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首相就任から開戦までの東條英機が和平派だったとする見解が非常に興味深いので、...

mol********さん

2014/8/1518:15:16

首相就任から開戦までの東條英機が和平派だったとする見解が非常に興味深いので、御手数ですが、追加で質問させて下さい。
多分、先の大戦を聖戦、大義ある戦いと考えておられると思いますが、

その期間における東條の評価はどう考えておられますか?マイナス評価ですか?(生涯に対する評価は10点満点だが、それがあるので9.5点とか)それともプラス評価なのでしょうか? (陛下に忠節を尽くしたから、など)
その場合、陛下の意向を薄々は感じていたであろうにも関わらず、強硬論を語る軍上層部はマイナス評価なのでしょうか?
宜しくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

sou********さん

2014/8/1604:51:47

彼を四六時中監視してた訳でもないし寝食共にした訳でもない。彼を評価するには資料や証言でしかできない。だから資料を根拠に前回の質問投稿に回答したでしょ。彼を評価するには個人差が出ると思うから、俺の評価が絶対に正しいという訳ではない。その辺を理解してもらいたい。

陸軍統制派で好戦的な一面を持ってた点をマイナスにしても、首相就任後は開戦回避に向けて一生懸命努力してたことや近衛の責任も背負い込んだことなどは、各種資料から読み取れるため総合的にプラス評価できると思うよ。あの時はもはや、にっちもさっちもいかない状態で誰が首相をやっても結局同じだったからね。回避に向けてやれるだけのことはやった。それでも東條を批判するのは左翼による極悪人にしたい願望レッテル張り、イデオロギーというところか・・・。東條英機だけ責任を負わせるのは左翼人間のご都合主義ってやつでは?だって左翼人間は絶対に近衛文麿を批判しないでしょ?

陸軍統制派(好戦派)の正体については、近衛文麿が吉田茂、小林躋造海軍大将との会談で暴露してる。

「(中略)石原は満洲事変には其の対ソ連観から大いに努めたけれ共、之を拡大し支那事変に導くが如き考え方には反対した。之が為に追われて晩年不振であったが、彼の作らしめた産業五カ年計画及び国内革新案は其の儘軍に保管されて居た。之を軍の新進気鋭の徒が読んで大いに之に共鳴し、世の所謂新人乃至革新派の連中に近付き之が実現の方策を練らしめた、所が此の「新人」の内に共産主義者が居り、彼等は軍を利用して其の理想を具現せんと決意し切りに軍の新進に取り入った。何しろ「新人」は頭がよく其の理論も一応条理整然として居るので軍の新進は何時の間にか之に魅せられ、国内革新を目標に、而して其の手段として長期戦争を企てるに至ったのである。要するに陸軍の「新人」は作戦上の必要に藉口し、独断で戦争を拡大し、之に依って国家改造を余儀なくせしめんと計画したのである」

と陸軍中堅層が抱懐するという『国家革新の陰謀』に言及し、

「陸軍の赤に魅せられた連中は、政府や軍首脳部の指示を無視し、無暗に戦線を拡大し英、米との衝突をも憚らず遂に大東亜戦争にまで追い込んで仕舞った。しかも其の目的は戦争遂行上の必要に藉口し、我が国の国風、旧慣を破壊し、革新を具現せんとするのである。此の一派の率いる陸軍に庶政を牛耳られては国家の前途深憂に堪えない。
翻って所謂革新派の中核となってる陸軍の連中を調べて見ると、所謂統制派に属する者が多く荒木、真崎等の皇道派の連中は手荒い所はあるが所謂皇道派で国体の破壊等は考えて居らず又其の云う所が終始一貫してる。之に反し統制派は目的の為に手段を選ばず、しかも次々に後継者を養っている」

と警告を発し、小林大将に、後継首班を引き受け、この「赤に魅せられた」陸軍の革新派を速やかに粛清することを要請した。

石原莞爾中将や岡田啓介元首相も陸軍統制派(右翼の衣をまとった革新左翼)の正体に薄々感ずいてたみたいだけど。
まぁ、近衛は親ソ派で共産主義者だったし取り巻きの昭和研究会と朝食会のメンバーも全員共産主義者、そして天皇に上奏して責任逃れ(共産主義者に騙されたという言い訳)をやった卑劣な奴。近衛は「東條に敗戦の責任を負わせましょう」と皇族に意見具申したし。お前が責任を取れっちゅうに(怒)何の責任も取らず説明責任も果たさず、自殺という究極の「逃げ」方をした卑劣な奴といった所か。

好戦派(強硬派)は国体破壊を目論む革新エリート(革新左翼)に踊らされ、コミンテルンの敗戦革命に感化されたのか戦線拡大・継続を声高に主張してた「売国奴」。支那事変、日中戦争が泥沼化したのも尾崎秀美と陸軍統制派の革新左翼どもが主導してた。これに近衛が乗っかりコミンテルンの策略に手を貸してた構図が完成。

尾崎秀美の獄中手記

「私は第二次世界戦争は必ずや、第一次世界大戦に続いて再び帝国主義諸国間の世界分割に終ることなくして、世界変革―世界共産主義革命が完全に成就しない迄も決定的な段階に達することを確信するものであります。今次の世界戦は資本主義社会の総決算たるべき運命を背負ったものであろうと確信致して居るのであります。」
「我々はソ連の力を藉り、先ず支那の社会主義国家への転換を図り、これとの関連に於いて日本自体の社会主義国家へ転換を図る。日本の行くべき唯一の方向はソ連と提携し、これが援助を受けて、日本社会経済の根本的立て直しを行い、社会主義国家としての日本を確乎として築き上げることでなければならないのであります。更に中国共産党が完全なヘゲモニーを握った上での支那と、資本主義機構を脱却した日本と、ソ連との三者が緊密な提携を遂げることが理想的な形と思われます。」

これが共産主義者、革新左翼の思想

統帥部に潜伏してた革新左翼どもにプラス評価なんか与えられるかいな

  • 質問者

    mol********さん

    2014/8/1616:40:55

    回答有り難うございました。
    そうか、近衛か…。確かに近衛の責任は極めて重大、自分も、国家を危機に追いやった 一人とは思います。
    今まで断片的に貴方様の回答を拝見させて頂き、自分の浅学無能もあって今一つ主張が理解できないところがありましたが、共感できるかどうかは別にして、少なくとも理解は出来ました。
    自分は伝統を壊して未来を創造するという意味で左派ですが、共産主義ではありませので(マルクスの才能には惹かれますが)、スターリンや毛沢東は嫌いですし、今の中国や北朝鮮にもまったく魅力を感じていません。ですから、近衛や尾崎を擁護する気もありません。左派も色々と思っていただければ幸いです。

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質問した人からのコメント

2014/8/16 16:42:28

抱きしめる 度重ねて、ご丁寧な回答に篤く御礼申し上げます。

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