乱がない
のです。

日本人から見て特に欧米系の人物の男女の見分けがしにくいのは、元々その
人物が所属する国で呼ばれていた有名人の呼び方であるからで、その人物が
男か女かという区別はフルネームであれば男女を明確に区別できても、その
元々の国では常識の範疇に属する知識であるため、省略された表記になって
しまっているのです。
つまり元々、外国人である日本人に分かりやすく理解させるための表記ではなく、
現地人(もしくは現地以外の非日本人)が常識的慣例的呼び名(あだ名に近いもの
もある)として使っている呼び方をそのまま音訳したものに過ぎません。ですから、
その人物についての当該国における一般的な常識知識がなければ、人名では
なく単語として見えてしまうのは仕方がないことです。外国の人名地名表記に関し
ては、日本人の自己中心視点ではなく、外国人視点をそのまま持ち込んでいる
のです。これが中立的・学問的態度というものであって、逆に日本人に分かり
やすくするために勝手に名称を日本人に都合の良いように変更してしまったら、
それこそおかしな態度です。韓国が日本海を「東海」にしろとか言い出している
ことも、彼らの歴史観というのが日本のような学問的に中立な客観的見方では
なく、極端な自己中心史観に立っているからです。

尚、逆のパターンで「織田信長」が外国語の日本史に関する書物に出てくる場合
などは、最初はフルネームで出てきても(外国人になじみが無く知名度が低いせい
でもありますが)、初出以降はフルネームではなく"Nobunaga"という慣例表記で
表記されるのが一般的です。

質問した人からのコメント

2014/5/31 22:05:53

成功 長文でとてもわかりやすい説明していただいてありがとうございます。

どの回答をベストアンサーにするか迷ったのですが、「日本人の自己中心視点ではなく、外国の視点をそのまま持ち込む中立的・学問的態度」という表現に対してなるほどと感じた且つ、とても大切なことだなと思いましたので選ばさせて頂きました!

本当にありがとうございます。

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ste********さん

編集あり2014/5/3103:53:21

慣例としか言いようがありません。
たとえば、「ノブナガ」と言われれば
日本人でもほぼ100%、織田信長を思い浮かべるでしょう。
それぐらい定着しています。
外国の歴史上の人物の名前も同じような感覚だと思えばいいでしょうか。

つまり、コロンブスとだけ表現されても、
ほぼ確実に、クリストファー・コロンブスのことだと断定されるのが
常識なんだというわけです。

世界史の人名に関しては、各地域ごとにある程度の
暗黙のルールみたいなものはあります。
中国人なら、姓+名が基本。
たまに姓+字が有名な人もいて、それが通り名になっている人もいます。
例)項羽、蒋介石
これも、慣用表現というか慣例というか、たまたまそれが有名というだけです。
厳格に姓+名に統一すれば、項籍と蒋中正になります。
が、こう表現すると誰のことか分からなくなるでしょう。

ヨーロッパであれば、国王などは、ファーストネームだけで表現します。
それ以外の人々は普通はファミリーネームで表現します。
しかし、例外もたくさんあります。

爵位だけで表現される人。
例)ウェリントン…本名はアーサー・ウェルズリー。でウェリントン公爵。

あだ名の類が有名な人。
例1)スターリン…本名はイオセブ・ベサリオニス・ジェ・ジュガシヴィリ。
例2)エル・グレコ…本名はドメニコス・テオトコプロス。
エル・グレコはギリシア人という意味。
このようにどの名前が有名で、一般的に通用するのかというのが、
重要なわけです。
こういう人たちは、本名を出されても
普通の人には誰が誰やらさっぱり…ということになるでしょう。

で、元に戻って、コロンブスの場合、ファーストネームなしで
ほぼ本人が特定できるため、クリストファーは省略されます。
まあ、学校レベルの世界史の場合は、あくまで教養レベルですから、
その程度でいいわけです。
歴史学の専門分野の場合は、コロンブスという人物は実際、
たくさんいますから、フルネームでしっかり区別します。

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exh********さん

2014/5/3102:19:11

法律等で定められた基準がないため、統一性がまったくない状態になっています。

文科省から出ている基準で、外国の人名・地名を表記する際のカタカナの使い方は決められているのですが、フルネームで記述しなければいけないといった基準は設定されていないのです。
さらに、外国語をカタカナ表記する以上、現地の発音と完全に一致しないことは仕方がありませんが、英語人名/地名は良いとして、他の外国語である場合、英語発音でカタカナ表記されたり、本来の発音で既に定着していれば現地発音であったり… と、バラバラな状態です。

本来であれば、小学校低学年の教科書以外は例え学生が読めないとしても、「本来の言語/文字によるフルネーム」を書き添えておくべきと思うのですけれどね。

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