溶連菌よりも強い菌って何ですか??

溶連菌よりも強い菌って何ですか??

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溶連菌よりも強い菌…何を持って強いかは様々です。例えば、食事で食べる納豆には納豆菌が当然ながら生きた状態で相当多数、存在します。この納豆菌は100℃で煮沸しても、強酸を加えても生きながらえます。勿論、胃酸にもめげず腸に達して善玉菌の働きをするので、むしろ良い菌です。 さて、溶連菌感染症(Streptococcal infection)とは、グラム陽性球菌のうちレンサ球菌属に起因する全ての感染症のことです。溶連菌という名称の固定菌ではなく、グラム陽性球菌のうちレンサ球菌属する菌の総称です。つまり、溶連菌といっても、その種類は多数ということです。ご質問での「溶連菌」は化膿レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)かと察します。感染経路は飛沫感染です。よって家族内や学校・幼稚園・保育所、会社等、集団生活を行う人の間で広く保菌され、感染し、発症した場合、溶連菌自体による組織破壊や、溶連菌が産生する毒素での毒素性疾患には注意を要するものです。 故に様々な溶連菌による様々な疾患があります。例えば、猩紅熱(しょうこうねつ: Scarlet fever)も乳幼児に多発しがちな、溶連菌が発する毒素や菌体に対する所謂、免疫アレルギー疾患の一つです。つまり、溶連菌に含まれる菌は様々で、何でもない通常の空間でもウヨウヨいるっと言っても過言ではありません。 A群溶血性レンサ球菌の感染症に対しては、ペニシリン系薬の10日間経口投与が第一選択でしょう。一方、ペニシリンに対してアレルギーのある方に対しては、マクロライド系薬を投与しますが、マクロライド系薬については耐性菌の存在に注意する必要があります。ペニシリン系薬に効能がない場合は、例えば、新世代経口セフェム系薬又はを選択すべきかと思います(異論もあり)。日本国内ではマクロライド耐性菌の分離頻度が高く、注意を要すとの報告も目にします。要するに、ペニシリンが効かない、ペニシリンへのアレルギーを持つ場合は、やや厄介等の理由で医師が苦労しても、早期に改善できないケースが多数あるがゆえ、溶連菌恐しとの思いが蔓延しているかと思います(確かに怖い菌種ですね)。 さて、溶連菌よりも強い菌って何ですか??ですが、どのような菌でも怖いと言えば怖いものです。例えば、日和見菌と称する、平素は何でもない菌ってウヨウヨしておりますが、体力が弱った状態の方には、そういった菌でも命取りになりかねません。 ボツヌリス菌なども、他の大方の菌と異なる嫌気性菌である等のことから、その菌であることの見極めが遅いと呼吸筋を麻痺させ死に至るリスクも決して低くはありません。 他に、耐性菌があります。抗生剤の無意味な程の乱用・不適切な処方等に起因し出現したもので、多くの抗生剤がその効果が発揮できず、手の打ちようもない深刻な状況に陥ります。 他、様々ではありますが、黄色ブドウ球菌であっても、菌そのものは加熱や抗生剤等で駆逐できても、既に毒素を産生してしまった後では、その毒素は加熱しても死滅困難となるでしょう。 破傷風菌(Clostridium tetani)も怖い菌の一つですね。嫌気性菌であり、毒素型(テタノスパスミン:Tetanospasmin)という強毒にて神経系を侵し死に至る確率も高いかと思います(多くの方は、三種混合ワクチン接種により最悪な状況を回避できます)。 ここでは、ウイルス等への言及は敢えて避けましたが、人・時等によって、溶連菌よりも怖い菌の存在はザラではないということをお伝えいたします。 溶連菌も怖い・強いですが、他にも、強く怖い菌が星の数(チョット、オーバーな表記)程、身の回りに多種・多数存在しており、強さといった曖昧な基準では順位が付け難いものです。以上、当たり前の答えで恐縮ですが、良好な生活習慣や衛生的な行動の励行で体力低下を招かないこと、必要な予防接種を受けておくこと等での出来える対応をとっておくこと等が肝要かと思います。

ThanksImg質問者からのお礼コメント

丁寧にありがとうございます!

お礼日時:2014/8/11 11:47